コロナで後ろ倒しになった夏休みも、ようやく始まっていく。
2020年、小学生の今は『キャリア教育』がスタート。
家に子供がいるときこそが、家庭のキャリア教育チャンス!
学校では出来ない、リアリティのあるキャリア教育を夏休みにしてみては?
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【キャリア教育】小学生の今
『キャリアパスポート』
2020年の小学校で新しく取り入れられたキャリア教育がいくつかあります。
新学習指導要領に変わり、アクティブラーニングを取り入れたりと学び方までが変わる。
まだ実践していない学校もあるかもしれませんが、『キャリアパスポート』も始まっているんです。
社会に出る時のために、自分が過去に何をしてきたか、何に興味を持ち、何を感じてきたかを記していくもの。
高校卒業と同時に出来上がる『ポートフォリオ』のようなもので、職業選択やマッチングに活かされるものです。
特に記録されていくのが、課外授業や体験学習などです。
つまり、早いうちから“社会に触れさせて興味を湧かせる”もので、その時の記録を残していくものです。
職業体験・オンライン体験
子供たちの教育は今大きく変わり、大人たちが受けたよりも多くの職業体験をすることになります。
これは自治体による差も大きく出るようですが、国の方針としては早いうちから仕事や社会に触れさせたい。
最近では地元の企業や店舗と連携して「オンライン体験会」なども出てきています。
体験と言っても小学生の内は興味さえ湧けばいい。
職業選択の段階に進むにはまだ早いですから。
だから気軽に見学できるオンライン体験(見学)はとてもいい機会ですよね。
今の大人たちが体験しているよりも、今の子供たちは“社会が身近”にある。
オンラインなどで機会を増やし、キャリアパスポートなどでポートフォリオを作ろうとしている。
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【キャリア教育】社会の今を見せてあげよう
『夏休みのキャリア教育』仕事に触れるチャンス
でも、学校だけでキャリア教育をするにはちょっと無理があると思いませんか?
実は、社会や仕事が身近にあるのは、学校より家庭の方なんです。
子供たちが家にいる夏休みは、社会や仕事に触れる絶好の機会です。
夏休みと言えば、水族館に行ったり博物館に行ったり、普段見れないものに触れることに教育分野は期待しています。
家族で旅行に行ったり、親戚の家に泊まったりするのもいい社会経験でしょう。
そして現代、キャリア教育はよりリアルな社会に触れることを求めてます。
小学生や中学生だと、仕事を体験するというよりも見学して興味を湧かせることがキャリア教育になります。
夏休みと言えども、お父さんお母さんは仕事をしていますね?
家事のお手伝いはもちろんのこと、普段は見れない『社会での活動』をお子さんに見せてあげるいい機会です!
リモートワークを見せてあげよう
例えば、今現在またコロナが再燃し、リモートワークをしている人は多いのではないでしょうか?
家でパソコンを使ってオンラインで打合せ。
でも子供も家に居てなかなか集中して仕事が出来ない・・・。
でも、ちょっと待ってください!
確かに今までは働く環境が整えられていたかもしれません。
しかし、これからの日本が求める姿は子供にも早く社会に触れさせること。
逆に言えば、今まで子供たちを社会から遠ざけ過ぎていた。
そして、新学習指導要領では「地域や家庭との連携」が求められています。
つまり、学校だけでは厳しいことが分かっているし、キャリア教育を学校だけに任せるのは現実的ではないということです。
僕はキャリアコンサルタントとして、キャリア教育は大人全員の責任と捉えています。
であるならば、少し自分がやりづらくても後輩の面倒を見るように、自分の子供にも自分の仕事ぶりを見せてあげる。
これからの社会は、そんな責任も付いてくるのではないでしょうか。
オンラインで見せてあげよう
また、リモートワークをしていないからと言って何も出来ないわけでもないと思います。
今は学校でも会社でも「オンライン」が標準化しました。
自分が会社に居て、子供が家にいるなら・・・
オンラインで職場と家庭を繋げて、我が家だけのオンライン体験会をやってあげましょう!
小学生の子供なら、親がやっている仕事にはかなり興味を示すのではないでしょうか?
近所で数人の子供たちを集めて、親たちの中から代表者を選びその人の職場を見せてあげるなんてのもいいですね。
すでに夏休みのイベントとして、企業が取り組んでいる「オンライン体験会」を家庭単位でやる。
そんなに難しいことではないと思いますよ!
今の小学生たちは、仕事に興味を持たせるために色んなものを見せられています。
キャリアパスポートなどで記録も付けていくし、より効果的に実質的なものにしてあげたいですよね。
そして今の社会は、家庭から簡単に職場に繋げられる世の中になっています。
【小学生の今】と【社会の今】をリンクさせて、キャリア教育をしてみませんか?
自治体単位でこんなことが活発に行われるようになったら、仕事選びに困る子供たちはぐんと減っていくはずですよ!