この記事では、これからの就活で必須ともいえるツールを紹介します。
動画で見る合同説明会『ねっとで合説』です。
年々増える企業数、さらに就活ルールは解禁し活動の長期化が予想される。
インターンが主流になるこれからの就活においてとても大事だと思うことがあります。
重要ポイント
いかに早く業種や会社の雰囲気を絞り、自分の軸を確立するか。
そのために今回の『ねっとで合説』が必要だと思います。
5GにYouTube、やっぱりこれからは動画の時代ですね!
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【ねっとで合説】短い動画で効率よく企業情報を収集
『いつでも』24時間就職活動、3分で分かる説明動画
この「ねっとで合説」は当然ですが、24時間いつでもスマホで見られます。
生身の人間に会うわけではないので、さすがに会場の合説よりは“1社の”情報量は少ない。
しかしその“1社の”情報量は、本当に現時点で必要なのか?
というのが今回の趣旨です。
僕は採用をやっていたのでものすごく採用担当の気持ちが分かるんですが、学生とニーズのギャップがあります。
採用担当
他の企業よりウチの会社の情報をたくさん持ち帰ってほしい!
学生
今はとにかく多くの企業を見たい!効率よく回りたい!
だから僕たちが学生さんを何時間も捕まえてしまうのは迷惑なんですよね。
で、1社の情報量は少ないと言いましたが、そのかわり企業が伝えたい内容はギュッと凝縮されています。
ポイント
動画は平均3分。
しかも企業が一生懸命考え抜いた3分です。内容が薄いはずがありません。
生ものの会場合説よりも、重要なポイントをすぐに拾うことができます。
超効率重視で学生さんのニーズに寄せたツールということです。
(企業はもっとしゃべりたいよ~)
『どこでも』地方・2020年オリンピック期間・会場入りする必要なし
これも当然ながら、ネットさえ繋がっていればどこでも見ることができます。
布団の中でも、学校でもバイト先でも。
オリンピック期間中などは、合説用の会場が押さえられないと人材会社の担当者から聞いたこともありますよ。
就活でみんなが苦労するのは何と言っても交通費。
交通費さえあれば何度も行きたいですけどね。
おススメ
【自宅で一人で見る】
就活用のノートを一冊用意し、まとめながら動画を見る。
一時停止しながら自分のペースで情報収集。
【友達と一緒に見る】
他の人の意見もその場で聞けるのでおススメ。
自分の感覚だけに頼らず色んな価値観を吸収するのも就活では大事。
先輩や親などの社会人にも見てもらうと、より真実が分かりますね。
DYMさんが手がける安心の優良案件
運営会社は、なんとあの『DYM』さんです。
新卒のイベントや転職エージェントとして、特に新卒・既卒・第二新卒向けのサービスを全国的に展開している採用業界では大手です。
DYMさんは、強力な企業とのパイプを持っています。
僕のいた会社では、パンフレットの作製もお願いしました。
すごくセンスがあるのはもちろんですが、とにかく“質”がいい。
ここで言う“質”とは、企業が伝えたい情報を嘘偽りなく分かりやすく学生に伝える取材やライティングのことです。
企業が伝えたいことが誇張されていたり、逆に大事な部分を見落としていたら、入社してから学生が苦労する。
つまり、パンフレットや動画、イベントやエージェントなどの様々なものを通して企業に合う学生だけをめぐり合わせる。
マッチングのプロだなあと思いました。
ポイント
動画は“企業と学生をめぐり合わせるプロ”が作っている。
入社してからが本番ということを分かっている会社が作ることに安心感を感じます。
【ねっとで合説】絞る作業に詳細情報はいらない
さて、合説(合同企業説明会)は広くたくさんの企業と出会う場です。
最初の接点であり、その業界や会社が“アリ”か“ナシ”かを判断できればいい。
詳細情報には意外と振り回される
先ほども言ったように、企業側としてはたくさんの情報を与えたいものです。
そんなに覚えられるわけがないんですけどね。
企業側は、自社に来てくれるようにメリットを強く打ち出す。
それが学生にとって本当に有益かどうかに関わらず、詰め込み式でどんどん情報を与えられます。
まだ軸ができていない学生は、「へえ~!そうなんだ!」と素直に受け取ります。
残念ながらこれが、惑わされる原因になってしまうんですね。
- 当社には食事補助の制度があります。
- 従業員の意見を吸い上げる意見箱があります。
- 社員旅行は毎年海外に行きます。
このような情報をたくさん積み上げて、「いい会社じゃん!」と思ってほしい。
しかし、この会社の仕事そのものが自分に合っていなかったらどうでしょう?
