効率を捨てよ、デザインを追え

“みや”のちょい寄ッテ!

「効率を捨てよ、デザインを追え」

「効率を捨てよ、デザインを追え」

数年前ある方が教えてくれたこの言葉。

キャリアコンサルタントになった今、人間の発達段階と深く関わりがあるような気がしてならない。

老年期の心理的危機を乗り越えると得られると言われる『英知』

『デザイン』と『英知』について、僕の主観的考えをお伝えします!

効率は大切なので注意!

まず!

一応、勘違いされてはいけないので言っておきます。

効率は大切です。

 

「効率なんて考えなくていいって、宮内がいってたよ~」

なんてことにならないように・・・。

 

この言葉を教えてくれた方は、仕事がものすごくできて生活も豊かになっている人でした

ある程度社会で活躍した人・成功した人・安定の土台が築けている人が考えることなんじゃないでしょうか?

社内で言えば、管理職以上。

個人事業主で言えば、時間の余裕ができてきたころ。

経営者で言えば、会社が軌道に乗って部下に任せられるようになってきたころ。

こんなところなのかな?と思います。

 

また、そんな人たちは効率ぜんぶ捨てちゃっていいの?

というと、それも違いますよね。

仕事をする以上、効率は大切です!

今回お伝えしたいのは、仕事とは少し違った視点のことです。

 

“こだわり”を持つ生き方とは

「効率を捨てよ、デザインを追え」

僕はこの言葉がとても好きになりました。

 

意味を理解しているわけではないかもしれないし、人それぞれ答えは違うかもしれない。

だけど、なんだか気に入って、ことあるごとにその意味について考えていました。

 

デザインを追う。

持つ物は効率やコスパだけで考えない

多少扱いが面倒でも、愛着の湧くようなお気に入りのデザインを選ぶ。

例えば、ヨーロッパの街並みなんてどうでしょうか。

建物に使う石が統一された街。

遠い昔に使われた運河をそのまま残していたり。

そんな街を見ていると、“いいな~”って思いませんか?

効率を度外視しているのに、それを見て人間は“いいな”と思う。

 

同じように、仕事に使う物などにこだわりを持ってみる。

安くて扱いやすいボールペンではなく、高くて絶対落としたくないボールペン。

少し高い革靴に替えると、靴底が擦り減らないように丁寧に歩いたり。

大切に使おうとする気持ちが芽生えたりしますね。

昔ながらの街並みを守ることと似ている気がします。

 

『愛着』が湧くもの、周りにどのぐらい持っていますか?

そして、

  • なぜそれが好きなんでしょうか?
  • それはどんなものなんですか?
  • その良さを、ぜひ教えてください!

その良さを考える。

深く考えること。

それが“こだわり”を持つこと。

深く、細かく考え込まれたその愛着は、周囲の人の心に響きます

 

なぜ、響くんでしょうか?

僕は「真理に近いから」なのかなと思います。

人間には“いいな”と感じるセンサーがある。

不思議ですよね。それを感じ取るように人間の体はできている。

普通の生物学的に言えば、「必要だから感じ取る」ということになります。

その“いいな”を究明していく。

 

無意識で感じる“いいな”の答えを教えてくれるって、すごいことじゃないですか?

なんで自然の景色を見たら気持ちがいいのか?

なんでかっこいい車はかっこいいと感じるのか?

なんでおいしい食べ物はおいしいと感じるのか?

だから、この答えを考えてくれるってことは、

全人類が求めていることを代わりにやってくれているということなんじゃないかと思います。

こだわりを持つことは、みんなが考えないことを考えること。

真実の答えを探してあげること。

人間が本能的に持っているセンサーの目的、向かう方向を示すこと。

ちょっと壮大すぎますが、生きる意味というものなのかもしれませんね。

 

効率は個のため、デザインは全のため

人が「効率」を求めるとき、豊かになることを目指しています。

デザインを追うことは、豊かさがないとなかなかできない。

 

競争の中での正しさは効率

人間社会は、ほとんどが競争の中にいます。

ライバル会社より早く、多く、効率を求める。

社内で出世するためには、人より効率を上げないといけない。

効率を上げないと時間も作れないので、豊かさを享受することもできません。

 

そもそも争うからそんな状況になるわけですが、そんなこと言っても仕方ありませんね。

効率は上げたほうがいいです。

自分の好きに出来る時間があったほうが心が豊かになれますから。

効率が悪いと、一緒に働く仲間にも迷惑をかけてしまいます。

競争社会にいる中で、効率は上げないと豊かになれない。

では、競争がなかったらどうやって豊かになる?

 

争いのない中の喜びは?

もし、争いのない、競争がない世の中だったら。

その中で何を求めていくでしょうか?

お金はもういらない。

名声もあったところで、何の意味もない。

 

例えば、老後はどうですか?

もし、もう食うには困らない衣食住が整っていて、何不自由ない老後を迎えたとして。

 

例えば僕の場合は、「知りたい」欲が出ると思います

そう。デザイン、こだわり、“いいな”の追求です。

行ったことのない場所に行きたい。

会いたかった人に会いたい。

新しい価値観を理解したい。

知らないことを知りたい。

物事の真実を見てみたい。

「ああ、そうなのか。そういうことだったのか。」

と感じることに、一番価値を感じるんじゃないかなと思います。

 

最終発達段階『英知』

キャリアコンサルタントになった今、人間には「発達段階」があることを知りました。

発達段階の最後、老年期に精神的危機を乗り越えることで得られる徳は「英知」です。

 

【英知】とは

①すぐれた知恵。深い知性。

②真実や心理を捉えることのできる最高の認識能力。

 

デザインを追うこと、こだわりを持つこと、深く考えること、その延長線上にあると思いませんか?

“いいな”センサーはたぶん、英知を得る方向へ向かっているんじゃないかと。

 

結局、争いのなくなるころ、人間の一番の喜びは英知を得ることなんですね。

「効率を捨てよ、デザインを追え」

また少し、この言葉が好きになりました。

 

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