庭いじりとキャリア

キャリアとは何か

【混沌とキャリア】自然と触れることで得られる?複雑性との向き合い

キャリアを考える時、人は安心を求め計画を立てたくなる。

しかし、人間の人生とは偶然にも左右される複雑なものであり、決して単純に考えて安心していいものではない

自然と向き合えば分かるはず。

複雑性を許容して、それでも未来を信じて生きていくために!

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キャリアは単純なものではない

偶然に左右されるキャリア

長い人生であるキャリアを考える時、人は安心を求めています。

将来は不安だから、「この先はもう安泰!」と思えたら最高ですよね。

だけど、そんなに単純じゃないから大変!

むしろ計画を立てて安心してしまうことで、予期せぬことが起こった時にリカバリーが効かないのがマズイ。

 

キャリアは単純じゃないし、単純と思うことは危険です

例えば順調に社内で昇進し、もう給料も十分もらっているしこのまま定年まで行けば安泰という状況。

もし、会社が倒産したらどうなるか?

もし、親の介護をしないといけなくなったらどうなるか?

現在のキャリアは、様々な状況が重なり合って出来ている!

たった一つの出来事で崩れ去ってしまいキャリアは、全く安心とはいけません。

 

混沌とした人生を許容し、それでも変幻自在に生きていけるキャリアを形成することが大切なのです。

処理しきれない『複雑性』と向き合うこと。

自然と触れ合うと、そんなことが学べるのではないかという記事です。

 

キャリアプランが『甘え』ではいけない

キャリアプランというものを立てますが、キャリアコンサルタントの僕としてはあまり『プラン』という言葉が好きではありません

なぜなら、計画を立ててもどうせ社会の変化に応じて変わらないといけないからです。

なので、プランは現実とのギャップを見いだすためにあるといっていい。

実現しなかったからといって悲観するものでもなんでもないし、プランを立てるだけで安心してはいけないんです。

 

大切なのは、『いま・ここ』です。

プランド・ハップン・スタンス理論というものがあります。

「キャリアの8割は偶然で出来上がる」というもの。僕の実感としてもその通りだと思います。

だから、自分の興味は何なのか?強みは何なのか?『自分は何者なのか』を明確にし、望む偶然が起こりやすい環境をつくることが最も重要

キャリアプランに甘え、いま・ここの自分と向き合うことから逃げてはいけない

 

「自分の強みは社交性だ。人と対話し、人の感情に触れる、そういう方面で仕事をするんだ。」という自分を確立していれば、心理系やカウンセラー系の知識や資格の情報が嫌でも入ってくるでしょう。

しかし、「心理カウンセラーになるんだ。」という逆算プランだとその勉強しかしないし、他の可能性を排除してしまうから自分だけの独自性も生まれません。

キャリアは受験や資格勉強とは違うのです。

自然と向き合う時にも同じ。すべてが計算通り、思う通りにはいきません。

 

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自然の中にある混沌

地球規模~10センチ四方

自然はとても混沌としています。

例えば、地球は様々な要因が折り重なって人が住める環境になっています。その環境自体がまさに混沌のように感じています。

これを単純に考えてしまった結果、環境を壊してしまいました。だからいまSDGsのように必死になって過ちを正そうとしています。

酸素さえあれば生きていけると思っていたら、いくらごみを捨てても構わない。

電気さえ手に入れば、いくら森を切り拓いてソーラーパネルを立てても構わない。

複雑性と向き合わず、目先の利益を求めてしまうと、人間の住めない環境になってしまいます

 

それから、極小さい世界でも混沌があります。

例えば庭の花壇はどうでしょう。

雨が降る量を予測できるでしょうか。どんな虫がつくか予測できるでしょうか。今年の気温はいつどうなるか分かっているでしょうか。

すべてが分からないから、プランの立てようがありません。

それでも綺麗な花が咲くことを信じ、種を植えます。

水をあげ、雑草が生えていたら抜き、虫がついたら駆除し、元気がなくなってきたら原因を探って対処するから綺麗な花が咲く

「種を植えてあとは放置」なんてことはしない。なぜなら、その10センチ四方ですら混沌としているから。

自然と向き合う時、それが地球規模であっても狭い庭でも、混沌とした複雑性と向き合っているのではないでしょうか。

 

庭いじりは環境いじり

庭いじりを想像してみましょう。

綺麗な花を咲かせたい。整った木を育てたい。

私たちに出来ることは、花が咲く環境づくり、木が育つ環境づくりです

 

直接花を咲かせることは出来ないし、木の枝がどこから生えるかを指定することも出来ません。

肥料をあげたり水をあげたり、枝を剪定したり土を変えたり、日や風の当たりを調整したり。

あとは自然に任せるしかないんです。

 

同じように、キャリアも考えてみましょう。

偶然は必ず起きます。コロナのように、社会が思わぬ方向に進む時もあります。

しかし、どんな偶然が起きやすいか環境を整えることは出来るし、予期せぬことに耐えられる自分をつくることも出来ます。

庭の木を育てるように、自分のキャリアを形成する

勉強し、資格を取り、スキルを身に付ける。

予期せぬ方向に曲がったら、邪魔なら切って気に入れば残す。

いつか全体で見た時に、「ああ素晴らしいキャリアが出来上がったな」と言えるように。

 

『複雑性』植物の育成とキャリアのプランドハップン

キャリアの『複雑性』を受け入れましょう。

混沌を許容し、「それでも生き抜いていくには?」という思考を持ちましょう。

 

植物を育成する時、育つのは植物自身でしかありません。

人に出来るのは環境づくりだけで、あとは自然に任せて待つだけ。

だからこそ放置は厳禁で、いつも注意深く見守ること大切です。

 

キャリアも同じです。

プランドハップン(お気に入りの偶然)を起こすには、まず自分を確立すること。

偶然が起こる環境をつくることです。

そしていつも注意深く見守り、起こった偶然を逃さないことです

 

いつも見守っていないと、悪い偶然を待つだけになってしまうかもしれない。

だけど、悪い偶然が起こるなら良い偶然が起こらないわけがないんです。

 

お気に入りの方向にキャリアの枝が伸びたら、是非そこを目立たせてあげてください。

きっとあなただけの、美しいキャリアの木が出来上がるでしょう。

 

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宮内 利亮

はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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