いい会社には入れたかもしれない。
だけど仕事に興味が持てず、そのせいで評価もされず、つまらなくてしかたない。
仕事そのものが合わない場合は大きな転職の原因になります。
ポイント
企業の“来てほしい”という思いが、学生の選択軸を変えてしまう。
ただし悪い場合だけではない。意外と自分に合った仕事に巡り合えることもある。
しかしこのような情報を自分が望まない場合は、意図的にシャットダウンするのもあり。
合同企業説明会会場ではもっと振り回される
会場での合説では、採用担当がブースの前で「寄ってってよ!」と声をかけます。
捕まえられてしまうんですね。
説明時間が1社30分程度。運が悪いと1時間以上捕まることもあります。
5時間のイベントでも、おそらく最大7~8社が限界でしょう。
移動にも時間とお金をかけて来ているのに、思うように企業を回れないことがしばしばあります。
これはある程度仕方がないと思ってください。
お金を企業側が出しているということは、会場合説は学生のためのものではない。企業のためのものだと言える。
ポイント
会場の合説での企業の目的は、『自社説明会に来てもらうこと』の場合がほとんど。
「説明会に行きます」と言ってほしいからどんどん情報を与える。
企業の思うように説明を聞いていると、思いのほか時間を無駄にする。
3分程度の動画なら、こんな煩わしさはないですね。
合同説明会の位置づけを確認
では、学生側の合説はどんな意味合いがあるでしょうか。
- 広く浅く情報を集める。
- 新しい発見をして世界を広げる。
- 自分の軸で次に進む企業を選ぶ。
これをクリアできればいい!
これを動画にすると
広く浅く情報を集める
もっと幅広く、何倍もの情報を集められる。
新しい発見をして世界を広げる
1社での発見は小さい。複数の業界をまたぐ発見が多い。
自分の軸で次に進む企業を選ぶ
余計な情報に惑わされずにすむ。
という感じになります。効率の面では圧倒的なメリットです。
動画でできないこと
1対1のやりとりができません。
セミナー形式で対大人数でやるような合説は、はっきり言って動画で十分です。
ただし、実際に働いている人とのコミュニケーションは生身の人間同士でないとできません。
- 受取型の情報収集は動画で。
- 双方向のコミュニケーションによる情報収集は会場で。
と使い分けると効果的です。
【ねっとで合説】自分の軸を決めて動画を見る
動画で見れる情報とは?
では、動画で見れる情報をもう少し深堀りしてみましょう。
動きのないパンフレットや活字では真実味がないことです。
動画で見れる情報
- 人(表情の動き、自然さ、話し方など)
- 身だしなみ(企業の品格が見れる)
- ツール(その会社で使っているもの、整理整頓度合い、効率、おしゃれさなど)
- 仕事・作業(文字の何倍も情報量が多い)
- 雰囲気(総合して醸し出される印象、自分に合っていそうか)
どうでしょうか?
この中で、あなたが特に重視したいポイントはありますか?
それがあなたの会社を選ぶ軸になっていきます。
ちなみに、こちらは企業の品格を見極める記事です。
-
【転職スキル】品格で「会社・人事・ブラック」を見極める
続きを見る
紙には紙の、会場には会場の、動画には動画の良さがあります。
紙 :見ながら時間を使って考えたり、並び替えて自分の考えやすいように整頓したりできる。
会場:双方向のコミュニケーションが取れる。
動画:早く、多く、望む情報だけを受け取ることができる。
動画は、上に挙げたような情報を収集するのに向いています。
ポイント
ただ漠然と見るよりも“企業の何を見るか”を決めてから見ると、かなり選択をしやすくなる。
絞る作業が断然、正確で早くなる。
「いいね」でアピールすると?
『ねっとで合説』では、企業に“いいね”を押すことで採用担当にアピールできるようになっています。
そうすると、企業から「特別オファー」が来る可能性があります。
双方向のコミュニケーションとまではいかないが、企業に自分をアピールすることもできる。
気になる会社があったら、まず“いいね”するといい。
合同説明会でセミナー形式の話を聞くと、何十人もの学生がだいたい30分毎に入れ替わります。
まず採用担当は学生の顔を覚えられません。
面接で会った時に、「なんか見たことあるな」程度です。
ポイント
つまり、『ねっとで合説』での“いいね”の方が覚えてもらえます。
一度会場のセミナー形式で受けた会社でも、もう一度『ねっとで合説』で見てアピールするのもいい。
【ねっとで合説】動画は全て無料。されどあなどるなかれ!
これが無料ですから、学生は絶対に利用したほうがいい。
正確には、お金は企業が払っています。
ぜひ恩恵を受けたいところです。
まとめ
- いつでもどこでも就職活動ができる。
- 企業学生マッチングのプロDYMが運営。
- 会場よりも自分軸で選択できる。
- 会場よりもアピールできる。
- 無駄な時間を徹底して排除できる。
- 双方向のコミュニケーションはできない。
参考
会場:説明30分×7社+移動時間(+交通費)
動画:説明3分×7社
時間効率10倍以上は必ずある。
これからの就職活動は、今までのように形式ばったものではなくなってくるかもしれません。
これは悪いことではなく、学生にとっても疲弊することの少ない状況になるはずです。
まずは絞る時間効率を10倍以上にすることで疲弊することも減り、就職活動はもっと面白くなります。
新しい就職活動はみなさんが得意な土俵ですよ!
企業に振り回されず、自分らしい就活をしてくれることを願っています。