卒業おめでとう

キャリアとは何か

【教育からの卒業】社会に出る時にギャップを感じないためのマインド

学校を卒業し、社会に出ていくみなさんへ。

これから出る社会では、数々のギャップを体験するでしょう。

「思っていたのと違う」と思うことは当たり前だし、むしろそれを確かめるための20代!?

社会のギャップを受け止められるマインドチェンジとは?

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【卒業】社会に出ていくみなさんへ

仕事をはじめると“つまらなくなる”人が多い

卒業おめでとうございます。

コロナ禍ではありますが、僕の近くの大学でもささやかな卒業式が行われました。

帰り道に手を振り友達と別れていく学生さんを見て、胸が熱くなりました!

これから社会に出るそれぞれの道に祝福を送りながら、自分自身も期待や不安にドキドキしていることと思います。

 

出来るだけ前向きに、日々楽しく社会生活を送ってほしいなあと心から思っています。

だけど仕事をはじめると、ものの見事に「こんなもんか!?」とつまらなさを感じてしまう人は本当に多いのも事実です。

その前に意識してほしいこととは?

色んな会社で色んな体験をするので一概には言えませんが、少しでも役に立てばいいなと思い今回の記事を書いています。

感じるギャップを緩やかにし、現実社会への移行をスムーズに行っていきましょう。

 

『成人への過渡期』

まず大前提ですが、20代はどんな時期なんでしょうか?

これを考える上で大切な考え方が、『過渡期』です。

過渡期とは大きく4つ訪れると言われる人生の転換期のことです。

①成人への過渡期

②30歳の過渡期

③人生半ばの過渡期

④老年への過渡期

この中で④は人生100年時代と言われる今、あまり意識しない方がいいでしょう。

(引退をイメージしないため)

①が今まさに迎えようとしている社会に出る転換期『成人への過渡期』です

 

これがどんな過渡期かと言うと、自分で生きていかなくてはという自覚が芽生える時期です。

自分は何者なのか悩み、アイデンティティを確立していく時期でもあります。

その過程で無力感を感じたり、とても悩ましい時期でもありますね。

 

この時期に苦しむ人は多いのですが、それはいたって健全な苦しみであり、それが全てではないということを知っておくのが肝心です。

この後の「30歳の過渡期」では現実との修正が起こり、結局40歳ぐらいで「人生半ばの過渡期」が来る。

人生半ばの過渡期では本来の自分と向き合うことになります。「これでいいのか?」と。

 

つまり、本当に人生を決めるのは40歳ぐらい

それまでの大きなキャリアのあり方はこうです。

20代で様々な経験をして、判断材料集めや価値観形成を行う。

30代である程度見えてきた方向性に向かってスキルを得て実績を積む。

40代で自分の進みたい道を決め、本当の意味で独り立ちする。

決して20代でやりたいことを決める必要はないし、むしろ決まってしまっても怪しいものです。

悩みながらでいいというのが大前提なんです。

 

それから基本的に学生のうちは、体験を通した自己発見の努力をしていません。

「思っていたのと違う」と言うのは当たり前であり、それを発見するための20代でもあります

自分が学んできたものは本当に通用するのか?

自分が愛してきたものは現実どうなのか?

実際にそれを見に行ってギャップを確かめながら自分へフィードバックし自分を知る期間と言っていいでしょう。

 

ある意味これは実験と一緒です。

実験するようにギャップ自体を楽しんでみてください。

 

過渡期について詳しくはこちら

転機と過渡期
キャリアの転機(トランジション)が起こりやすい時期『過渡期』とは

続きを見る

 

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【卒業】社会にがっかりしないためのマインドチェンジ

何が変わる!?学校と社会、勉強と仕事

できるだけこのギャップを楽しむためには、仮説を立ててから検証するように社会に出ることだと思います

学校と社会では何が変わるのか?

勉強と仕事は何が変わるのか?

