子供のやりたいことを持つ力

こどもたちへ

【キャリア教育】『やりたいことを持つ力』はどうやって身に付く!?

キャリア教育では、子供たちの『やりたいことを持つ力』を育むことが大切。

でも多くの人は、“やりたいことと仕事になることは別のもの”だと思っている。

そんな人はきっと、やりたいことが趣味の域から出ていない。

本当のやりたいことはどうやって育む?

人生100年時代の『やりたいことを持つ力』

個人の時代、個性の発揮

『やりたいことを持つ力』はなぜ必要なのか?

人生100年時代は個人の時代とも言われ、個性や強みをいかに活かすかが大切です。

会社に頼れない時代に、自分の力でいかにキャリアを形成していくか

 

そんな時に「私はやりたいことなんてない」と思ってしまうと、自分のキャリアの主体を誰が持つのか?

ということです。

 

国家資格キャリアコンサルタントが生まれた背景にも、これまでの「キャリア教育不足」があります。

やりたいことを持つ力を養うための教育を、私たちはされずに育ってしまったんですね。

でも、いよいよ時代は個人に「何がしたいのか?」という問いを投げかけはじめました

 

「やりたいこと」を仕事にしている人には勝てない

会社の競争力が落ち、個人のスキルや能力が重要な社会になっていく。

会社同士の競争が、個人同士の競争になったら?

 

同じ分野でやっていても、“好きでやっている人には勝てない”のです

だからこその「能力」です。

 

ただ、会社同士の競争の場合、その領域はとても広かった。

だけど、個人同士の競争になると領域がグッと狭まる

 

「職業」とか「ポジション」単位でいいわけです。

さらに会社では手を出さないような『ニッチな市場』で勝負ができます。

 

大きな市場で勝つ必要はなく、ニッチな自分の領域で活躍すればいい。

そのニッチな自分の市場こそ、見つけるべき「やりたいこと」です。

 

そのための「キャリア教育」

で、キャリア教育はそのためにあると言っても過言ではありません。

2020年に新しく学習指導要領が更新されましたが、このテーマは『生きる力』といいます。

 

新しい時代、予測不能な時代で生きる力とは、会社の中で上手くやる方法ではありません。

自分自身で仕事を創り出す力と言ってもいいでしょう。

 

余計、自分は社会に対してどう働きかけたいのか、何が出来る自分なのか

その問いに対する答えを持てるかどうかが、子供たちに求められてくるんです

自分で考え答えを出せる子供

会社ではなく自分は?

個人としての自分は社会の中でナニモノなのか?

まさに『個人の時代』ですね。

 

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『やりたいことを持つ』キャリア教育

不足しているのは『体験』

では、『やりたいことを持つ力』を養うためには何が必要なのか?

それは、現在の教育で圧倒的に不足しているもの。

『体験』が不足している

 

社会に出てようやく体験が始まり、そこからはじめて価値観や自分自身へのフィードバックが始まる。

それまではずっと座学をしていたわけなので、知識と仕事が結びついていないんですね。

 

それに、子供のうちには非認知能力の発達が必須だと思います。

大きくなってからではなく、多少知識の勉強を少なくしたとしても非認知能力を高めるべき。

なぜなら、これからの社会は知識やロジカルだけでは厳しいからです。

 

では子供たちはどうやって自分の内に判断基準や知恵を蓄えていくか?

体験です。

遊びを中心とした人との関りや、追求した何かから得るものがある。

 

だから学校によっては子供たちのプロジェクトで活動を支援したりしているんですね。

僕のオンラインサロンでも、この体験を重視しています。

アートやSDGs、自然を使った体験で子供たちが自ら動く支援をしていきます。

 

問題意識・自分ごと

では、例えば学校で子供たちがなぜプロジェクトを始動させたのか?

それは、SDGsを知り、実際に生活に苦しんでいる国の子供たちの映像を見て、「何かがしたい」と思ったからです。

「やりたいことを持つ力」は、子供でも持てる!

 

ポイントは、『問題意識』です。

社会で起きていることが関係のないものではなく、『自分ごと』と考えることです。

 

例えば、世界で起きている問題を知ること。

特に大きな流れとなっているSDGsは、これからしばらくは避けて通れない人類の目標。

この中から「なんとかしたい!」と思うことが出てくることが出てくれば、大きな流れにも乗ることになります。

 

「ヒーローになって世界を救いたい」と考える子どもから、より具体的な「救い方を知る子供」へ

「自分たちも何かがしたい!」と思う気持ちを尊重し、任せ、支援することが大切です。

 

受験勉強は効率よく

いま一番大きな障害となているのが、大学受験です。

いぜん社会でも学歴は重要な判断基準として用いられます。

なぜなら、「他に判断基準がないから」です。

 

だから、ほとんどの子供たちはいい大学に入ることを目指さざるを得ない。

すると評価は一律に認知能力でされることとなり、非認知能力は軽視される。

これが社会で問題となっている。

学校教育も変えたい気持ちはあるけど、どうしても今まで教えていた教科を減らすわけにはいかないというジレンマがあるんですね。

 

でも例えば、体験をプロジェクトレベルでして、その記録がポートフォリオとして残っていれば?

学歴以上にその子の実績・能力を示せる経歴になるんじゃないでしょうか

 

受験勉強は効率よく

体験を増やして非認知能力を高める

 

簡単ではありません。

先生は忙し過ぎるし、家庭でも空いた時間は仕事に当ててしまっているでしょう。

僕がオンラインサロンを始めたのも、そこに第三者が必要だと思ったからです。

 

受験勉強にすべての時間をかけて大丈夫なのか?

子供の「やりたいことを持つ力」は養われているのか?

今一度考えてみましょう。

 

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宮内 利亮

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