そろそろ秋採用の時期です。みなさん転職の準備できていますか?
ここではいよいよ私の本領を発揮したいと思います!
このホームページの存在意義!
人事として採用をやってきた私が人事の側面から情報を発信して、みなさんが自分らしくあれる会社を見つけやすくすること。
おそらく他のページでは人事の経験がない人か、エリートな人がやっています。
ですが私はエリートでもなんでもなく、高卒で何にもできないところから中小企業で人よりも長く働き、なんとか人事部長になるまで頑張ってきたというだけの普通の人間です。
自信を持って、大多数の方に寄り添ったお話ができるのではないかと思っています。
みなさんの光り方を探すお手伝いができたら幸せです。
さて、このページを見ていただけているということは就職や転職をお考えだと思います。
みなさんの転職を有利にするために私ができることは、採用の背景を知っていただくことです。
採用市場の三者
①求職者 ②求人元企業 ③求人会社
それぞれの意図と利益を理解すると、その中でどう立ち回るのが一番有利なのかが丸分かりです。
結論から言います。
結論
転職支援エージェントが、みなさんにとって圧倒的に有利です。
一番下に転職エージェントのリンクを貼りますので、ぜひ登録して面談に行ってみてください。
では、ここからなぜ転職エージェントなのかを解説していきましょう。
採用手法ごと「人事の意図」
現在、とんでもない売り手市場。つまり就職しやすい時代です。企業も躍起になって人材確保に乗り出しています。
ここで気を付けて頂きたいことです。
企業側のいいように採用されないこと!
とにかく人材を確保するためにあの手この手を使うわけですが、ここに乗せられてしまうと「こんなことしたいわけじゃなかったのに・・・」と貴重な時間を無駄にしてしまいます。
だから流されないために、まずは企業側の意図を知ることが大事です。
人事は色んな採用の手法を取り入れて幅広くカバーしています。それぞれメリットデメリットがあるので、どれも並行してやっている企業がほとんどです。
その中で実際に求職者の入社経緯になるのはひとつだけ
採用においては、求職者や媒体と同時にお金が動きます。
ポイント
このお金の動きを見ると、それぞれの損得とそれを使う意図が見えてくる。
では、各採用手法を使う人事の意図を見てみましょう。
① ハローワーク
無料で登録できる。
正直期待はしていない。無料でリスクがないから載せている。助成金が取れたらラッキー。
② 広告掲載型(紙・WEB)
サイズや検索順位によって異なる金額を払い、求人広告に載せる。採用できるかどうかは分からない。
※平均3万~30万円程度
【金額÷採用できた人数=採用単価】で費用対効果を考える。
この求人なら集まる見込みがあるかもしれない。安く採用したいから広告を出してみよう。
③ 採用課金型
採用されたときにはじめて料金が発生する。求人広告を出すのは無料でできる。
※正社員で一人平均30万円程度
【成功報酬金額=採用単価】採用単価があらかじめ決まっている。
お金かけたくなかったら採用しなければいい。掲載だけなら無料だからしておこう。
④ 合同説明会
大きなホールを会場として、多くの会社が集まり各社が説明を行う。求職者に来場してもらう。お金を払ってブースを借りる。日程は限られている。
※1回1ブース30万~100万円程度
【出展料(+人件費)÷採用数=採用単価】
【出展料(+人件費)÷集客数=着座単価】着座を目標にすることが多い。
せっかく出るならとにかく多くの人に来てほしい。その後のことは後日考えよう。
⑤ スカウト型
企業の担当者が求職者のデータベースを見て、気になる求職者にダイレクトメールでアプローチする。掲載課金、採用課金、スカウト数に応じてなど様々な支払い方がある。ダイレクトリクルーティングとも言われる。
※他の掲載課金や採用課金と同じぐらいの採用単価になる。
ひとりひとりじっくり見ている時間なんてない。メール送るのが面倒。人事側からすれば全然ダイレクトではない。
⑥ 人材紹介型
紹介会社からの紹介を受けて面接や面談をする。入社か内定してはじめて料金が発生する。予め求める人物像を紹介会社に伝える。企業側の目標も担当者と共有する。
※中途一人採用 年収の30%程度
※新卒 60~100万円程度
【紹介料=採用単価】採用単価があらかじめ決まっている。早期に退職すると返金がある。
正直高い。面接はタダだから、たくさん紹介してほしい。全部登録しておこう。採用業務も大幅にカットできる。だけど採用は慎重に。
いかがですか?
