失敗から学ぶは遅い?

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『失敗から学ぶ』では遅すぎる!?現代社会の学びには『素直さ』必須

「どんどん失敗しなさい!」とは社会で良く言われること。

だけど、本当に何も考えずに行動しまくって失敗しまくるのも迷惑なものです。

現代社会は特に変化が激しく、一人の失敗の量では全然追い付かない。

一度立ち止まって考え、先人の知恵を借りてみては?

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『失敗から学ぶ』では遅すぎる!?

失敗の量が追い付かない!

社会人には失敗が付きもの。

チャレンジした結果の失敗はむしろ賞賛されるべきだし、そこから学べることは本当に大きい。

しかし、全社員がイチから全部失敗し続けていたら会社がもたない

 

それに、現代社会は変化のスピードが激し過ぎて、失敗を重ねても次から次に新しい手法に更新していかないといけない。

“悠長に失敗し続けている場合ではない”とも言えますね。

 

『ノウハウ』というものは、未来の人たちが同じ失敗を繰り返さないために蓄えるものです。

自分一人では全然失敗の量が追い付かないから、過去に成功や失敗をした人から学ぶこと。

現代社会は、過去の人類・会社・先輩の経験から学ぶ重要性が増してきている。

 

人の数倍失敗を重ねるか、学ぶか

現代社会で成果を上げるためには、人の何倍も行動をして失敗を続けるか、学ぶかのどちらかです。

失敗をしないといけない量は毎年増えていきますから、どれだけ大変な事なのか分かりますね。

 

それに、情報収集も以前より格段にしやすくなっている時代です。

活字情報は紙媒体からインターネットのブログに変わり、その何倍もの情報量を持つ動画が現代の主流になっています。

しかも情報の希少価値は情報量の増加と共に下がり、お金をかけなくても色んな情報が手に入るようになってきました。

今でこそ“情報弱者”と言われるような格差がありますが、この格差も年々なくなっているのを感じます。

いつでも、どこでも、誰にでも、質の高い情報を得られる機会がある。

 

運動や筋トレにおいても、がむしゃらにやり続けるよりも考えながらやらないと成果が出ないですよね。

 

『行動』から『考動』に変わっている

『行動』は相変わらず大切です。

何を思い付いたとしても、とにかく行動しないと何も始まりません。

 

しかし、今の情報化社会ではその前に“考える”ことができる

同じ「こうどう」でも、考えて動く『考動』が大切だと言われます。

『考動』+『勇気』が、昔でいう『行動』になるような感じですね。

 

考えなしに行動しても、過去に誰かがした失敗を何度も繰り返すことになります。

この行為を、周囲の人は認めてくれるでしょうか?

いいえ、「もっと成果の出る行動をしろよ…」「もっと考えて動けよ…」と思われてしまいますね。

 

ただし、「学んでから動きましょう」というと初動が遅くなります。

だから学びと行動を同時にやるぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。

学びながら動くことが現代社会では大切。

 

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“過去の失敗・成功”から学ぶ

『素直さ』がないと出遅れる

これだけ社会がノウハウや経験を積み重ねているんだから、だいたいのことは先人が失敗の末に成功してくれています。

学べることはたくさんあるから、そこからいかに“多くを吸収するか”ですね。

現代社会では学べる量がとにかく多い。

学びの吸収力となる素直さがとても大切になる。

 

この素直さがないと、出遅れます。

周囲を見渡してみましょう。

上手くいく人といかない人は何が違うでしょうか?

 

上手くいく人は、教えられたことをまずはそっくりそのままやってみる

上手くいかない人は、勝手にアレンジを加えて失敗は人のせいにする。

 

人が教えてくれることには、上手くいった要因・ノウハウがあります。

だから“素直に”まずは「その通りやってみよう」と受け入れることが出来る人は、一度やってみた体験から多くを学べるんです。

隠れたノウハウや言語化できない要素を学ぶことが出来る。

 

だけどアレンジを加えてしまうと、目に見えていないこの要因を飛ばしてしまうことがあるんですね。

「コレのどこがいいんだ!?」「全然上手くいかないじゃないか!」と思っていることでしょう。

せっかく動いても、素直さがないと学べるものは半減してしまうので注意です。

 

一度は検証して深く学ぶ

過去から学べることは、特に『理論』などの形になってノウハウとして残っているものが多いです。

だけど理論などを知っているだけでは“自分の経験”とは言えません。

前述したように、“素直にやってみる”ことが大切です。

失敗も成功も、一度はやってみて検証すると言語化されている以上の情報量を得ることが出来る。

自分のものになる。

 

『知っている』と『経験がある』の間には雲泥の差がありますね。

ノウハウや理論というものは、だいたい簡略化されて汎用的になっています。

これを一度は細部(現実)に当てはめて使ってみないと、本当の学びとは言えません。

 

現代のテクノロジーを駆使しても、疑似体験はなかなか難しいものです。

言葉や映像にするうえでどうしてもフィルターがかかったり情報量が削られたりする。

「こうしなさい」の結果だけが残り、「なぜなら」の深い部分は削除されています。

だから自分でやってみることが一番学びになり、その他の事案にも応用が効くようになっていくんです。

 

一人の進化より、人類の進化

人ひとりが一回の人生でできる失敗の数なんてたかが知れています。

いちいち社会人のアレコレを全部自分で失敗して学んでいくなんて効率が悪くて仕方ない。

 

人類は、過去の人が積み重ねてきたものを私たちが活かしているから進化しているんですよね。

日本人なら日本語を学び、使う。

わざわざ“自分語”を開発して使っている人を僕は見たことがありません。

 

もし自分語を開発しようとしたら、それだけに人生を捧げるぐらいボリュームのある仕事でしょう。

それが私たちは、10歳に満たないうちに終えている。

素直に日本語という文字を、言われたとおりにそのまま使っているから、次の段階に行けているんです。

 

過去の人たちのノウハウ、しっかり活かしていますか?

『失敗から学ぶ』のでは遅すぎる。

効率よく『考動』し、現代社会のスピードについて行きましょう。

 

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宮内 利亮

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