授業参観

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【僕が見た授業参観】ここまで違う!?小学校の教育と大人の認識

先日、子供の授業参観に行ってきました。

キャリアコンサルタントとして思うことを記事にしていきます。

“変わっていく”教育を知らないのは親の方ではないか?

教育のねらいを考えもせずに、「ゆとり教育」と言いながら批判ばかりしていてはいけない。

教育が変わるのは、大人に問題があるからだ。

僕が見た授業参観

「スマホ・ケータイ安全教室」

今回参観したのは、「スマホ・ケータイ安全教室」です。

時代は変わりましたね!

 

僕が子供のころはスマホもケータイもなかった。

当然、SNSの危険なんて授業はなかったわけです。

 

学び方も変わっています。

NTTの方を招いてスライドや動画を使っての授業。

動画が流れている時などは、子供たちは食い入るように見ています。

 

質問をクイズのように出し、30秒間グループで考えさせる。

その“シンキングタイム”では、一斉に子供たちがしゃべりだす。

本質的かどうかは別として、スクール形式の授業に比べればかなり「アクティブ・ラーニング」です。

 

僕たちが小学生のころ、外部から講師が来るなんてことは記憶にありません。

今はそれが当たり前のように行われる。

僕たちのころと比べて、学ぶ内容も学び方も全然違う。

子供たちは僕たちと同じではない。

教育指導要領が変わるたび、新人類として社会に出ていくのではないか?

 

「特別の教科・道徳」

また、別のクラスでは「道徳」も授業参観していました。

テーマはそれぞれ、

  • 他者を理解すること
  • 環境問題

どちらも、今社会で問題になっていることだと思いませんか?

 

会社で起きるほとんどの問題は、コミュニケーション・エラーによるもの。

コミュニケーションの始まりは「自己理解」そして「他者理解」であり、人の違いを認識することです。

 

環境問題はモラルの問題とも取れます。

「自分がやらないといけない」という人が一人でも増えることで、ようやく大きな動きへのかじ取りができる。

 

同時に僕は思います。

今の大人の中に、本当に「人の違いの認識」や「環境問題」を“自分事”として捉えて主体的に学んだり行動に移している人がいるだろうか?

また、それが可能な状況に、一般的な大人たちは置かれているだろうか?

きっと、気づいていない人が大半です。

上司はコミュニケーションエラーが自分のせいだと思わず、

市民は自分が行動しなくても、環境の負の連鎖を誰かが止めてくれると思うもの。

 

そして今の大人たちが悪いのかと言ったら、それは酷な話です。

誰も人の違いや特徴なんてことを教えてはくれなかったし、生活は環境問題を気にするほど楽ではない。

だからこそ、同じような大人にしないために子供たちの教育が変わっていくんですね。

 

そして、こうも考えました。

今の大人が小学生のころ、「道徳」を授業参観にしたことがあっただろうか?

 

なぜ、参観するのか?

なぜ、新しい教科が参観の対象になるのか。

大人たちに知ってほしいからではないでしょうか?

問題があるのは、子供ではなく社会の方。

だから本当は、大人たちこそ変わっていく教育の“ねらい”を知らないといけない。

それが自分たちの問題だと気づき、自分たちも変わらないといけない

そんな風に思いました。

 

僕は最近まで、恥ずかしながら「授業参観多すぎるだろ~」と思っていました。

学校での子供の様子を見るという目的であれば、確かに多いと思います。

だけど、親が変わっていく教育を知って「自分事として捉えて、大人から変わらないといけない」と考えるとどうでしょう?

 

学校で何が変わっていくのかを何も知らずにいると、新しい社会にどんな人材が出てくるのかも分からない。

変える目的を知らずにいると、今僕たちの何が問題なのかが分からない。

今の時代、自分が正解だと思ってしまう。

せっかく出てきた「新しい教育をされた世代」の強みを、前世代で問題を起こした僕たちが消してしまうのではないか。

 

だから、授業参観は「大人が変わるため」に行くんじゃないかと思い始めました。

 

変えるのは、問題があるから

なぜ今、「キャリア教育」?

2020年度から強化される「キャリア教育」

道徳もその一環として始まりました。

なぜ、今キャリア教育なんでしょうか?

 

「キャリア教育」なくして、社会は持続できないところまで来てしまっているからです。

少し具体的に言えば、

  • 進路・職業を決められない若年層
  • 会社にぶらさがる中間管理職
  • 自己啓発時間の極端に短い日本

結果として生産性が低い国になっている。

人口が減ることが何十年も先に分かっていながらです。

 

これらを簡単に言えば「自分で変われない・動けない」ということです。

『主体性』と言いますが、「主体性がない」と言われたところで伝わる人はほんの一握りです。

それほど、社会の問題は認識されていないんです。

 

大人は変わらなくて大丈夫?

結論から言うと、変わらないといけない時代なのは言うまでもありません。

なぜ変わらないといけないんでしょうか。

 

「人口が減っているんだから、どうせ生活は楽にならないじゃないか。」

「どうせそんなの、一部の人だけが影響力持ってるんでしょ。」

そんなふうに思うかもしれません。

 

しかし、人口が減る

誰しもが知っている事実。

これに「経済は良くならないですよ」と言っている人は誰ですか?

「みんなが諦めているうちに、自分のところに富を回そう」と考えている人はいませんか?

自分で動ける人にとっては、動けない人から搾取した方が儲かるということではありませんか?

つまり、変わる人にとっては変わらない人がいた方が都合がいい。

自分が出し抜くことができるからです。

 

そうすると、格差社会はどんどん広がります。

格差が深刻になると、大人も子供も学ぶどころではなくなる

 

だから僕は、すべての社会人が自分で気づいて自分で歩くために「キャリア教育」が必要だと思っています。

子供も、大人も。

まずは、教えるべき大人から学ぶべき。ですね。

 

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宮内 利亮

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