遊べ!夏休みアクティブラーニング

こどもたちへ

夏休み!遊ぶ『キャリア教育』アクティブ・ラーニングの宝庫だぜ!

2021年夏休み!

コロナのワクチンも普及し始め、今年は遊びに行こうと思っているご家庭も多いのではないでしょうか。

しかも今年は東京オリンピック!テレビに遊びに大忙しの予感。

子供たちにとって『夏休みはアクティブ・ラーニングの宝庫!』それはなぜ?

夏休み!遊ぶ『キャリア教育』

「遊ぶ」ことの学びの価値

ついに夏休み!大人は待ちに待ってはいないと思いますが、子供たちは違いますね。

とっても「アクティブ」解放されて、興味やワクワクが胸の中でウズウズしているでしょう。

こんな時が『キャリア教育』のチャンス!

 

なぜなら、キャリア教育では「何を学ぶか」の他に「どう学ぶか」をとても重視しています。

変化し続けていく社会にうまく対応していくには、『自ら考え答えを出すこと』や『学び続けること』が大事。

だから『アクティブ・ラーニング』によって自発的な学びを促したいんです。

子供が『学びたい!』と思って学ぶ仕掛けが大切とされている

 

親ならこれがどんなに大変な事か分かるでしょう・・・。

だけど、そんなに難しく考えないで欲しいんです。

 

私たちが『学び』と考える時には、ほとんど『認知能力』のことを想像します。

しかしこれからの社会でより重要になってくるのが、『非認知能力』です

協働することや、自ら働きかけること、認知能力を繋げて活用する想像・創造力、そして自己効力感に繋がり良いサイクルを生む。

非認知能力を養い、統合的な学びを得るものが、子供にとっては『遊ぶこと』なんですね。

 

普段の学校生活よりも、むしろ夏休みの方がアクティブ・ラーニングに向いている。

そして普段は出来ない『遊び』によって学んでいくことが、子供にとっても大人にとってもいい時間になりますよね。

 

「自己効力感」がアップする経験を!

特に狙っていきたいのが『自己効力感』です。

「自分ならできる」「頑張ったらできるんだ」という思いを持つことです。

 

そのためには、小さくてもいいので『成功体験』がほしい。

そしてその成功体験が、『自分の力で得たもの』ということが重要です

 

親が手を出してしまうと、“手柄”を取られてしまうんです。

どうやるのかは後で書きますが、ひとまず狙いは「はじめてのおつかい」のような自己効力感。

余裕があって失敗すら楽しめる夏休みに、自分の力で何かを成させてあげよう!

 

あなたの家庭では、夏休みにどんなことができそうですか?

 

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夏休みはアクティブ・ラーニングの宝庫

ゼロからはじめる体験

できれば『ゼロからはじめる』体験をさせてあげたいところです。

しかもワクワクするような、興味をそそることから始めましょう。

これがしやすいから、夏休みは良いんですよね。

 

例えば「料理をメニューから考えて材料を調達し、「おいしい」という結果までつなげれば自己効力感が上がり、そのプロセスのなかで統合的な学びがあります。

しかしいきなり「料理して!」と言われても、「え~」という反応が普通でしょう。

(一緒にやろう!と言えればその方がいい)

 

そこで、せっかくの夏休みだから「遊びに行く計画」などから始めるといいのではないでしょうか。

ワクワクしながら「なにしよっかな~」と考え、発想し、アイデアをつなげます。

そして調査し、計画し、準備し、実行し、「たのしかった~!」という結果に繋がることで自己効力感がアップします。

子供の“興味の領域”にあることから始める

 

基本的に子供なら、興味の湧くことしかやりたくないですよね。

それでいいんです。

ただし、「たのしかった~」までのプロセスを委ねてあげる

 

そのプロセスの中には、準備や計画などの“楽しくないこと”が含まれているはずです。

だけど好きなことのためなら、ワクワクしながら取り組んでくれる。

『興味に素直だからこそ』です。

 

興味を満たすために、アクティブに行動を重ねていく統合的な体験を積む。

その次は料理、その次は研究、など、行動に移すまでのハードルが下がっていくはずです。

 

正解を与えない。自由と機会と問いを与える

親が気を付けることとして、“手柄”を取らないことと書きました。

せっかく子供が“積める学び”を奪わないことです。

じつはこれにも心の余裕が必要だったり時間が必要だったりするので、簡単ではないですよね。

 

キャリア教育が最終的に子供の何を養いたいのかというと、『自分の答えを持つ』ことです。

自分で考え、答えのない世の中を自分の軸で進んでいくこと。

正解を与えない。(未来に正解はない)

 

正解と答えは違います。

正解は外にあるもので、誰かが決めること。

答えは内でつくるもので、自分で決めることです

 

この訓練を、子供の頃からさせたいわけです。

その学びは、正解の存在するテスト(認知能力)にあるわけじゃない。

正解がないけど自分で答えを出してもいい、『遊び』の中にあるんですね

 

子供には『機会』『自由』『問い』を与える。

「遊びにいこう!」と機会を与え、

「じゃあ遊びリーダーは君だ!」と自由を与え、

「なにする?どこいく?なにが必要?どうやったら分かる?決められる?計画は?」と問い続ける。

 

ワクワクの波から降りないように、うまく背中を押したり盛り上げたりしてあげたいですね!

 

オリンピックで夢を持つ子ども

話は変わりますが、今年は特別な年!

なんと言ってもオリンピックがあります。

 

ウチの子供の話ですが、卓球をかれこれ5年続けています。

そう、前回のオリンピックで卓球の試合を見て、自分もやりたくなって、すぐに近くのクラブチームに入ったんです。

 

オリンピックが子供に夢を与える最高の機会です。

そしてその夢は何でもいいんです。

どんな活動でも、学校の外で打ち込めるものがあると必ず『非認知能力』がついてきます

 

そのための最大の難関は、実は『興味』

興味が湧かないと頑張らない。だけど興味さえ湧けば、子供のエネルギーはすごい。

4年に1回の『興味』の祭典、しかも東京!

大いに活用してほしいと思っています。

 

 

一緒に勉強しましょう!

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宮内 利亮

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