家庭内キャリア教育の心構え

こどもたちへ

【キャリア教育】親は正解を教えられなくてもいい!家庭内の教育とは

キャリア教育が強化された今、家庭内での教育は重要度を増し、その在り方は変わりつつある。

学校で出来ないことを親がやるべきとき、そこに正解はありません。

教育に消極的になってしまうよりは、間違っていても積極的に子供に関わっていったほうがいい!?

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【キャリア教育】家庭内で大切なこと

『適当な親』はダメなの?

キャリア教育が強化されたいま、家庭内の教育で大切なことは何か?

もしかしたら、教育という概念自体を考え直すことが必要かもしれません。

決して受験勉強のための教育を家でもするという意味ではなく、学校にできないことを親がやる時代になってきています。

新しい学習指導要領に示された「地域社会との連携」には、親も含まれているんです。

 

でも、親が学校の代わりの教育なんてできるの!?と思っている人も少なくないでしょう。

キャリア教育って何!?と。

今回は具体的な内容ではなく、その心構えについて書いていきます。

 

まず、親に適当な間違いばかり教えられた子供が間違ったまま大人になるかというとそうでもない

教育に自信がない方は、それを念頭に置いてください。

必要なのは、正しいとか間違っているという教育ではないからです。

とにかく親が子供に食事以外の栄養分を与えることが大切

環境、感動、体験、対話、時間・・・・

そう言ったものを与え続けて、子供が自分を形成したり自分に気付いたりする機会を創出する。

これは子供を個別で見れる家庭でないと出来ないことです。

 

『正しい親』が正解なの?

それに、親に正解ばかり教えられた子供がいつでも正しく正解の中を生きていけるかというとそうでもない

正しい事ばかりしか教えられない子供は、逆に社会に出てから不安です。

正しいか間違っているかが、自分の外の基準によって決まっていると思う傾向が強くなるからです。

 

「教えてくれないとできません!」

「上司がやれと言ったから…」

「自分は悪くない!」

今までの社会ではこのような言い訳が通用したかもしれませんが、個人の時代にはそうもいきません。

社会に正解なんて求める方が無理な話だし、自分の判断基準がないと主体的にキャリアを運んでいけません。

個人の時代、正しさは自分の中に持つしかない

 

自分のキャリアを主体的に歩んでいくとき、障害となる出来事や人は多く現れるでしょう。

そんな時、しっかりと自分の芯を持って惑わされずに歩んで欲しいですよね。

結局は自分がどうしたいか。自分は何者なのかです。

たとえ親や先生であっても、健全な批判力を持って自分の判断を下せる力を育みましょう。

 

積極的に子供に関わることが重要

正しいことを教えるのは先生に任せようと思って、親が教育に遠慮してしまうことが最大のデメリットだと言えます。

間違っても正しくてもいいので、一番大切なことは家庭内で子供に個別の成長機会を与えることです

 

社会と学びを繋げること、社会は意外と身近にあり決して学校と分断されている場所ではないということを伝えることが大切です。

それは学校でやるには時間が足りず、子供の興味や関心に合わせた機会提供も学校には難しいからです。

「正解・間違い」と言っている場合ではない

子供にキャリア形成(社会的成長)機会の創出を

 

この機会の格差はどうしようもなく開いているように見えます。

格差がある事にすら気付いていない家庭が多いかもしれません。

でも、芸能人の子供は芸能人が多く、スポーツ選手の子供はスポーツ選手が多い。

教師の子供は教師という選択肢が身近で、税理士の子供は税理士という選択肢が身近です。

これは機会の差が明らかに影響している証拠です。

 

「トンビがタカを生む」とありますが、これからの時代はそれを狙っていくのか?

少し違うように思います。

『トンビの子もみんなタカ』

それほどに情報化社会は、子供たちの成長を急加速させていくと思っていた方がいいでしょう。

 

学校だけでは間に合いません。

必要なのは一律の教育の先、個性を生み出す栄養分です

僕もいま、これを地域社会として学校と親の代わりに出来るように準備を頑張っています。

 

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【キャリア教育】正解はどこにある?

インターネットの情報は正解ばかりではない

親が正しいことを教えようが間違ったことを教えようが、大して問題ではない理由は他にもあります。

インターネットにアクセスすれば、そこには正解も不正解もない情報が海のように溢れているからです。

 

ではこれはマイナスだから、ネットにアクセスさせない方がいいのか?

それも違います。

大量の情報があるからこそ、これからの時代は全員が親を超える可能性を秘めている。

 

大切なのは、情報を処理する基準の方。

自分にとっては何が有益で、何を間違いとし、何に手を付け、何に手を付けないのか。

親がどんなに情報を遮断しても、近い将来どうせ情報の海を泳ぐことになります

インターネットの情報の海に入れないことではなく、海の泳ぎ方を教えることが大切

 

スマホを手にする年齢もどんどん早期化しています。

これを前向きに捉え、情報の処理の仕方を積極的に教えていきましょう。

見せたくないものも早く見られてしまうでしょう。

そんな時に持つべき判断基準を、親の常識を超えて教えていく必要があります。

 

教科書が正解とも限らない

また、教科書に載っている情報も変わるということを、今の大人なら理解しているでしょう。

ただ、それを信じるなと教える訳ではありません。

教科書の情報は受験のためには完全に正解です。

でも、自分がその情報を社会でどう使うかはまた別問題です

 

学びと社会がどうつながっているのか?

受験を超えて、それを示してあげるのが親に出来ることです。

先生は教育現場のプロであり、社会の現場のプロは親のほうですから

 

それにこれからの時代、何を学ぶかと同時に大切なのは『どう学ぶか』です。

これも家庭内に置いて比重の重い部分です。

学校でも学び方は工夫していますが、どうしても全員同じにしないといけない。

子供に合わせた勉強の仕方は家庭でないとできません

また、子供が「これ面白い!」と思うことに主体的に取り組ませることが大切です。

何度も繰り返しになりますが、自分がどうしたいのか、何者でありたいのかがすべてです。

教科書と受験の繋がりを超えて、学びと社会の繋がりを意識させる

教科書の情報を超えて深い学びの機会を与える

 

情報を使い分ける子供へ

今回詳しくは書きませんが、家庭内で大切なことは決して受験に受かるための勉強ではありません。

もっと実質的に社会に出て困ったり苦労したり、キャリア迷子になってしまったりしないために必要な教育。

興味・関心、人間性、問題意識、学び姿勢、価値観、特性など、個人を形成する栄養分です

 

親が言う正しい事・間違っていること、インターネットに載っている情報、教科書に載っている情報など、全ては上記の個人の在り方によって価値が変わります

それがあって初めて、超情報化社会の海をスイスイ泳いでいく力になります。

情報を使い分けられる子供になることですね。

 

個人の時代は、厳しくも優しい世界になると思います。

自分らしくあって幸せに働くために、誰よりも近くにいて見守っている親が個性を発現させてあげましょう。

 

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宮内 利亮

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