予測不能に備える

キャリアとは何か

【個人と会社のキャリア】対処でも原因追求でも遅い?予測不能に備え

コロナ、震災、台風、予測不能な危機に見舞われる日本。

今後も“何かが起こる”ことだけは分かっている。

でも、はたして予測は可能なのか?それよりも!

キャリア形成を考える上では、個人にも会社にも『予測より大事なこと』がある

いったい何を備えれば?

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【個人と会社のキャリア】未来に何が起こる?

対処が遅れたら潰れちゃう

東日本大震災が起こり、まさか原子炉がメルトダウンするとは誰が想像できただろう。

ここまで世界の経済を止めるコロナウイルスが、このタイミングで来ることやどこまで影響が及ぶかなども。

台風は水害を呼び、今まで決壊しなかった堤防がどんどん壊される。

 

厳密にはそれぞれの専門分野の人達は予測ができていただろうが、それが経済を回すすべての人に同じ温度感で伝わることはありません。

だから対処が遅れ、遅れた会社から潰れてしまったり、遅れた個人からキャリア形成に苦労することになる

 

例えば今回のコロナ。

飲食店は非常に厳しい状態です。

そんな中でも、いち早く上手いテイクアウトの仕組みなど、収益の上がる形に変えることができた会社が被害を最小限にとどめます。

 

今までと同じやり方を繰り返そうとしていたら、3度目の緊急事態宣言で酒の提供が禁止され、いよいよマズイ状態になったというお店も多いのではないでしょうか。

実際は何も対策をしなかったお店はないはずです。

重要なのは、『対処できたスピード』です。

対処が遅れたら潰れてしまう

今回は飲食が厳しいですが、どの業界でも規則性なく同じようなことは起こっています。

法改正や自然災害など、私たちの身の回りには予測不能な事態が必ずやってきます。

 

原因追求でも

『解決』と『対処』という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

対処とは、何かが起きた時にその都度対策を打つことです。

解決とは、もう二度とその問題が起きないようにすること。

 

『原因追求』をして、問題の根本に対して対策を打つことができれば、会社は生き残れるのか?

残念ながら、それでも生き残れるとは言えません

 

確かに、存続する確率は上がるでしょう。

しかし、例えばウイルス禍は過去に何度も起きているので基本的対策は同じ。

原因は食品の衛生管理かもしれませんね。分かっていても苦しい状況にはなります。

そして、世界の状況も起きる国もまるで違う

さらに、時代とともにできることは変化している

原因がわかっていても全世界誰かの不注意で起きるし、結局その時代の環境は全く違うでしょう。

 

それに、起きるのはいつも『何か』です。

地震、ウイルス、水害・・・次はきっと、何かです

つまり、何が起こるか分からない

原因を追究し、対策をしたものと違う問題が起きる可能性の方が高い

違う問題が繰り返し起こることだけは間違いないのです。

 

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【個人と会社のキャリア】“こころ備え”がすべて

「何が起きるか分からない」

私たちは、もっと「何が起きるか分からない」ということに備えるべきです

いつもいつも、「まさかこんなことが」「まさかこんな時代になるなんて」まさか、まさか、まさかと繰り返しているわけにはいかない。

何かに対策を打って、「よし!これで安心だ」と思うことの方が危険だと思いませんか?

「何が起きるか分からない」ことに備える。

この点では、会社と個人のキャリアはとても似ています。

どんな社会になっても通用する個人であること。

どんな社会になっても生き残れる会社であること。

 

外的な要因を潰すことではなく、変幻自在な自己を形成する。

どんな環境になっても対処できる自分や会社を作っておくことが大切です

 

地震が起きてから、缶詰などを大量に備蓄した家庭は多いでしょう。

しかし、重要なのはメルトダウンなどの予測不能の事態。

今度は噴火かもしれないし、虫の大量発生かもしれないし、地盤沈下かもしれないし、通信不能かもしれない。

何が起きるか自体が予測不能なんです。

『何かが起きるかもしれない』という気持ちを持ち続ける人や会社が、スピードで対処をすることができます

 

“こころ備え”が出来ている方が、よほど重要なんです。

 

予測はするけど過信はするな

また違う言い方をすると、『安心するな』とも言えます。

「今回の原因には対策を打ったから、もう安心だ。」この考えが危ないということです。

同じように、「考えられることは全て対策したから大丈夫。」という考えも。

予測をして対策はしても、過信してはいけない

 

個人で考えれば分かりやすいでしょう。

大企業に入社したら、それで安心でしょうか?

いいえ、そうではないから今の時代は個人の時代と言われ、終身雇用崩壊後のキャリアをみんなが模索しているんです。

そう、周囲の環境は変わっているんです。

 

様々な問題が起こり得るという心の準備が必要

自分自身が変化に強くなっていく必要があるんですね。

 

『変化可能』予測不能イノベーション

『プランドハップンスタンス』とは、キャリアの8割は偶然で出来上がるという理論です。

気になる方はブログ内検索してみてください。

 

個人のキャリアにおいても、会社のキャリアにおいても、予測不能なことは必ず起こる。

その時に柔軟に対処可能な自分になっているにはどうしたらいいでしょうか。

 

例えば、「富士フィルム」もともとは名前の通り、カメラのフィルムを作っていたメーカーです。

でも今は全然違いますよね。

医薬品などのヘルスケア領域のコマーシャルをよく見るかもしれません。

「ヘルスケア」「マテリアルズ」「イメージング」という幅広い事業領域。

フィルムを作っていた技術を生かし、変化を遂げています。

 

強みを活かして、第二・第三の軸をつくる努力を続けた

だからデジカメに席巻されても、会社は生き残ることができたんです。

 

研究開発を怠らないこと。

個人においては、学びを怠らないこと。

そうしてキャリアを真っすぐではなくらせん状にぶらして、前向きな予測不能イノベーションを起こすのです。

 

こんなにテレワークに順応する自分になれるなんて。

まさかウチの料理がテイクアウトでもこんなに売れるなんて。

ウーバーイーツがこんなに当たるなんて。

 

『変化可能』な個人や会社。

予測不能な事態に対抗するのは、予測不能なキャリアを形成する力なのかもしれませんね。

 

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宮内 利亮

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