学習の仕方は人によって違う

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【働き方】に正解はない!人による『学習』『回復』の違いを知ろう!

「働き方改革」や「アフターコロナ」と言われるものが、環境をどんどん変えていく。

この環境に正解はなく、“いかに自分に合った環境に身を置くか”が大切です。 

まずは、『どんな違いがあるのか?』を知ること。

特に学習や回復の仕方は、人によって全然違う?

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似ている?『学習の仕方、回復の仕方』

人によって、どんな環境にいると勉強がしやすいかは全然違う。

 

「えっ!そんなうるさい場所で頭入るの?」

と思う人もいれば、

「一人じゃ進まなくない?」

と思う人もいる。

特に周囲にいる人数や、人の存在する・しないといった環境が大きく影響するものを紹介します!

 

実は、『学習の仕方』と『回復の仕方』は似ていることが多いんです。

 

自分自身が間違った学習法をしていませんか?

誰かを気遣って食事に誘ったのに、逆に疲れさせてしまったことはありませんか?

 

ガヤガヤがいいタイプ

まず、どちらかというと“大人数”が好き。

周囲がガヤガヤしているぐらいの方が落ち着くといったタイプ。

(この時点で「理解できん」と思っている人もいるでしょう)

 

こんな学習が好き

学校や塾など、人が多く居る場所でやる。

色んな人の話し声が耳に入っている。

教えたり、聞いたり、人と会話しながらだと頭に入りやすい。

こんな環境だと回復する

大勢で遊びに行く。

たくさんの人に囲まれていて、色んな人の存在を感じる環境だと癒される。

 

こんなタイプの人に、一人で勉強をさせると全然進まなかったりします。

それに、「疲れているみたいだから、そっとしておいてあげよう」と距離を置くと、どんどんストレスを溜めてしまう。

 

 

数人がいいタイプ

次に、大勢でいるのは嫌いじゃないけど疲れる。

2~3人で食事したり飲みに行くのが好きというタイプ。

 

こんな学習が好き

リビングや友達の部屋など、3人~5人、できれば一人でない方が好き。

たまに分からないことを聞けるといい。

励まし合ったりして一緒に勉強している人がいると頑張れる。

こんな環境だと回復する

数人で食事に行く。

気の知れた仲間と一緒にいると、活力が湧いてくる。

 

バランスを取りたいタイプなので、あまり大勢の場所に誘ってしまうと疲れてしまいます。

かといって繋がりは欲しいので、一人でいるのも寂しい

 

一人がいいタイプ

最後に、一人が好きなタイプ。

仕事終わりはすぐに一人になりたいし、食事に誘われたりすると疲れる。

 

こんな学習が好き

自分の部屋で一人でやるのがいい。

余計な音が耳に入ったり、余計なものが目に入らない環境にしたい。

雑音の入らない集中できる環境だと頭に入りやすい。

こんな環境だと回復する

一人でゆっくりする。

人と会話せずにいられる環境だと疲れが抜けていく。

 

こんなタイプの人には、気を遣って食事に誘ったりすると断られることがあります。

数人で勉強していても、本当は早く一人になって遅れを取り戻したいと思っています。

 

ちなみに図書館で勉強するのは、一人になる環境が欲しくて行く人と、一人だと気が散るから行く人がいます。

ヘッドホンをしているなら、一人になりたいのかもしれませんね。

 

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行動特性『自己表現性』の違い

そんな訳なもんで。

「自分の感覚が当たり前」なんて思ってしまうと、気を遣ったつもりが逆効果になります。

 

無理をさせると、

みんなが学習を進めている中一人だけ進まない。

みんなが回復している中一人だけ疲れる。

という可哀そうな状況になるから注意です。

 

なぜこんな違いがあるのかというと・・・

ポイント

人の行動特性は違うから。

中でも『自己表現性』の違いで、周囲の人との距離感が全く異なる。

 

自己表現性

3つある行動特性のひとつ。

活発な表現をするほど『右寄り』

もの静かな表現であるほど『左寄り』という。

 

どちらが良いとか悪いということはなく、どちらにも強みがあります。

 

右寄り「活発な表現」の特徴

自己表現性が右寄りの人は、「活発」と言われることが多い。

右寄りの特徴

  • 声、身振り、手振りが大きい
  • 物事を熱心に伝える
  • 人に働きかけながら物事に取り組む
  • 人前に出ることに抵抗がない
  • 大人数でいるとパワーが出てくる

 

左寄りの人から右寄りの人を見ると、

「大げさだなあ・・・」

「口が軽そうだなあ・・・」

「うるさいなあ・・・」

と思われることがある。

 

自分の感じていることや思いを、表現したいんです。

「表現しないと伝わらないでしょ?」

と思っている。

もっと言うと、「表現するのが正解」だと思っているかもしれませんね。

 

確かに。その通り。でも逆の考え方もあるんです。

 

左寄り「もの静か」の特徴

自己表現性が左寄りの人は、「もの静か」と言われることが多い。

左寄りの特徴

  • 人の話にじっくり耳を傾ける
  • 感情をあまり表に出さない
  • 言葉を慎重に選ぶ
  • 人の注目を浴びることを好まない
  • 少人数の方が居心地が良い

 

右寄りの人から左寄りの人を見ると、

「何考えてるか分からない」

「暗い」

「存在感薄い」

と思われることがある。

 

そんなに表現する必要はないと思っているんです。

「わざわざ言う必要ないでしょ?」

と思っている。

もっと言うと、「控えめであることが正解」と心の底では思っているのかも。

 

確かに。その通り。でも逆の考え方もあるんです。

 

「正解」は自分にとってのもの

ということで、正解は自分にとってはホンモノ。

だけど人に強要するものではありませんね。

あなたの学習方法や回復方法は、人に強要されるものではありません!

 

大勢でいたいなら無理して一人にならない。

一人でいたいなら無理して大勢でいない。

 

そうすることでストレスは溜まり辛くなります。

そして、学習の効率も上がりますよ!

 

「なんだか勉強がはかどらないなあ」

と思ったら、一度周囲の環境を見直してみてはいかがでしょうか?

 

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宮内 利亮

《『ココナラ』のキャリア相談実績No.1》 はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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