2020年2021年キャリア教育

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小・中学校【2020年・2021年】社会に開かれた教育課程とは?

2020年に小学校で、2021年には中学校、2022年高校でそれぞれ実施される「新学習指導要領」

その方向性と、現実にある課題とは何か?

あなたのお子さんが、自分自身が、新しい教育によって何を求められているのか?

社会に開かれた教育過程とは?

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「社会に開かれた教育課程」とは

新しい学習指導要領が、文部科学省によって公表されています。

その中では新たな方向性や理念などが記されている。

これからの教育過程の理念

よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を学校と社会とが共有し、それぞれの学校において、必要な教育内容をどのように学び、どのような資質・能力を身に付けられるようにするのかを明確にしながら、社会との連携・協働によりその実現を図っていく。

(文部科学省資料より)

 

「社会に開かれた」

つまり、今までのように学校と社会が分断されたままにするのではなく、共有・協働しながら理想を実現していくということです。

大きく3つあるので、それぞれの理念を見てみましょう。

 

①目標の共有

まず一つ目は、“何がしたいか”共有しようぜ!ということです。

社会や世界の状況を幅広く視野に入れ、よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を持ち、教育課程を介してその目標を社会と共有していくこと。

(文部科学省資料より)

 

学校が何をしたくて教育を変えるのか、まずは共有することからです。

社会には問題が山積みですよね?

それを根本から変えるためにどんな教育をしようとしているのか

社会人としても興味津々じゃないですか?

 

だけど、3つ目に出てきますがこれは社会との協力が必要です。

学校だけが頑張っても変化は遅くて社会の変動に対応しきれません。

なぜか?

  • 社会が学校に情報共有しないといけない。
  • 社会が「問題と解決方針」を受け入れる必要がある。

 

“よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を持つ”ことは学校単体でも可能でしょう。

しかし、“社会や世界の状況を幅広く視野に入れ”ることは困難です。

今まで学校は閉鎖的な環境下にあり、一般社会との情報量の差は開くばかりでした。

それをいきなり、忙しい先生方が積極的に社会の情報を取りに行くなんてことは不可能です。

逆!

社会が学校に、積極的に情報提供しないといけない。

 

そして“目標を社会と共有する”ことこそ、社会と学校が同じ思いで取り組まないといけないですよね。

今の社会では弊害だらけです。

会社が学校のためにすることが、お金になるだろうか?

それに取り組んだところで実利は遠くにあるから、社会の動きは遅くなる。

でも、持続可能な社会を考えたら子供たちのキャリア教育は必須です。

全員が共倒れにならない社会を実現するために、この問題を社会が受け入れる必要がありますよね。

社会が「問題と解決方針」を受け入れよう!

 

②生きる力

2つ目は、実際に実現可能な力を身に付けようぜ!です。

これからの社会を創り出していく子供たちが、社会や世界に向き合い関わり合い、自分の人生を切り拓いていくために求められる資質・能力とは何かを、教育課程において明確化し育んでいくこと。

(文部科学省資料より)

 

これはどうでしょう?

これを読んでいるあなたが、一般社会で働いている方だったら“子供たちに何を学んで社会に出て欲しい”ですか?

「そんなんじゃやっていけないぜ!」とか

「学校でもこれを教えればいいんだ!」と思うこと。

社会の先輩として、何を教えてあげたいですか?

 

子供たちが手に入れたい力は「生きる力」そのものであって、入試に受かる力でも選考に受かる力でもありません。

いま私たちが危機感を持ったり、必死に勉強したり、営業したり、策を練ったりすることと目的は同じです。

 

僕が大事だと思うことは、そうやって動き続けている社会に子供たちも見て触れ続けられることです。

社会に出ていきなりギャップに打ちひしがれることのないように、現実社会での生き方を見せてあげられたら

子供たちが社会に向き合ってくれるように、大人たちが生き方を見せるべきではないかと。

 

③社会との連携

3つ目は、学校だけじゃムリだからみんなで協力しようぜ!です。

教育課程の実施に当たって、地域の人的・物的資源を活用したり、放課後や土曜日等を活用した社会教育との連携を図ったりし、学校教育を学校内に閉じずに、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させること。

(文部科学省資料より)

 

ココが「社会に開かれた教育過程」をつくるうえでとても大事です。

地域社会との連携をすることです。

そうでないと、今までと同じになってしまう。

 

では、実際どうでしょう?

「社会と連携したい!」と思っている先生はどのぐらいいますか?

「学校と連携したい!」と思っている親・社会人はどのぐらいいますか?

 

残念ながら、まだまだその思いは分断されている。

忙しかったり、変わらなかったり、利益にならなかったり、どうにも変え難い問題が多く実在します。

さけど、たぶん根っこにある思いは同じです。

「社会を良くしたい」「子供たちの将来を明るくしたい」

連携できる状況から、協力して作っていきましょう!

 

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現実にある課題

分断された「想い」

新しい教育指導要領は素晴らしいものだと思っています。

それは人事を10年経験した僕にはとても現実味があり、社会の問題を解決するために必要なものだと思います。

 

現在の学校と社会の構造は簡単に変わらない

目標は共有しづらく、

生きる力を伝えづらく、

連携がとりづらい、

そんな環境であることは事実です。

 

だけど、あらゆる場所でそれを変えるために誰かが本気を見せています

国家資格化したキャリアコンサルタント、

新学習指導要領を深く理解した先生、

会社の伸び悩みに悩む社長、

データを元に現実問題をあぶり出した学者。

 

想いはある。

ただ、分断されているだけ。

 

それを繋ぐのは、互いの利益になる環境や取り組みが出来る環境づくりなど。

今どこかにある“ムリ”をひとつずつ排除することで、協力体制を築いていきたいですね。

 

頑張れキャリアコンサルタント!

僕はキャリアコンサルタントとして、この学校と社会の共有がミッションだなと思っています。

何がしたいのか?

何をしているのか?

どんな問題があるのか?

 

学校に、社会に、双方に情報を共有して目標統合をしていけるのは誰か。

両方の情報を持ち得ていて、社会が向かいたい方向を知っているのは誰か。

キャリアコンサルタントの活躍で、学校と社会はもっと近づくことができる。

 

同じキャリアコンサルタントの方とは、もっと学校と社会の現状を一緒に勉強していきたい。

そして広く社会にいる方たちに「キャリア問題」を知って頂き、学校に情報提供したい。

特に子供がいる親には、絶対に知っておいてほしいことですね。

 

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宮内 利亮

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