新しい教育

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【キャリア教育格差!?】新しい教育に親の理解は追い付いているか?

『キャリア教育の強化』これは、単に授業が変わるというようなレベルで考えていいのだろうか?

学校以外での動きはどんどん加速し、いずれ教育の常識は覆ることになる。

明治から続くやり方が変わり、教育も多様性を得る。

あなたの家庭ではどうしますか?

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キャリア教育格差

大きく変わる教育の在り方

いま、教育は大きく変わり始めています。

2020年からキャリア教育が強化されましたが、実は教育現場だけではなく民間でも変化がある。

フリースクールやオンライン学校などが生まれてはじめているんですね。

 

背景には、グローバル社会に取り残されつつある日本。

その要因には人口減少に伴い潰し合う構造になってしまった競争社会や、終身雇用にしがみつく社会人など。

そのもっと奥には明治時代から続く製造業に向いた教育システムがあります。

日本を大成功させたこのシステムが役割を終えようとしているが、あまりに強固な仕組みのために変革がままならない状態なんです

 

製造業に向いた教育とは、知識重視の詰め込み式教育です。

いかに多く同じ意識を持った人たちを輩出するかが日本の国力を支えていたんですね。

するとその能力のチェックには知識量を確かめる試験が取り入れられ、大学というバッジを得るために受験という関門が生まれる。

この受験がクセモノで、今の教育をなかなか変えられない要因になっています。

 

『これじゃマズイ!』ということで、入試を変えたり専門職大学ができたり、キャリア教育が始まったり教育現場の外にスクールができたりしているという流れです。

 

親の理解は追い付いているか?

と、言うことを親は知っているでしょうか?

このブログを読んでくれているということは、おそらく興味関心がある方です。

しかし、世の中のほとんどの親はそうではないはずです。

親と同じ教育が学校で行われていて、親と同じやり方が将来のためになると思っていないだろうか?

 

このまま放っておくと、必ず教育の格差が生まれてきます。

子供に合わせた教育の違いはあってもいい。

だけど、違いはあっても格差があるべきではない。

格差とは、「そっちに行きたいけど行けない」ことや「知らないうちに手遅れ」になっていることです。

 

もっと平等に、全員が機会を得られればいいのに。

そう思いますが、残念ながらこれが当たり前に浸透するのは、あと10年以上はかかるでしょう。

気付いた人から一人ひとり変わっていくしかないんです

 

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【キャリア教育】新しい教育

『実践』に基づいた深い学び

では、新しい教育ではどんなことが大事なのかですね。

社会で起きている問題から見れば簡単です。

 

社会に出る時に

  • 何が出来るのか分からない
  • 何になりたいのか分からない
  • 何が正しいのか分からない

このような“自分の答えがない状態”が日本の発展を妨げています。

 

これはなぜか?

上記はすべて、“やってみないと分からないこと”です。

つまり、学校教育では『実践が不足している』ということです。

『実践』に基づいた深い学びが必要な時代になってきた

 

得た知識は使わないと知恵にはなりません。

やってみてはじめて「本当だ!」とか「だったらこれもアリ!?」とか、腹に落ちて応用が効くようになります。

実践がないと、薄っぺらいまま社会に出るしかありません。

 

面接官だったら、実績のある人と知識だけはある人、どちらを選ぶか明白です。

この実績を、学校教育でも得ることは可能なのです。

 

親がシステムを組み替える

でも、そんなことを学校の先生に言っても仕方ない。

先生は今までの増えるだけ増えたシステムに翻弄されるしかない状態です。

これ以上実践を増やせと言われても、もう限界までやっているので無理がある

 

先生の仕事は勉強を教えることであり、実践を教えることではない。

受験を目指すことが学校の一つの答えである以上、受験勉強を疎かにするわけにはいきませんよね。

 

では、どうするか?

そこを親がコントロールすることが大切というわけです

親が今までの常識を捨て、「ウチの教育はどうするか」を考える必要がある

 

受験勉強はほどほどにして実践を積むのか?

学校以外のスクールに通うのか?

親自身が子供に様々な機会を与えるのか?

 

子供はとても素直に、システムの中を上手に走っていきます。

ただし、自分でシステムの外へはみ出すことはなかなか難しい。

まだ現実社会での学びが少ないからです。

 

少なくとも、親が今までの常識に囚われていて、子供を古いシステムに縛り付ける事だけは避けたい。

新しい時代では、選択肢を与えられる親になることが求められています。

 

『やりたいこと』を持つ力

子供に選択肢を与えるのは、簡単なことではありません。

でも、誰でもない自分の子供だからこそ、本当に真剣に向き合うことができる。

誰よりも子供を知っている、誰よりも子供の将来を想う、そんな親だからこそ『個別の教育』ができる

 

目指す所は、子供が社会に出る時に使命感や自己効力感を持っていること。

「私は○○が得意です。」

「私は社会の○○を解決したいです。」

「なぜなら私の特性は○○で、活動により○○という想いが芽生えたからです。」

と自信を持って言えることです。

 

よく『やりたいことは何か?』という議論がありますが、今の学生がこの答を持つにはあまりにも情報が不足しすぎています

このためには、何よりも先に『自分』という人間についての理解が必要なんです

 

でも、学校教育は一律であり、一律であるがゆえに正解が存在します。

そうではなく、本来の自分の特性に気付くこと。

自分は何が得意なのか、どんな思考の特徴を持てっているのか、何に喜びを感じるのか。

自分を知る子供を育てる

『やりたいこと』を持つ力を育む

 

親がキャリアの在り方について学び、今までの常識を捨てて子供に機会を与えていくことが大切だと思っています。

 

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宮内 利亮

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