 

たくさんあると思いますが、こんなのはどうでしょうか?

学生から社会

  • 理想から現実
  • 学びから実践
  • 壮大から矮小
  • 尊大から謙虚
  • バーチャルからリアル
  • 机上から冒険
  • 本から体験

なかにはかなり強烈な言葉もありますが、あなたはどう思いますか?

 

理想と現実と言うのは良く使われる言葉です。

もっともっと細分化していくことで、どんな現実にがっかりするのか仮説を立てましょう。

 

例えば、今まで学んでいたことを実践するようになる。

今までは頭だけ使っていればよかったけど、今度は自分の体を動かし時間をかけて知識を使用していかないといけない。

学ぶのが楽しかった人はきっと学びの歩みが遅くなることにガッカリするでしょう。

 

また、学びの中ではいくらでも壮大なビジョンを描けます。

でも実践となるとこれがとても矮小に感じます。

今まではペン先一つ動かせばよかったことを実際に自分が行うわけです。

「なんでこんなことしなきゃいけないんだ…もっと大きな仕事がしたい」と思うかもしれませんね。

 

そうなると、今までは尊大だったのかもしれない。

何もできないのにできるつもりになっていたのかもしれない。

謙虚な姿勢が求められ、上司に怒られお客様に怒られ、急に自分がみじめに感じるかもしれません。

 

ゲームなどのバーチャルな世界では、すべてが出来てしまいます。

でもそのまま社会でキャラクターが仕事してくれるわけではない。

リアルの自分になったとたん、いきなりレベルダウンです。

「ああ、そうだった。自分は何もやったことがないんだった。」と気づくかもしれません。

 

机の上で展開されていた夢物語は、急に自分自身の物語に変わります。

机上の1時間が実際の3年間になり、机上の「移動」という2文字が実際の数時間・数十㎞、記憶できないほどの情報量に変わります。

超短縮されたニセモノではなく、超現実の冒険になっていきます。

 

冒険は本の中でするものではなく、手と足を動かし、頭の外の世界で、自分が体験していくものになります。

 

学校⇒社会、勉強⇒仕事の何が違うか?

目に見えるもの、動かす筋力、費やす労力、その時の感情、目に見えない問題の数々

今までの勉強は万能ではなく、圧縮されたまま解凍されていない事実だったと分かる

この情報量の違いに翻弄されることもあるでしょう。

しかし社会は自由な場所です。

だからこそ情報も多いし、ゲームの比にならないぐらいのオープンワールドです。

 

仕組まれた世界から抜け出してみてください。

もう仕組みの中には戻れなくなりますから。

 

“もらう側”から“あげる側”

極端に言います。

学生はもらう側

社会人はあげる側

学生は誰かがつくった仕組みのなかで学び、社会の恩恵を受けて育っていきます。

お金を払って(親が)価値をもらう側です。

社会人は価値を生み出してあげる側。

価値を与える代わりにお金を頂き、それをまた回しながら生きていきます。

 

みなさんはどちらがいいですか?

まだもらう側で生きていたいな~と思う人もいるでしょう。

でもいつかは与える側に回ることになります。

早く与える側に回りたいな~と思う人もいるでしょう。

でもすぐにできる人にはなれないから、理想と現実のギャップに苦しむこともあります。

 

いつか必ず回る「与える側」に変わる時、「成人への過渡期」を誰もが迎えます

入り込んだ本やゲームの中には、超現実が無限に広がっています。

この現実は“自分の体の動かす場所が変わる”ところです。

めんどくさいし辛いし、痛みもあるし良いことなんて何もないと思うかもしれない。

それが嫌なら、まだ仮想現実の中にいればいい。

 

卒業だけが社会に出る時ではない。タイミングすら自分で決めればいい。

十分に充電して仮想現実に飽きてしまったら、いよいよ動き出す時です。

あげる側になって、胸を張って生きていきましょう。

 

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宮内 利亮

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