今回は体育会系におすすめの「転職・就職の立ち回り方」についてです。
僕は元々中小企業で人事をやっていました。
新卒採用や中途採用も10年以上携わり、体育会系採用にも力を入れてきました。
ポイント
アスリート専用のイベントがあるほどの人気です!
スポーツを長くやってきたという事実そのものを強みにして、せっかく有利な状況をしっかり活用していきましょう!
企業が体育会系人材を欲しがる実態を知り、もっと人事の心をつかむ人材になろう!
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人事ったらし
体育会系人材は、「人事ったらし」です。
多くの企業が欲しがるため、合同説明会などではひっぱりだこになります!
事実、僕が合同企業説明会に出る時には体育会系人材をメインターゲットにしていました。
業種がスポーツに関係したということもあるのですが、それを差し置いても求める人物像に非常にマッチするんです。
参考
僕が合説でどういう学生さんに声をかけていたかというと、体育会系っぽい学生さんでした。
見るからに筋肉がある!こんがり日焼けしている!歩き方に迷いがない!
そんな学生が遠くで歩いているのが見えると、真っ先に呼び止めました。
「体育会系だよね?」と聞くとほぼ間違いなく当たるようになりましたよ。さらに見た目だけで、なんとなく競技まで判別可能です!
さらに、体育会系にはよくフラれたものです。
他の企業にもどんどん声をかけられてしまうので、自社より条件のいいところに行ってしまう可能性が高い。
ポイント
だけど、条件だけで選ばないところがまた、体育会系人材の魅力。
人で選んでくれるから、相変わらず“たらされて”しまうんですね!
体育会系オーラ
余計な言葉はいらない
体育会系の強みは、すでに経験の中や経験からにじみ出る外見にも現れています。
ポイント
・屈託のない笑顔
・整った姿勢
・鍛え上げられた筋肉
これらを見ただけでも、今まで通ってきた険しい道のりを容易に想像することができます。
この雰囲気から醸し出されるオーラを感じ取って、人事は狙っているわけです。
言葉で飾る必要はないんです。
僕が体育会系人材好きな訳
なんといってもナチュラルさです。
誇りはあってもプライドはない。勝つか負けるかの実績だけで勝負していると、余計に自分を飾ることの無意味さを知っているみたいですね。
分からないことは分からないと素直に言えるところがイイです!
実績は示せ
ただし、実績は示す必要がありますよ。
試合の成績がよかったらそれが一番いいですが、他にも示せる実績があることを知っておきましょう。
- 試合の成績
- 続けてきた期間
- 部内での役割
- 自己ベスト更新
- 自己目標達成
- 練習に捧げてきた時間
これも余計な話を長々するよりも、実績だけ示してそれが“どれだけすごいのか”さえ伝わればOKですね。
注意ポイント
本人はすごいと思っていないことが多々あります。
おそらく、同じように頑張っている人やもっとすごい人がいるからそう思うのでしょう。
日本全国の同年代と比べて自分はどうかを客観的に示しましょう。
想いを自由に語れ
さらに体育会系人材に惹きつけられるのはこれです。
今まで競技にかけてきた想い
仕事もスポーツと一緒で、本気でやればやるほど成果が出るし面白くなります。
このスポーツへの想いと仕事への想いを、人事や社長は重ねて見てしまうんですね。
仕事はやる気ない人材もいるんですけどね(笑)。
ポイント
引退近く、もしくは引退後なら、今一度自分がやってきた競技に関して振り返ってみましょう。
どんな想いで競技に向き合ってきた自分がいますか?
それを人事の前で語れる人材はとても魅力的に見えますよ。
転職エージェントを活用
企業からのオファー率が高い
体育会系人材を求めている会社が多いことは言いましたね。
転職エージェントを登録している会社は、エージェントに“求める人物像”を伝えてあります。
ポイント
体育会系専用のエージェントはもちろん、そうでない総合エージェントにも、「体育会系人材を紹介してください。」とエージェントにお願いする企業が多い!
- より幅広い業界から選びたい。
- すでに狙っている会社がアスリート専用エージェントに登録されていない。
- アスリート専用にしたいが、場所が遠くて行けない。
などの理由があったら迷わず総合エージェントにも申し込んでください。
体育会系人材がより目立ちますよ!
待ちの就活が可能
合同説明会もいいですが、とにかく企業から声をかけられます。
断る勇気がないと、行きたくもない会社の説明を長々と聞いて時間を取られることになります。
なので、合同説明会は狙っている会社が来ている時や業界研究などの軽いノリで行くといいです。
参考
企業の戦略
【地上戦】合同説明会などの、直接学生さんと会える機会。人気企業でなくても学生さんと接点を持てるという利点がある。
【空中戦】ナビや広告など、ウェブを使った方法。より多くの求職者にアプローチできるという利点がある。
転職エージェントはお互い知らない状態から直接会うわけではないので、【空中戦】に近い。
ポイント
合同説明会に来ている会社よりも、エージェントに登録している会社のほうが圧倒的に多い。
少ない数から選ぶのはもったいない。どこかに就職したとしても、一度選択肢に入れた会社は転職先として選択肢に残しておきましょう。
注意ポイント
待ちの就活だからといって、オファーが来た会社にすぐに決めないようにしましょう。
しっかり自分の軸を持って、自分で決めたという認識が必要です。
納得がいくまで企業を選んでいきましょう。
では、転職エージェントサービスを紹介します。
もちろん全て無料なので、登録しておいて損はありません!
アスリート専用サービス
東京、神奈川、埼玉、千葉なら『アスリートエージェント』
首都圏中心なら、スポーツ人材に特化した転職支援サービスのパイオニア【アスリートエージェント】があります。
10代~30代の体育会出身・スポーツ人材で転職活動中の方、新卒も多く利用しています。
ポイント
・プロ就職アドバイザーがマンツーマンで担当。
・企業を10万社以上の中から選抜。
・アスリートエージェントだけの体育会限定求人案件が多数。
・オリジナルの無料適職診断からデータに基づいた求人を紹介。
・オリジナル研修プランで内定後もフォロー。
・入社後も不安の解消やキャリアプランを考える手伝いをしてくれる。
業界のパイオニアならではのパイプの強さがウリです。
他社にない求人に巡り会える可能性が高いですね。
全国区、業界最高峰『スポナビキャリア』
僕がメインで使っていた「スポナビ」です。
スポナビの合同説明会には年に3回は必ず参加し、人材紹介も何人もしてもらいました。
合同説明会には申し込みが始まってすぐに申し込まないと埋まってしまう企業からの人気ぶりです。
ポイント
・体感的な企業からの人気はおそらくナンバー1です。
・エージェント全員が体育会出身。
・大手、超優良企業、スポーツ関係から地方の中小企業まで幅が広く案件を持つ。
・30代の転職でも紹介案件多数。
参考
僕がいた会社では、「スポナビから紹介」というだけでほぼ選考なしの社長直行でした。
それぐらい信頼できるほど、企業担当の方は会社に何度も足を運んでくれ、求める人物像も事細かに話し合いました。
担当の一人に、仕事で行ったはずの大学で部活に参加することになってしまい、ズボンが破れるまで学生と一緒に練習した人がいます!(笑)
はっきり言います。 スポーツを経験している人は、間違いなく登録しておくべきです。
自分の優位性を活かして、自分に合った会社を紹介してもらいましょう!