今日は令和元年11月3日。
「キャリアコンサルタント」の試験を受けに行ってきました。
みなさんは取りたい資格はありますか?
なりたいキャリアイメージはありますか?
なんでもやみくもに資格を取ればいいというものではありませんが、自分の目指したい方向と合致した資格ならば勉強する価値は大いにありますよ!
今回は僕が受けてきた資格について、それからなぜ取りたいと思ったのかも含めて書いていきます。
一番緊張した試験かも
キャリアコンサルタント
キャリアに関する知識とカウンセリングの技能を高め、個人のキャリア形成のお手伝いをするための国家資格です。
こんな試験やりました
今日やった試験は「筆記」と「論述」試験です。
筆記
4肢択一のマークシート方式で50問。
出題範囲は幅広く、キャリアとカウンセリングの理論から最近の労働情勢。雇用に関してなど、学ぼうと思ったらキリがない範囲から出題される。
だけど今回で13回目なので、だいぶ過去問や出題傾向は出そろってきましたよ!
論述
あるキャリアコンサルティングのケースを読んで、それに対して質問され文章で答えるというもの。
こちらは試験の機関が2種類あり、それぞれで少し質問が異なります。
試験を申請するときに、どちらか選んで申し込むことになります。
今日やったのはここまでですが、後日「実技」ということで面談もあるんです。
今までは大型バイクが一番だった
緊張しました!
筆記テストだけで終わらないのがニクイですね。
「衛生管理者」も過去に取ったのですが、それは筆記テストだけだったのであっという間に終わりました。
衛生管理者は50人以上の事業所に必要。その資格で就職に有利になることはあまりないかもしれませんが、試験の範囲はそれほど広くないのでおススメできる資格です。
午前中に筆記が終わったと思ったら午後からすぐに論述試験。
筆記も難しくて正直ヤバいんですが・・・僕は論述の方が焦りました!
過去問をやった時などは時間にかなり余裕があったのに、いざ本番となると時間が足りない!
最後の最後まで消しゴムケシケシ。
手に汗ずっと握ったままで、答案用紙がふやけましたよ!
この緊張感、大型バイクの試験以上!
そりゃそうです。
大型バイク保持者は900万人以上。
こっちはあと5年で10万人を目指す国家資格。
それに大型バイクはめっちゃ緊張しますが、あっという間に終わりますからね。
いい問題でした・・・
そう。いい問題でした。
つまり、難しいって!
きっと、相当な知識量を持った人たちが一生懸命考えた問題なんでしょう。
過去問だけで通用するものではありません。
しっかり勉強して実力を持った人しか受からないようになっています。
ですから、今後キャリアコンサルタントの方に相談するようなことがあったら安心して頼ってください。
実務だけ何年やったとしても、人材の業界にずっといても、経験だけではたどり着けないプロの領域です。
「実務経験」か「講義の受講」が必要
僕は「実務経験」で受講
この試験は誰でも受けられるわけではありません。
指定された「講義」を一定時間以上受けた人。
もしくは
一定期間以上「類似した業務を経験」した人。
のどちらか。
で、僕は実務経験の方で受講しました。
正直、講義を受講すればよかったと後悔!
なぜかというと
- 勉強の内容が面白い!もっと勉強したかった。
- 仲間ができる!同じ志を持った仲間が社外で出来るって最高です。
- 講義にかかったお金が戻ってくる制度もある。
たくさんの人が受講していて、これからの日本が楽しみになりました。
今日来ていた人たちが全員同じ志を持っていると思うと、ワクワクして仕方ないですね。
もうゾクゾクしちゃいます。
簡単に受けられる資格ではないからこそ、全ての人に重みがあるように見えました。
しかもこれから国に推進される分野で活躍できる!
この資格は、本当に多くの人に取ってもらいたいと思う資格です。
会社では管理職に必ず取らせたいぐらい。
そのぐらい実践的で本質的な問題を捉えた資格だと思っています。
この人たちと日本をもっとよくできそうだぞ!と感じた一日でした。
日本はキャリアの知識不足
勉強の内容が面白いと書きましたが、けっこう皆さんが“自分ごと”として捉えられることじゃないでしょうか。
だって『キャリア』のことですから。
気にならないわけないですよね?
こんな役に立つ理論やアプローチがあるのに、なぜ企業内でもっと勉強しなかったんだろうと思いました。
僕は企業でずっと勉強してきましたが、『使えるもの』ばかりやってきたつもりでした。
役に立たない理論なんか学んでも仕方ないと。これが間違いですね。
まず勉強すべきなのは、“今現在使えるもの”よりも“普遍的なもの”です。
日本はここが弱い!基本的なキャリアに関する学問を軽視している。
先進国の中で日本は置いて行かれつつあります。
なぜこんなに労働しているのに、生産性が低いんだろう・・・
疑問じゃないですか?
だけどキャリアに関する学問が遅れているということは
- 学校で学べない。
- 上司はキャリア形成の力がない。
- 部下は生産性を目指さない。
ということなんです。
ポイント
しかしついに、日本の義務教育がここ数年で変わります。
より『キャリア形成』を目指した方向にシフトしていきます。
未来は少しずつ変わっていきますね!
このブログを始めて、なりたいと思いました。
資格に興味がなかった僕が価値を感じた
僕はあまり資格に興味がありませんでした。
しかし今回はなぜ受けたかというと、“目指したい方向”だったからです。
このブログも人事が好きだから始めました。
そしたらもっと極めたくなって、資格を取ろうと思いました。
それに常々、もっと仕事のことで悩む人を減らしたいと思っていました。
ぴったりですよね!この資格。
だから今回ダメでもまた受ければいっか!と思ってます。
あなたにとって、価値のある資格はなんですか?
価値のある学問はなんですか?
目指す方向の勉強をすべし
今回得た知識やこれから学ぶものも含めて、必ずこのブログでも役に立つと思っています。
より良い情報を、僕にしかない経験と合わせてお届けできればいいなと。
何よりこの分野のことを知れるのが面白いですから。
『知る』ことはそれだけでモチベーションになります。
それが好きなことだったらなおさら。
今まったく興味がないことでも、もっと知ったら楽しくなってくるかもしれません。
今やっている仕事について知識を深めることは、とても価値のあることですね!
今やっていること、これから目指したいこと。
もっと深い世界が待っているはずです。
ぜひ見に行ってみてください!