子供に習慣化させたいキャリア教育

こどもたちへ

子供の【小・中キャリア教育】社会に出る前にしておきたい習慣づくり

小学校ですでに強化されている『キャリア教育』

人生の道であるキャリアを主体的に歩むための教育は、社会で役に立つものでありたい。

社会に出る前にすごい習慣を持つ子供に育てることが出来るとしたら!?

人事のプロが子供たちに教えたいキャリア教育とは?

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人事のプロが考える『小・中のキャリア教育』

小学校教育から社会教育への一貫性を

2020年から日本全国で小学校のキャリア教育が強化されました。

新しい指導要領のコンセプトは『生きる力』です。

根本の問題を解決しようという気持ちが見えてきますね。

 

その背景になっているのは、もちろん現在社会で起きている問題です。

私たちの主体性がないせいで子供たちの教育が変わり、子供たちに未来が託されると言ってもいい。

僕が大切だと思うのは、学校・大学・社会で同時多発的にこの変化に本気で取り組んでいくこと

小学校から社会まで、一貫した問題認識と目的意識が必要ではないか。

 

社会に出れば学習が終わるという時代は終わっています。

ずっと勉強をし続けないと、いずれ社会人でも淘汰される。

しかし、社会の勉強は社会に出て初めてしているのが現状です。

今回の趣旨は、子供のうちから社会に出るための準備として出来ることがあるのではないかということです。

 

社会に出る前の習慣づくり

とはいえ、小学学校のうちから具体的な社会の勉強は難しいし、何より興味が湧かないのでどうしようもありません。

では何もできることはないのか?

いいえ、そんなことはありません。

社会で役に立つ習慣づくりを、子供のころからできたらどうでしょう?

 

習慣というものは恐ろしもので、良いことも悪いことも続ければ慣れていきます。

社会に出て初めて社会の習慣を強要され、ギャップに押しつぶされたりすぐに諦めたりする新社会人が本当に多い。

それでも自分の今までの当たり前から抜け出せず、自分が出来ていると思い込んでしまうもの。

こういった姿を「子供だなあ…」と感じる人もいるでしょう。

 

習慣を備えた新社会人は即戦力であり、“大人”な振る舞いをすることができ周囲に認められる。

 

コミュニケーションマナーやチームに対する考え方。

考え方の枠組みやプレッシャーに対応する力。

今まで“変わらないこと”と思っていた人の特性(ポテンシャル)でも、早くから習慣化すれば必ず誰でも出来るようになる。

社会に出ていきなりギャップに苦しむことのないように、ゆっくりと習慣をつくっていけるといいですね。

 

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【キャリア教育】子供たちの社会勉強

ここからは、僕が子供に教えたいと思う習慣を紹介していきます。

人事に10年携わり、キャリアコンサルタントをしている僕が大切だと思うことです。

 

『拍手』『うなずき』ノンバーバルコミュニケーション

まず「ノンバーバルコミュニケーション」を身に付けて欲しいですよね。

言葉ではないコミュニケーションのことです。

 

特に僕が大切にしていることが『拍手』『うなずき』です。

この2つに共通しているのが、相手を想ったコミュニケーションということです。

『相手にエネルギーを送る習慣』をつけさせたい。

 

これが出来ない人が、マウントを取ったりして自分だけを高めようとします。

こんな人がチームや会社に受け入れられるはずがないですよね。

 

この習慣は、いじめの予防にもなる。

本気でやっている部活のように、チームを活性化し合うメンバーがいじめなんてするわけがないですから。

 

しっかりと音を贈って賞賛する拍手。

相手が話しやすいように勇気づけるうなずき。

真っ先に習慣化したいことです。

 

ディスカッション

『ディスカッション』が出来る習慣も身に付けさせたいですね。

ディスカッションをするのは、自分の意見がないと始まりません

 

まさに現在社会で問題になっていること。

自分の考えがなく、先輩や上司が全て与えてくれるものだと思っている人もいるでしょう。

 

自分の意見を持ち、フラットに表現できる習慣をつけさせたい。

 

フラットに表現するというのは、“正解かどうかは別として”意見が言えること。

これがないとブレインストーミングは起こりません。

 

そのためには、他者の意見も全体の目的のためにすべて必要だと思える前提。

人の意見をバカにしないで、受け入れさらに進化させようとする考え方。

そしてそれによって上手くいった経験が必要だと思います。

 

『自分が正しい』と思うことは、実は全体の意見を抑えることになります。

自信を持つというよりは、大人な考え方の習慣を持つというイメージですね。

 

『呼吸』による自律

ここで言いたい自律とは、緊張する場面でもパフォーマンスを発揮したり、感情に負けず冷静でいられたりする力の事です。

「子供にそんなことできないだろ…」なんて思うかもしれません。

でも、本当にそうでしょうか?