おすすめの転職支援エージェントは人事側からすると、とにかく高い!しかし効率が段違いにいい。
ちなみに私がいた企業はそこまで人気の業種ではないので、高いとはいえ新卒で言えば紹介が一番採用単価が低かったです。中途はほぼ紹介しか使っていませんでしたし、掲載課金は一切使っていませんでした。
ポイント
紹介会社にしか求人を出していない企業も多くある。
費用が高くて採用を慎重にされるのはマイナスに感じるかもしれません。
しかし、後でも書きますがこれ自体が実はみなさんにとっての一番のメリットとなる理由です。
課金して掲載するととにかく誰でも採用したくなります。採用すればするほど採用単価は下がりますから。
これは求職者にとっては大きなデメリットです。
数合わせで無理やり採用されることは一番避けるべき。
本来行きたくもない会社に入社している時間は非常にもったいない。マッチングが命です。
そして、③採用課金のように「採らなければいい」とはなりません。なぜなら、あまり採用できないでいると紹介してもらえる優先順位が下がってしまうから。だから事前の求職者とのマッチングに注力しています。
採用手法ごと「求人会社の利益」
では、次に転職支援エージェントも含む「求人会社」の利益を見てみましょう。
① ハローワーク
求人が増えても減っても、採用されてもされなくても変わらない。
② 広告掲載型(紙・WEB)
求人を掲載されればされるほど利益。採用が成功すると求人が減るので見込み利益が下がる。
③ 採用課金型
掲載を増やしただけでは利益にならない。求人が増えると、業務が増えるので経費がかさむ。効率よく採用が進むと利益。
早期退職の場合も返金しないことがある。退職者がまた採用されるとまた利益。
④ 合同説明会
企業が多く出展してくれたら利益。何度も開催できれば利益。
採用が成功すると求人が減るので見込み利益が下がる。
⑤ スカウト型
課金の形式によって上記4つと似てくる。
⑥ 人材紹介型
やみくもに紹介しても利益にならない。効率よく採用が進むと利益。
採用課金と違いマッチングの業務をシステムではなくエージェントが行うため、より業務と経費がかさむ。
退職があると返金しなければならない。
ここで求人会社の意図ではなく利益としているのは、「意図としてはマッチングをしたい」。だけど不本意でも「利益とその意図が逆行してしまうから」です。
さて、お分かりだと思います。
通常、求人会社は企業の採用が成功すると儲からなくなります。「もう充足したので求人ストップします。」と企業から言われると、「よかったですね!」と言いながら利益は減るという悲しい構図になっています。
その中で人材紹介、つまり転職エージェントが一番、マッチングと利益が直結する性質を持っています。
ポイント
転職エージェントは、採用の確立が高く退職の可能性が低いところだけを紹介したい。
これだけでも、求職者にとって一番メリットのある採用手法が転職エージェントであることが分かります。
人事を長年やっていた私も、転職活動で行ったのはエージェントの利用のみです。本気でマッチングを考えてくれることが分かっていますから。
採用手法ごと「求職者のリスク」
今度は求職者、つまりあなたのリスクについてです。
① ハローワーク
・積極的な求人の紹介はない。
・自分から取りに行く必要がある。
・求人が見にくい。
② 広告掲載型(紙・WEB)
・誇張された広告だったとしても、応募してみないと分からない。
・チェックできる求人数に限界がある。
・掲載されていない求人も多い。時期によって出ている求人、出ていない求人がある。
③ 採用課金型
②と同じ
・企業側の採用のハードルが高い。
④ 合同説明会
・日程がピンポイントで決まっている。
・その場に行かないといけない。(その場に行って企業をたくさん見れるというメリットでもあるが、地方は特に厳しい)
・無理やり話を聞かされる場合がある。ミスマッチになりやすい。
⑤ スカウト型
