正解ではなく答えを持つ子ども

こどもたちへ

【キャリア教育】正解ではなく答えを求める子どもへ!未来を生きる力

正解のない未来、子供たちはいったい何をすることが生きる力に繋がるんだろうか?

キャリアコンサルタントが考えるキャリア教育の方向性~学校のシステムだけでは足りないアプローチ。

親はどう子供に接すればいい?考える事とは、何をすることなんだろう?

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【キャリア教育】正解よりも答え

正解を求めると失うもの

キャリア教育を考える上では、学校の先生に任せきりではいけない。

でも教育者でもない親にいったい何が出来るだろう?

 

今回は、むしろ親だからこそできるキャリア教育について考えていきたいと思います。

正解のある学校・試験

答えを生み出す家庭環教育

 

学校においては、受験を目指してみんなが同じ勉強をします。

決められた正解をいかに多く導き出せるかを競い、社会に出る前にある程度の学力レベルがわかるようになる。

これはこれで成功したシステムなのですが、出来るのは国民の学力の判断だけ。

何が近年問題になっているかというと、さらに多様化して個性を発揮すべき時代に入り、学力というものさしだけでは足りなくなってきたということ。

 

『誰かが正解を持っている』

『どこかに正解があるのだろう』

この考えが、個性を鈍らせます。

 

なぜなら、自分の答え・自分なりの考えを持つことを疎かにするからです

そしてせっかく生まれた自分の答えも、自信を持つことができなかったりします。

 

答えは全て自分の中

正解と答えの違いは、外の納得か内の納得か。

正解は外にあるもので、答えは自分が持っているもの

 

社会においての究極の問いは、『自分は何がしたいのか』ではないでしょうか。

『私は何者なのか』にも近いですね。

 

『何になればいいか』『何をすればいいか』と外に求めるものではなく、あくまで自分中心であり、自分がどう思うかが全て。

自己実現とも言いますよね。

やりたいことを獲得するうえでは、自分の中に答えを持つしかありません

 

このような大きな人生の目的だけではなく、細部に至ってもそうです。

職場において、いつも正解を求めている人は“ちょっと自分で考えれば分かること”でも人に聞いてしまったりします。

でも自分の答えを持てる人は、自分で考えてから「これでいいですか?」と確認します。

新しい改善を思い浮かぶのも答えを持てる人、つまり自分で考えられる人です。

 

『自分なりのものの見方に自信を持つ。』

この重要度は社会が多様化するごとに増していき、学力以上に人材の期待値を高めていくでしょう。

 

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【キャリア教育】正解のない未来を生きる力

「考えさせる」ことを目的に

これから先の未来は、誰も予想の出来ない加速度的な変化の中を突き進んでいきます。

経済的に安定を得られれば、どんな未来が来るのかワクワクしながら過ごしていける。

でも経済的安定がないと、変化に怯えながらやり過ごすことになってしまいます。

 

そのためには、自分で考え抜く力があるといいですね。

決して偏差値を意味する学力とイコールではありません。

正解のない未来を生きる力として、考える力を育もう!

 

考える力とは、自分の答えを出そうとすること

正解を出そうとすることとは違います。

 

「私はこう思う」「僕はこう考えた」

と、自信を持って言えることです。

 

そのために親として出来ることは、第一に子どもの邪魔をしないこと

問いかけることよりも先に、邪魔をしないこと。

「違う」「ダメだ」「よしなさい」を我慢することです。

(もちろん大人になってから犯罪に発展するようなことはダメです)

 

これを言ってしまうと、子どもは「じゃあ何ならいいんだろう?」と顔色をうかがってきます。

自分の判断に自信を失っていきます。

 

例えば、床に絵の具をこぼしても、耐えられるならその後を見守ってあげること。

自分で掃除するかもしれないし、なにか絵を描きたいのかもしれません。

どちらにしろ、“考えて答えを出す”はずです。

 

手と足と口を使う

「いやいや、床で絵を描くなんて、別に考えてないだろ!」と思うかもしれません。

そんな場合は、“考える”の定義が狭いかもしれません。

 

考えるというのは、脳の中で思考することだけではありません。

手を動かし、足で移動し、口でしゃべることも考えること

 

そもそも、頭の中で思考できることなんて、インプットした情報だけなんです。

その先に思考を進めるには、一度アウトプットして反応をまたインプットするしかないんです。

 

学力の世界で競争していると、この力も弱くなりますね。

とりあえずやってみれば、世界は必ず応えてくれます。

そのように切り拓いていくことも、時には必要です。

 

頭の中以外の行動も「いま考えているんだ」と思うと、止めない方がいいと思えますよね。

頭の中の論理性が得意な思考、外部に混沌とした偶然を巻き起こす方法でインプット量を増やす思考、様々な得意分野があるものです。

 

大切なのは、途中で止めないこと。

自分なりの答えを出させてあげることが、学校には出来ない親のキャリア教育です

 

親の想いがあってもいい

では、何でもかんでも子供のやりたいようにやらせるのか?

それも難しいです。

経済的に困難なこともたくさんあるし、床に絵の具をこぼされて自由にできる家庭は少ないはず。

だから、出来る範囲でいいんです。

 

たった一回の経験が、その後の将来すべてに影響を及ぼすこともある

まずは一度の成功体験、一度の答えから始めましょう。

 

それに、親がやらせたいこともありますよね?

音楽をやれば素敵な人生が待っていると思えば、小さいうちから強制的にやらせたくなる。

スポーツだって小さいうちからの英才教育が最近では基本です。

答えを待ってからでは遅いこともあるから、それは親が機会を与えてあげればいいんです。

 

もっと言えば、子どもの自由にさせることも、親がそうしたいからさせるはずです

親の想いは、子育てで大いに尊重されていい

 

親が自分の意思もなく、「こう育てた方がいいと言われたから」と子供を育てることがいいことでしょうか。

子供が大人になってからそんなことを聞いたら、ちょっと残念じゃないですか?

 

答えを持つ子どもを育てるには、親も答えを持つ。

その方がよっぽど大切なことではないでしょうか。

 

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宮内 利亮

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