この記事を書いている今、2020年1月1日。
明けましておめでとうございます。
昨年僕は40歳を目前に、人事部長をしていた会社を辞め新たなスタートを切る決意をしました。
今年は本格的にスタートする年。
だけど辞めた当初、実はノープラン!
次のことは何も考えず退職しました。
それでも様々な偶然や考えが重なり合って、ひとつの方向を見つけることができました。
今は新しい幕開けに心が騒ぐ自分がいます!
昨年と今年が、僕にとっては人生最大の転機の年となりそうです!
みなさんにとって2020年はどんな年になりそうですか?
みなさんの転機には、どんな選択をしていきますか?
オリンピックだし!30代最後だし!令和だし!
僕を転機へ導いたビッグ3
- 東京オリンピック!
- 新元号「令和」へ!
- あっ!30代最後だ!
僕を転機へ導いた3つのビッグワードです!
まず何が言いたいかというと、2019年は僕にとって“きっかけ”がめちゃくちゃありました。
キャリアの転機には“きっかけ”があるものですね。
このきっかけ、当然スルーすることもできます。
だけど僕は、もうスルーしたくなかった。
今まで、「あそこで動き出しておけばな~」と思うことが何度かあったので!
「今度こそは、動けなくなる前に動いておこう」と。
きっかけをうまく使うことが、望むキャリアを形作る秘訣なのかもしれないですね。
ちなみに、僕の子供は卓球をやっています。
卓球を始めたきっかけは、前回のオリンピックをテレビで見たから。
娘にとってのキャリア転機はオリンピックだったんですね。
だから僕にとっても2020年東京オリンピックというのは、とんでもなく特別なものなんです!
オリンピックを見にいくために会社を辞めたかもしれません。(笑)
あなたのキャリア転機に必要なものは?
では、あなたにとってあなたのキャリアを形作る変化を生むものは何でしょうか?
- 年齢
- 業界の変化
- 人との出会い
- 考え方の変化
- 家庭の状況
- あなた自身の成長
色んな要因があると思います。
そこで、ぜひ念頭に置いてほしいのがこれ。
出来事を全部自己都合で解釈しよう!
ええ~??
自分都合はダメでしょ~と思うかもしれませんね。
違う言い方をすれば、自分に起こることは
すべて前向きに捉えてしまいましょう。
すべて自分が望む方向へ進むためのきっかけと考えましょう。
すべてをチャンスに変えていきましょう。
ちょっと前向きワード過ぎてムズムズするので、僕は「自分に都合よく!」と言ってます。
自分が「本当は会社を辞めて独立したいんだよなぁ」と思っていたら、そのために色んな理由を探してみる。
業界の先行きが不安だし!
年齢的にもそろそろ限界だし!
友達も独立したし!
だし!だし!だし!と、都合よく言い訳を探しましょうよ。(笑)
僕は、そうしました。
すべての出来事は、あなたの捉え方次第で全く違う意味を人生にもたらします。
転機はこういうものです
ちなみに、少し専門的に言うと転機とはこういったことです。
転機とは
①役割
②関係
③日常生活
④自分自身に対する見方
が変わること。
(シュロスバーグ)
小さなことから大きなことまで。
転機は至る所にあります。
転機の種類
- 予期していた転機
- 予期していなかった転機
- 期待していたものが起こらなかった転機
年齢などは予期できるけど、病気などは予期できない。
資格試験を受けたけど落ちてしまった、などは期待していたけど起こらなかったということですね。
転機の影響度は、以下のようなことで変わります。
転機の影響度
- 人生を肯定的に捉えているか
- 人生はコントロールできると思っているか
- 対処スキルがあるかどうか
- 転機の経験があるかどうか
ここで詳しくは書きませんが、転機の乗り越え方はこのように言われています。
転機の乗り越え方
『4S点検』
- 状況 Situation
- 自己 Self
- 支援 Support
- 戦略 Strategy
変化を受け容れ、戦略を選び、行動計画を立てる。
大きな転機には、自分自身の考え方の変化もあると思います。
「内的再方向付け・再定義」と言われる。(ブリッジズ)
今まで信じていたものを失い、迷いながらも新しく信じる方向を見つけていく。
人生はこれの連続。
生まれてこのかた、まっすぐ歩み続けた人なんていない。
僕はまだまだ、紆余曲折する覚悟です!
人生なんとかなる!
実際、なんとかなる
僕は楽観的と言われます。
でも、悩む時は悩むんですよ。
不安だってたくさんある。
だけど、
「なんとかなる」と思うようにしています。
「なんとかなる」と思うと、なんとかする方法を探し始めます。
確かに退職する時はノープランでした。
だけどそれは、思い切って自分にきっかけを与えないといけないと思ったからです。
実際そのあと、なんとか方向を見つけることができました。
かなり納得のいく方向で。
転機を自分に都合よく解釈する時、勇気は必要です。
その勇気を「なんとかなる」と思うことで奮い立たせていました。
「なんとかなる」=なるように“する”決意。
つまり、行動することです。
行動さえすれば、実際なんとかなることを知っています。
それを信じなければ、長年勤めてうまくいっている会社を辞めるなんて決断はできませんよね?
周りの人から見たら、「アホか!?」と思うようなことです。(笑)
かなりおススメの言葉です。
「なんとかなる!」
ポイントは、自信なんかなくてもまず先に言ってみることです。
言うだけなら何もリスクはありませんから。
逆の言葉は行動を止める
逆の言葉は、「難しい」です。
この言葉を言うと、なんとかする行動を探さなくてもよくなってしまいます。
確かに、簡単ではないんですよ。
転機はなるべくない方がいいと、人間はどこかで思っている。
安心・安全でいたい。
だけど、このままじゃダメだ!と思う自分がいることも事実。
未来の自分から見て、今の自分はどちらを選択するべきかを考えてみるといいかもしれませんね。
自信がない自分をなんとかしたいと思っている方は、
「難しいかな…」を「なんとかなるかも」に言い換えてみましょう。
至る所に転がっている“転機のきっかけ”を、あなたはどのように使っていきますか?
新しい年の幕開け、あなたにとって最高の道を“きっかけ”たちが創造してくれることを心から願っています。