 

例えば武道は子供のうちから習います。

そしてほとんどの場合、基礎として『姿勢』を教わる。

姿勢を整え、最重要に影響する点は『呼吸』です。

 

呼吸によって自律神経を整え、思考が回る習慣をつけさせたい。

 

はっきり言って考える必要はないと思います。

今は鬼滅の刃を人気なので、かっこよく真似して習慣にするのもいいと思います。

 

腹式呼吸は焦りを抑えます。

さらに首筋の筋肉を弛緩させ、酸素が脳に行きわたる呼吸(姿勢)。

すぐに“テンパって”しまうような場合は、大事な時に呼吸を整える方法を身に付けるといいでしょう。

子供によって様々な方法を工夫し、腹式呼吸に導いていくんです。

 

首周りのコリや思考停止は、精神衛生上よくありません。

考えがごちゃごちゃのままでいる習慣はすぐにやめさせたいですね。

 

フェルミ推定

いきなり難しそうなの来た!と思うかもしれません。

だけど、名前に騙されてはいけません。

 

『フェルミ推定』はれっきとした推定方法ですが、知らずにすでにやっていたという人も少なくありません。

一見まったく答えが出ないようなことを、少しの手がかりから概算していく方法です。

 

有名なものは「シカゴ(日本)にピアノ調律師は何人いますか?」という問題

人口や各家庭の人数、家庭にピアノがある割合、仕事の量などから概算していきます。

「ピアノがある確率はこんなもんだろう」という一般的・社会的感覚が必要になりますが、感覚を持っている範囲でやればいいんです。

 

少ないヒントからも、諦めなけれな答えに近づくことが出来ると思える習慣をつけさせたい。

 

現代の問題として、“答えがすぐに見つかる”ことがあると思います。

だけど社会はそんなに甘くない。

社会に出てからこのギャップに悩む人は本当に多いです。

 

諦めない思考・考え抜く思考は、キャリア教育の大きな課題です。

 

仮説検証のフレームワーク

最後に、『仮説・検証』です。

何か取り組みを行った時に、やりっぱなしにせずにしっかり“効果を測定”して“改善する”ことです。

フレームワークとは、それを誰でも出来るようにする質問シートなどの“考え方の枠組み”のこと。

 

これは難しいんじゃないか!?と思いますよね。

仮説検証そのものをやり続ける子供はまずいないでしょう。

大切なのは、『仮説検証』のやり方と重要性を知っているということ。

 

『仮説検証』による成功体験を積んだ人を社会に送り出したい。

 

これはもちろん習慣化したいところですが、大人でも“スケジューリング”が必要です。

『毎月〇日までに、計画を評価して改善策を提示する』などのルール化された習慣です。

個人というよりも、組織の習慣になるわけですね。

宿題などで習慣化してもいいと思います。

 

『仮説』は「これをやってみたらどうなるだろう」という実験的な意味合いがありますね。

これは『計画』と変わりないわけですが、求められるのは計画通りに遂行する以上のこと。

 

思うようにいかなかったら「どうしたら上手くいくか」考えること。

上手くいったら「どうしたらもっと良くなるか」を考えること。

つまり、変えることが前提であり、計画は改善することが当たり前。

『改善し続ける習慣』と言えるでしょう。

 

『仮説』であるという取り組み方は、試行錯誤しながらの取り組みです。

ただ言われたことをやるだけの習慣は抜け出さないといけません。

考えながら仕事をする人には、絶対に敵いませんから。

 

子供であっても、習慣化できそうなことはたくさんありますよね。

「まだ子供だから」ではなく、社会の問題とリンクした一貫性のあるキャリア教育をしていきましょう。

 

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宮内 利亮

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