ドゥブロヴニク

キャリアとは何か

【人と町のキャリア】『ドゥブロブニクの旧市街』に見るキャリア形成

世界遺産大好きキャリアコンサルタントの宮内です!

今回は『ドゥブロヴニクの旧市街』から私たちのキャリア形成について考えてみましょう。

今も歴史的な景観を残し現役の町として機能する世界遺産は、どんな強みや歩みで確固たるキャリアを築いたんだろう?

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ドゥブロヴニクの旧市街

『強み』交易・塩

みんな大好き『ドゥブロヴニクの旧市街』!

僕も世界遺産が大好きなんですよね。

なので今日は、世界遺産と人のキャリアについて考えてみましょう!

 

ドゥブロヴニクは地震や内戦など、数々の困難を乗り越えてなお、現役の町として残り続けています。

人で言えば80歳でも現役バリバリみたいな感じですよね。

 

その理由は、まずは何より強みがあったから。

  • アドリア海に面した交易の重要拠点!
  • 白い黄金と言われるが豊富に取れる!
  • 山からのを水路で運んでいた!
  • 選挙を多く開き独裁を防いだ公平な統治!

今でいえば、海の美しさや街並みの美しさ、古きよきものが残る風情がたまらないですよね!

 

人も町も同じで、特性として他の人や土地にはない強みを持っている!

そこに気付いた人や町は強い!ということですね。

 

『歩み』検疫・城壁

それから、歩み方もよかったんです。

今はコロナが猛威を振るってますが、疫病は昔から人々を苦しめていました。

対策は原則として今もある水際対策。

 

ドゥブロヴニクは交易の町として多くの土地から人々を迎え入れていたので、「検疫所」があったんです!

感染の可能性がある人を40日間そこに隔離するんですね。

まさにコロナ対策として豪華客船から降りられなかった、あの対策を思い出します。

 

それに、昔ですから船で外部から襲撃されることもあります。

なので、町がぐるっと「城壁」で囲まれているんです!

ミサイルや飛行機が発達した今は用済みになってしまいましたが、とても重要な防御の役割を果たしていたんですね。

 

そして検疫所も城壁も、今は「景観」として残っています。

歩んできた歴史が今は使われていなくても、違う価値を果たしている

これも人のキャリアと同じことが言えるんじゃないでしょうか?

 

『現在のキャリア』文化遺産

『ドゥブロヴニクといえば!』

世界遺産!美しい街並み!海・交易・城壁!

といったイメージで、これがいうなればドゥブロヴニクのキャリアです。

 

世界遺産としての価値はいくつか基準があり、ドゥブロヴニクは以下の3つが登録されています。

  • 人類の創造的資質を示す遺産。
  • 文明や時代の証拠を示す遺産。
  • 建築技術や科学技術の発展を証明する遺産。

人が歴史を紡いできた繋がりそのものが世界遺産として認められた!

素晴らしいことですね!

 

だからキャリアを明確に持った町の人は誇りを持っています

自分の町が好きで、歴史を知っていて強みを知っている。

 

人も町も同じです。

『わたしといえば!』という問いに、さっと答えられたら、きっと自分のキャリアが確立されたという状態ですよね。

どんな経験を紡ぎ、どんな繋がりが、結果として今の仕事に活きているか。

すべては無駄ではないし、今を形作る大切なキャリアなんです。

 

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世界遺産の町と私たちのキャリア

過去と現在のかけ合わせ

ドゥブロヴニクには、交易で経済を発展させ、豊富な資源を生かし、よく統治してきたという過去があります。

どこかが違っていたら、今とは別の町になっていたことでしょう。

現在のキャリアを形成しているのは、過去の経歴や現在の働きの組み合わせ

 

ドゥブロヴニクト全く同じ条件の町は、世界を見渡してもどこにもないでしょう。

似てはいるけどどこかが違うと思います。

だから例えば他の港町に旅行に行った人は、「次はドゥブロヴニクにも行ってみよう」と考える。

 

かけ合わせによって生まれた独自性は唯一無二のもの。

世界遺産は世界のいたるところにありますが、どれ一つとして全く同じものがないというのが魅力です。

「ここにしかない」というものを見つけるのは大変ですが、「ここだから」というものを発展させれば十分独自性が生まれる

 

人も町もそう。

日本という国であってもきっとそうです。

 

日本は水に恵まれ

国単位でいうと、私たちの日本のアイデンティティはなんだろう?

山が多く、海水から運ばれてきた風がよく雨を降らす。

そう、日本の歴史の根っこを辿れば「水に恵まれていた」といえます。

日本の発展の根っこには、水が豊富だということがある

 

稲作が行われ生活が出来たということはもちろん、そのお米自体もおいしいからこそ主食に発展したのではないか。

それに日本では、あまり大掛かりな水路跡はありませんよね?

つまり、ヨーロッパのように水道橋までつくって運ぶ必要がないぐらい、川にがたくさんあったということです。

 

水の確保のために働く人手も必要ない。

おいしい水を使った出汁や繊細な味の料理も生まれた。

 

山や海があるから、豊富な湧き水の恩恵を受けている、まさに他の国には真似のできない特性

あなたの歴史にもありませんか?

あなたの特性から表出した経験、成果、興味や価値観。

自分の根っこから来たものが、一番自分を助けてくれる力になるんです

 

強みや経歴をかけ合わせて

ドゥブロヴニクは元々の土地が持っている特性・強み、歩み方を掛け合わせて今のキャリアを形成しました。

人間のキャリアも全く同じで、特性を発揮して得た強み・経験・経歴、どういう働き方が合ってるか、どんな価値観で働くか・・・

それらを掛け合わせると、そうそう人と同じにはならないんですよね。

 

特性を考える時に注意するのは、全ての特性において強みとして活かせる道があるということ。

ドゥブロヴニクだってそうです。

ふつうに考えて、敵に「襲撃してください」と言っているような場所です。

だからその中でも利用できる断崖絶壁を探したり、城壁をつくったりして補い、逆に「交易の要衝」という地位を築き上げた。

 

特性は活かすためにある。

物静かな性格なら「一人で集中できる」強みかもしれない。

主張が弱かったら「周囲の意見を取り入れ増幅できる」強みになります。

 

せっかくの特性、かけ合わせないのはもったいない!

生きてきたキャリアを残さず使い切るつもりで、これからのキャリアをより独自性のあるものにしていきましょう!

 

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宮内 利亮

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