職業分類

就職・転職ノウハウ キャリアとは何か

仕事・職業は何個ある?【転職・就職・進路】全体を見てプランを考えよう

2019年11月2日

転職先・就職先・進路を考えるとき、全く迷わない人はあまりいませんよね。

考えたことありませんか?

世の中には一体、何個の職業があるんだろう?

 

今回はキャリアプランを考えるうえで見てほしいものを紹介します。

それは、

厚生労働省

『厚生労働省編職業分類』です。

HPはこちら

https://www.hellowork.go.jp/info/mhlw_job_dictionary.html

ここにはあらゆる職業が分類されています。

「こ、こんなにあったのか!」

と驚くはず。

 

自分の興味がある仕事が、きっと見つかるはず!

ここではそのおススメの見方を紹介していきます。

 

厚生労働省編職業分類とは

日本標準職業分類より探しやすい

まず、似たもので「日本標準職業分類」というものがあります。

しかし、これは統計用にまとめられたもの。

仕事を絞る目的で使う時は「厚生労働省編」を使おう!

 

厚生労働省編職業分類は

厚生労働省HPより

職務の類似性、及び公共職業安定機関における求人・求職の取扱件数などにもとづいてそれぞれの職業に対して社会的にどの程度需給があるかを考慮して職業を区分し、それを体系的に分類したものです。職業紹介事業等に共通して用いるためのものです。

ハローワークでもこれを使って仕事を分類しているんですね。

 

類似性の判断基準

・仕事の遂行に必要とされる知識又は技能

・事業所又はその他の組織の中で果たす役割

・生産される財又は提供されるサービスの種類

・作業者が扱う道具・機械器具・設備・原材料の種類

・作業に従事する場所及び環境

・仕事に必要とされる資格又は免許の種類

こんな基準でどのように分類されるかというと

 

分類のされ方

  • 大分類
  • 中分類
  • 小分類
  • 細分類

の4つで構成されます。

 

そしてその数、なんと・・・

大分類 11

中分類 73

小分類 369

細分類 892

それだけじゃありません。

なんと、さらに「職業名」があり17,209個存在します!

こいつぁお手上げですね!

 

しかし、「決められないじゃん」などと心配しないでください。

それでいいんです。

職業を絞りすぎることは、自分の未来の可能性を絞ること。

はじめに就ける仕事はひとつかもしれませんが、最終的に行きつく場所ではありません。

 

大分類より、職業分野から探す

大分類はイメージが湧きづらい

大分類11種類はこのようになっています。

右の数字は、中・小・細の項目数です。

A 管理的職業 4 6 11
B 専門的・技術的職業 20 93 177
C 事務的職業 7 27 57
D 販売の職業 3 20 50
E サービスの職業 8 34 67
F 保安の職業 3 8 13
G 農林漁業の職業 3 12 35
H 生産工程の職業 11 105 340
I 輸送・機械運転の職業 5 23 48
J 建設・採掘の職業 5 24 52
K 運搬・清掃・包装等の職業 4 17 42

なんか、イメージ湧きづらいですよね?

 

「どれに興味があるんだろう?」という視点で探しづらい。

しかも、将来を考えると大分類をまたぐ転職をする可能性は非常に高い。

だから、この大分類の中だけでキャリアプランをつくるのはおすすめしません。

 

職業分野から興味を探す

厚生労働省のHPの中に、「職業分野別検索」があります。

こちらはこんな分類になっています。

  • モノづくり
  • 建設
  • オフィス
  • 販売
  • 専門・企業サービス
  • 個人サービス
  • 医療・保険・福祉
  • 教育・研究
  • 運輸
  • マスコミ・デザイン・工芸
  • 自然・動植物

どうでしょう?

興味がありそうな分野が見つかりそうですよね。

しかも、この分類だと将来「この業界でやっていきたい!」となる可能性が高い!

 

個別の職業の特徴を見て絞っていく

上の分類から、例えば「オフィスの仕事」を見ると以下のような分類があります。

  • コンピュータ
  • 事務
  • 経営・管理
  • その他オフィス

さらに「コンピュータ」の中を見ると

カスタマーエンジニア

システムエンジニア(ITアーキテクト)

システムエンジニア(ITコンサルタント)

システムエンジニア(ITスペシャリスト)

システムエンジニア(セールス)

システムエンジニア(ソフトウェア開発)

システムエンジニア(プロジェクトマネージャー)

データ入力係

プログラマー

と出てきます。

 

この中から「いいな」と思うものを選ぶと、さらに情報が見れるようになっています。

ポイント

どんな職業か

就くには

労働条件の特徴

が、最終的にPDF1枚にまとめられている。

あっという間に職業について理解が深まります。

 

これ、けっこう見ないで面接に行って「どんな仕事なんですか?」って聞いちゃいませんか?

あまり存在を知らないですからね。

 

ポイント

「やりたい」「できそう」な職業をどんどんリストアップしていきましょう!

できれば紙に印刷して、優先順位で並べてください。

自分が何をしたいのか、意外と分かっちゃいますよ。

それから大事なことを繰り返しますが、ここであまり絞りすぎる必要はありません。

 

最終的な目的地は全ての概念を外す

なぜ絞らないでほしいのかというと

未来の可能性は未来に行かないと分からないから。

 

例えば僕が仕事を始めたころは、スマホは主流ではなくアプリもありませんでした。

今、どうですか?

すでに“ないと仕事にならない域”に達しています。

将来の技術革新でも、様々なことが変わります。

新しく増える職業

なくなる職業

そしてあなた自身の中でも変化が起こります。

新たに興味が湧くもの

興味がなくなるもの

“これしかできない”という仕事に就いたとして、それが無くなってしまったらどうしようもありませんね。

 

そしてもう一つ。

自分だけのキャリアは、キャリアの組み合わせによってつくられます。

 

例えば僕は、

①接客の仕事から始めました。

②そこでキャリアアップすることで人のマネジメントをすることになりました。

③そこで人に関する仕事を認められ、人事の部門をつくりました。

④新卒採用も始めました。

⑤新卒の教育もやりました。

⑥仕事の効率化を進めるうえで、ITも活用しました。

⑦人脈もできました。

どうですか?

今僕は、最初考えてもみなかった場所にいます。

もっと言うと、“人事に興味があるとは気づいていませんでした”

僕が出来ること

・接客

・マネジメント

・店舗運営

・軽いマーケティング

・組織づくり

・教育

・採用

細かく言うときりがないほど、人のキャリアは最初の起点から想像もつかない広さに広がります。

 

だから、最初に職業を絞る必要はありません。

たくさん並べておけばいいです。

最終的には全部どうでもよくなりますから!(笑)

自分だけのキャリアが、職業名に追加される日も来るかもしれませんね。

 

面接前には調べておく

最後に、応募前や面接前には厚生労働省のページでその職業の特徴を見ておくことをおススメします。

「50音順」「職業分類逆引き」で見れるようになっているので、どんな仕事なのか調べてから行ったほうがいいですよ。

 

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宮内 利亮

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