・待ちの姿勢のため時間がかかる。
・望まない企業からのメールの方が多い。
・自分の情報を広く公開しなければいけない。
⑥ 人材紹介型
・申し込みをしなければいけない。
・事前に自分の希望を伝える必要がある。
・エージェントと面談に行かなければいけない。
このように、転職支援エージェントにもデメリットは他の就活方法と同じくあります。
しかしメリットの方が圧倒的なので、次で説明します。
転職支援エージェントがダントツのメリット
私がまだ人事をやっていたらこんなことは言いません。
高いからです。(笑)
ですがみなさんには、高いからおすすめなのです。お金を出すのは求人元企業、リスクを取るのは求人会社ですから。
メリット①
本気で採用してくれる。本気でマッチングしてくれる。
自分を低くみてはいけません。皆さんの価値は高いということが最大のメリットです。
私はよく、求職者の方と食事に行かせてもらったり社長との事前の席を設けたりしていました。他の採用手法ではなかなかないことです。
紹介会社に赴いてエージェントを集めてもらい、求める人物像について何時間も話し合ったこともあります。
採用が決まると、私もエージェントも心から喜び合いました。
メリット②
比べ物にならないほど効率がいい。
転職はスピード勝負。ボーナスをもらっていかに早く次を見つけるかが大事ですね。
うかうかしていると次のボーナスがまたほしくなります。退職したい会社にとどまることは時間がもったいないです。
時間を最大限短縮したいですが、自分ですべての求人をチェックして、企業に連絡して、履歴書を毎回書いて、合格率の低い面接で疲弊して、何度も日程調整して、となってしまうとまるで時間が足りません。
転職支援エージェントはこれら全てをやってくれます。
求職者は最初に「自分が何をしたいのか、どんな会社を紹介してほしいのか」を頑張って考えれば、あとはお任せした方がうまくいきます。
そしてそれが3つ目のメリットでもあります。
メリット③
自分のことをよく考えるきっかけになる。
私は転職の時が、今までの自分を振り返る最大のチャンスだと思っています。
入社してからは一生懸命に突っ走ってしまいがちですが、時には振り返ることも人生には本当に大事です。
気づいたら遅かった・・・なんてことになる前に、しっかり自分のことを考えてあげましょう。
面談に行くと希望について色々質問されます。
そこで自分のことをアウトプットすることで、本当の自分の望みを発見することもあります。
できれば「ジョブカード」を作っておくと後々のキャリアのために非常に役に立ちます。
さて、エージェントさんに言わせると「もっとメリットあるよ!」と怒られてしまいそうですが、文章量も多くなってきたのでこのあたりにします。
エージェント支援に向けて準備すべきこと
求人を探す手間を丸投げして以下のようなことに力を注いでください。
- 自己分析をする。
- 過去の経歴、成績を振り返りPRをつくる。
- 自分は本当は何がしたいのか考える。好きなこと、褒められたことなどを中心に。
- わがままに意思を伝える。
明確にエージェントに伝えるほど、マッチングはうまくいきます。
是非この機会に、過去最大に自分らしさを表現してみてください。
エージェントはどこがいいのか?
私は、全部申し込んでもいいと思います。
せっかくの転職の機会がもったいないですから。
ただ、他の求人会社で紹介を受けている場合は、どこの会社を紹介されているのかしっかり共有してください。その説明は面談でありますので安心してください。
では、実際に転職エージェントのサイトへのリンクを5つ貼っておきますので、是非面談に行ってみてください。
どんとエージェントさんを頼ってください。決して安くない金額を企業からもらうんですから、とにかく頑張ってくれますよ!
では、あなたの転職が成功することを心から願っています!
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