キャリアプロセス

キャリアとは何か

『キャリアプロセス』発掘。自分の成り立ちを知ると【未来】が見える

『キャリア』はとても広い意味のもので、人生の道そのものです。

ここでは、現在までの自分のキャリア

『キャリアプロセス』について書いていきます。

この記事は

  • 『キャリアプロセス』とは何か
  • 『キャリアプロセス』はどのように確立するか
  • 『キャリアプロセス』を明確にすることで得られるもの

『キャリアプロセス』とは

まず、僕の考える『キャリアプロセス』とは何か。

水面下の縦軸

以前、こちらで『2軸の自覚』が必要だと書きました。

②22
『キャリア形成』社員・管理職・社長の自覚【中小零細企業の成長②】

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2軸の自覚

【横軸の自覚】

今現在置かれた状況、自分の特性や強み・弱みに対する自覚。

【縦軸の自覚】

過去・未来への自覚。自分はどうなりたいのか、どんな趣向があるのか。

 

キャリアプロセス

この【過去】に位置する縦軸です。

今までに歩んできた人生。

起きたこと、行ったこと、選んできたこと、考えてきたこと、好きだったことなど。

今この時も、キャリアプロセスは生まれ続けています。

※起きなかったこと、行わなかったこと、選ばなかったこと、考えなかったこと、嫌いだったことなども視野を広げると、より明確になる。

現在から遡り、今に至るまでの成り行きのことを『キャリアプロセス』と考えます。

 

自分だけのオリジナルストーリー

『キャリアプロセス』は、完全に自分だけのオリジナルストーリーです。

こんなにも人類がいる中で、誰一人として

同じ状況・同じ考え・同じ場所・同じ時を体験してきた人はいないという事実。

とんでもなく当たり前のことです。

『キャリアプロセス』はあなたの中にしかありません。

 

振り返ることができるのは自分だけだし、その中に答えを見出すのも自分。

納得するのも、否定するのもすべて自分。

そしてこのオリジナルストーリーは、これから先もずっと作り続けていくことも事実です。

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『キャリアプロセス』の要因・転機を掘り起こす

ではどうやって『キャリアプロセス』を確立するか。

キャリア形成に欠かせない『自己理解』

『キャリアプロセス』の確立はとても重要だと思っています。

ただ何の手がかりもなく「キャリア形成」しろと言われても、なかなか難しい。

ましてや日々変化していく世の中で、キャリアプランなんて立てようがない。

この未来が不明瞭で不安定になる原因。

それは、『自己理解』の不足から来ることが多いんです。

 

自己理解は

  • 潜在的な能力(職業適性)
  • 獲得された能力(専門知識・技術・技能)
  • 受けた教育
  • 個人的特性(適性・興味・パーソナリティ・価値観)

といったものの理解を深めること。

こちらでも書いています。

キャリアとは
『キャリア』とは何か?広域で捉える人生の道。学校から始まっている

続きを見る

 

個人の特性は、生まれ持ったものと経験によるものがある。

それを特定していくことで、

コントロール可能な自分になっていく。

キャリアの形成、人生の選択、自分の人生を生きるために確立するもの。

 

【興味・思考特性・自己概念】とその【要因】を知る

今現在の興味や考え方、出来上がった概念には理由があります。

  • 何があったからそう考えるようになったのか
  • 何がきっかけで興味を持ち始めたのか
  • どんな出来事がどんな概念をつくったのか

こういった原因を知る事で、より自分の方向性に自信を持つことができます。

もしくはそれに捉われていた自分に気づくことで、自由になることができる。

今、ここからの自分を選択することができる。

 

しかし困ったことに人間の脳は優秀なので、自動的に統合されています。

過去にあった理由や原因は忘れさせて、今現在の自分を形作っている。

だから、性格も能力も思考も価値観も、当たり前のように受け入れてしまう。

『意図して選択せずにそうなっている』んです。

当然、望まない場合もあるでしょう。

望む方向に行っているのに、諦めてしまうこともあるでしょう。

 

迷わないためには、自分の頭の外でも整理する必要があります。

  • カウンセリング
  • ワークシート(フレームワーク)
  • 自問自答

色んな方法はありますが、

一番効果的なのは“対話”です。

上司から、「なんでそれが好きなの?」「いつからそうなの?」と聞かれたら答えるしかない。

考えるしかないですよね。

 

ポイント

自分に向き合う時間は、苦痛になったりスッキリしたり感情としての結果は様々。

間違いないのは、逃げないでしっかり自分に向き合った方がいい。ということ。

“苦痛を感じさせない”カウンセリング力は大事。

対話によって自分を掘り下げてもらうと、一人では出せなかった答えが、ものの10分で出ることもある。

自分の中で答えが出ると、

今の自分を選択している自覚

今、ここからの自分を選択する主体性が生まれます。

これが、自分の人生に自分で責任を持つ『マイキャリア』ですね。

 

地に足が着く=自分の指向性

「地に足が着く」という表現がまさにぴったり。

なぜここにいるのか、なぜこれをやるのか、という自分をしっかり持つことが大事です。

 

『キャリアプロセス』が目指した上に立っている

今現在のあなたの状況は、過去の選択の結果です。

過去のあなたが、意図してか意図せずか、目指してきた先に立っている。

『キャリアプロセス』はすべてが大切で、他の誰でもないあなたを物語っている。

ある過去を否定して違う方向を目指すとしても、

これからの自分の方向性が明確になるのはその過去(選択)があったから。

その選択をした要因を知ることが大事です。

以前『過去オール善』という言葉を聞いたことがあります。

僕はこの言葉に何度も救われました。

過去の選択要因が、これからの選択を自分にとっての正解に導く。

 

過去は変えられないですからね。

過去の『キャリアプロセス』という資源をフル活用して、

一番の選択を『今』したいですよね。

大事なのはいつでも、今、ここからです。

 

ポイント

過去の選択を振り返り、今の選択をする。

自分が自分の責任で人生の選択をする。

未来のあなたが立つ場所は、今ここからあなたが選択する結果。

『キャリアプロセス』はあなたの選択を支える根っこです。

 

未来を選ぶのは自分自身

過去に納得がいき、「間違いないんだ」という思いで勢いづくのも良し。

過去を否定して、「これからの自分は違う」と決意を新たにするのも良し。

未来を選ぶのはあなたです。

 

高校生の時、「進路を選べ」と言われて困りませんでしたか?

僕は困りました。

考えても答えが出ないからです。

学校では、『キャリアプロセス』なんて考えもしなかった。

『今』しかなかったんです。

だから、分からない。

ただ『今』という盤面に未来という矢印を立てたところで、根っこがないから倒れるだけ。

 

ポイント

キャリア形成においては『自己理解』、つまり自分を発見することが根っこになります。

実は、選択のカギは未来ではなく、過去にある。

未来から考えたら、分からなくて当たり前です。

自分の『キャリアプロセス』を明確にして、未来の選択をより自由に、より効果的にしていきましょう。

 

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宮内 利亮

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