子供の小さなすごい

こどもたちへ

小学生の『すき』を伸ばすには?“止めない”ことが大切!その原因は

2020年3月12日

小学生のキミは、何がすき?

サッカー、折り紙、ゲーム、怖い本、たくさんあってまよっちゃう。

それ、「やめなさい」って言われたらいやだよね。

しょうらいのために大切な「すき」なこと。

自分の「すき」、お友達の「すき」を、キミはどうしてる?

小学生のみんなが昇る【大人へのステップ】

ぼく・わたしの「すごいじゃん!」はどれ?

大人になるまでに、小学生が昇るステップのひとつが、

「ぼく・わたし、すごいじゃん!」と思えることを見つけること。

 

「え~!そんなのないよー」と思う人もいるかもね。

そんな人は、もっと小さなことを見つけてみよう!

 

「スポーツがすごい」とか「勉強がすごい」というのは大きすぎるから、クラスで2~3人になっちゃうよね。

そうじゃなくて、

「はやぶさ(なわとびの)がみんなよりできる」とか

「ねこのしゅるいなら、みんなよりくわしい」

という「小さなすごい」を見つけよう。

なんでか?

大人になると、やくにたつのは「小さなすごい」だから。

「スポーツ全部がしごと」とか「勉強全部がしごと」なんて人はいないんだ。

 

きっとキミの「小さなすごい」は、「すき」なことだと思う。

だけど、キミじしんはそんなに「すごい」と思ってない

これ、そんなことない!

「すき」なこと。それだけで、クラスのみんなより「すごい」んです。

 

大人の方へ

小学生(学童期)の発達段階は、劣等感と闘い『有能感』を得ることです。

小さな小さなポイントで「すごいね!」を見つけること。

 

「すき!」「おもしろっ!」を取っておこう!

「すき」とか「おもしろい」と思ったことは、大人になってからもわかるように取っておこう!

こんなふうにとっておくといいよ。

  • 手帳やキャリアパスポートに書いておく。
  • お父さん・お母さんに伝えておく。
  • 紙に書いてへやにはっておく。

 

キミが「すき」とか「おもしろい」と思ったことを、わすれないでほしいってこと。

いつもあたまのどこがで、

「ぼくって○○がすきなんだよな」

「わたしは○○がおもしろいと思ってる」

そうやって思ってると、キミのアンテナがピーンとたつ。

すきなことをもっともっと知ることができるよ!

 

お友達の「すき」を大切に

自分のすきなことって、「やめなさい!」って言われたくないよね。

だから、お友達のすきなこともやめさせちゃいけない

 

こんなことをすると、お友達はすきなことをやめたくなっちゃう

  • すきなことをバカにする。
  • 自分のほうがすごいよ!とじまんする。
  • 「ふ~ん」ときょうみなさそうにする。

せっかく大人になってからの「ちから」になることなのに・・・。

 

お友達のすきなこと、すごいことは大切にしてあげよう。

  • 「へえ、いいね!それ!」
  • 「へえ!すごいね!」
  • 「おしえて!おしえて!」

こんなふうに言われたらうれしいよね!

 

お友達におしえてあげる

「インプット」と「アウトプット」

すきなことはお友達におしえてあげると、もっとできるようになってくる

知る→おしえる→知る→おしえる

とくりかえしていくと、きがついたらクラスでいちばんになってるかも。

知ること=インプット

おしえること=アウトプット

といいます。

 

ポイント

YouTube、テレビ、本とかでインプットしたら

お友達やお父さん・お母さんにアウトプット!

 

なんどもやっていると、お父さん・お母さんも知らないことを知っていることに気づくんじゃないかな。

そうなったらもう、ちょっとした「はかせ」だね!

 

このクラスで○○といったら、まかせて!

そうぞうしてみよう。

「クラスで○○といったらキミだ」

おしえて、おしえて!と、

みんながキミをたよってくる。

じつは、大人の世界はこれとおなじ。

しかも、「大きなすごい」じゃなくて「小さなすごい」です。

 

なるべく「小さなすごい」をみつけよう!

クラスに30人のお友達がいたら、30この「小さなすごい」があるといいね。

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全部できなくてオッケー!

知らないことをおしえてもらおう!

なにをやっても「すごい」と思われたいかもね。

だけど、じつは「何でもできる」は「何にもできない」になってしまうから気をつけよう。

「なんでもできる」人になんてならなくていい。

「なにかがすごい」人になろう。

 

じゃあ自分が知らないことはどうするかというと、おしえてもらえばいいんです。

お友達にたよること。

自分が知ってることはおしえてあげる。

自分が知らないことはおしえてもらう。

クラスのみんなは、ぜんいん「なにかのいちばん」

自分より“ぜんたいてきに”上とか下とかはないんです。

 

「できる」をみんなにあげて「できない」をだれかにもらう

自分の「できる」をみんなにあげること。

大人の社会では、それがしごとをするということです。

そして、自分ができないことはお金をはらってやってもらいますよね。

社会はそうやってまわっています。

 

たとえば大人になって、パイロットになったとします。

すごいね。ひこうきがうんてんできる

だけど、たべものをつくることはできない

家をたてることもできない

着るふくをつくることもできない

くるまをつくることもできない

でんきをつくることも、水をひいてくることも、エアコンをつくることも、ぜ~んぶできない

ほとんどのことは、やってもらうこと。

自分の「小さなすごい」でかせいだお金で、ほかのことをやってもらう。

すべては「小さなすごい」のおかげで、ほかのできないことをもらえるんですね。

 

大人の世界はひとりじゃない

大人の世界は、みんながなにかのやくわりをもっています。

さっき書いたように、ひとりではせいかつできません

キミのすきなことを、大人の世界でだれかがもとめています。

そうやってきょうりょくしてせいかつするのが、社会です。

 

そして「小さなすごい」ほど、もとめてくれる人がいます。

自分がサッカーをしていて、キーパーになったとしたら・・・

・スポーツがなんでもできる人

・サッカーがうまい人

・キーパーがめちゃっくちゃうまい人

だれにおしえてもらいたい?

きっと「キーパーがめちゃくちゃうまい人」におしえてもらいたいよね。

 

大人の世界は、みんなのきょうりょくでなりたっている。

そのためには、自分の「すごい」を小さくすること!

そして、お友達の「小さなすごい」を大切にしてあげること!

 

みんなの小さなさいのうが光る社会にしていこう!

 

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宮内 利亮

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