中国中編

人生の休憩編

【中国~中編~】

2019年9月22日

中国の旅の続きです!

前回の記事では万里の長城。また背中が“ソー”っとするような体験をしました。

中国前編
【中国~前編~】バイト辞め、職決めず、全てリセットした22歳

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中国はホントに広くて全然見きれなかったけど、今回も“ソー”体験や“ゾゾ~”体験を綴っていきますよ!

少し大人になってきたのか、中国の日記では色々深~く考えていることが書いてありました。

普段の生活では何にも考えないのに、不思議です!

中国は、過酷な過酷な土地の国。

あったかいあったかい人の国

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寝台列車はゆくよ大同へ

寒~い万里の長城付近とはお別れ。

今度は西の方へ向かいます。

 

中国の広い土地での長距離移動手段は、“電車”

一度乗ってみたかったんです。

『寝台列車』に!

 

楽しみを前にすると、そこまでの苦労をしたくなります

駅まで歩きました。が、命とり。

んでもなく歩きました

 

中国は本当に歩きました!

とにかく駅から駅、町から町が遠い。

油断してると後戻りできなくなるし、日本とは外出の危機感が違いますね。

 

やっとのことで乗った寝台列車は、思ったよりも快適

通路は日本では考えられないくらい汚いけど

荷物を盗まれないように枕にして横になると・・・

あっという間に寝てしまいました!

 

夜乗って朝に付く。寝てる間に移動できてるって最高!

ホテル代も浮いた気分。

 

ついに『大同』へ到着!(向こうでは「ダートン」と言っていました)

で、寒い

おかしいくらい寒い!

まだ寒さとは長いお付き合いになりそう・・・。

 

だけど、ここで出会った人たちは、本当にあったかかったです。

一番覚えているのは、ホテル近くの食堂のおばちゃん

写真の人たちです。

 

中国って、いつも誰かが見える範囲で怒ってる印象でした。

あながち間違いではないんですけど。

だけどやっぱり、現地にいればいろんな人がいる。

その人たちの心は日本人となんら変わらない

 

安い、多い、うまいの三拍子そろった地元食堂

ほんとうにいい人たちだった。

日常の生活はどの国でも同じ心で営まれています。

 

さて、目的地は石窟!

なにやらとんでもない長さの石窟があるらしい。

 

雲岡石窟の想い

バスを使って目的の遺産へ。

あっという間についてしまったけど、ここもまた圧巻でした!

しーくー

仏像、彫りすぎ!デカすぎ!

 

今は1kmだけど、昔は16kmだったらしい。

1500年前ですよ。

16㎞これが続くんですよ。

しーくー2

なんか考えちゃいます。

 

この時の日記をちょっと書いておきますね。

これほど人を魅了したもの。

ブッダなのか、ブッダの夢なのか。

夢を夢ととりたくもない貧困の時代の願いなのか。

誰もがどこかで繋がってしまうような、壮大な流れが今もうねっていて、来る人を飲み込んでいくような、よく分かんないけどそんな気がした。

 

かなり、満足

他にも観光地はあったみただけど、疲れたしバスでホテルに帰りました。

足も擦り切れたし、カゼもひいてる。

次の日はゆっくり、お気に入りの食堂にでも行って過ごす。

 

日記の続きです。

こんなことをしていると、普段の想いが強くなる。

気付いてるけど考えもしないこと。

経験が何よりの財産。

思い出と、強くなることは偉大。

大切な人。とても大切な。

何がしたいのか、まだ分からない自分。

人から人に、また人から人に。

繋がっていくものが確かにある。

人、人、自然、人、人、人は自然に。

どう流れていくのかは分からないけど、繋がっているから。

未来をたくして、死んでいける。

人が人じゃなくなっても。

でも見てみたい。

願いは、時と空間、命も越えていくのか。

もしそうなら、うまく言葉にできないけど、今想うその気持ちだよ。

それって何かすごい。

すごいどころか果てしなくね。

言葉なんかじゃ済ませない。

多分そんなものとっくに越えたところに何かが見つかると思うから。

何かが見える気がして、旅に出て、何かを想って消えていく。

忘れたくない。

旅で見えたもの、大切な。

真面目すぎてつまんね。

あとは書かない。

でも人って、旅をする宿命なのかもね。

アジャパーじゃね。

 

「アジャパー」はこの当時でも完全に死後です。

 

ものすごく抽象的で、何を言ってるか分からないけど、あの時あの場所で感じたことはまだここにあるな。と再確認しました。

旅をしないと分からないことって、あります。

やってみないと分からないことってあります。

分かるって、感じるってことです。頭じゃなくて腹の底で

ちょとやそっと、頭だけで物を言ってくる大人の言葉なんて、どうでもよくなりますよ。

だから自分を探すってことになるんでしょうね。

自分がシンプルになります。

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なんでもない日とロシア人

旅の中盤、少し休憩の日。

チケットを買ったら、出発は何日か先になってしまいました。

せきが止まらず体調も悪くなってきたし、ここらでゆっくり過ごすのもいい。

 

と、何日か過ごした大同で、忘れられないことが起きました。

ロシア人との一瞬の出会い

 

いつものように食堂に行こうと外を歩いていると、フラフラして歩いている外国人が一人。

何か様子がおかしい。

肌もガサガサで、ホテルにも泊まっていないような。

観光者っぽいのに、荷物がない。

 

話しかけると、どうやら荷物を全て盗まれて本当に死にそうになっていたらしい。

いやいやいや!ヤバいよ!

とりあえずパスポートの紛失届を出せるところまでの金もないようだし。

 

僕には何ができるのか、当時本当にどのぐらい考えられたか分からない。

ロシア訛りの英語でよく聞き取れないし。

僕がしたことは、10元を渡して「Do your best」と言っただけ。

今思えば、1元13円程度。何ができる。

だけど彼は、砂漠で干からびる手前にキャップ一杯の水をもらった時のように喜んでくれました。

 

道端で抱き合いました。

電話番号と名前か何か分からないものを渡してくれたけど、きっともう会うことも話すこともないだろう。

 

握手をした瞬間、手の感触から「この人は死んでしまうんじゃないか」と思いました。

自分と同じように旅に出た異国の人。

一歩間違えば自分もこう。

だからこそ、結局盗まれる方が悪いのは分かってる。

自分だって盗まれたら死ぬ覚悟で旅をしていた。

今のように便利じゃないですから。

だからとっさに言わなきゃと思った一言は「Do your best」。

 

ちゃんと伝わったようです。

僕の手を握ったては大きく広がって、体を包み込みました。

何も出来ない自分だったけど、少し力を与えることができたようです。

 

祖国の地に喜びと苦しみを持って帰っていることを願います。

あとは祈ることしかできませんでした。

紙一重で自分にも起こり得ること。

気を引き締めていこうと思いました。

 

と、泣きそうなロシア人の顔が焼き付いたまま、いつもの食堂へ。

人なつっこいおばちゃんと会うのもこの日で最後

その記念に撮った一枚。

ちゃんと現像できてよかった。

 

僕は多分、人への興味をあまり持たない方でした。

写真を見ても、人より建物とかの方が多い。

もっと撮っておけばよかったと思いました。

今は何枚でもスマホで撮れるけど、その中でも大切な思い出はちゃんと引き出せるようにしておきたいですね。

 

いよいよ中国大陸を南に下る時が来ました!

やっとのこと、寒さとおさらばできるはず。

 

次の目的地は『太原』。向こうでは「タイユエン」と言います。

が、また長くなってしまいましたね。

また次回に続きます。

 

旅に行くなら

 

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宮内 利亮

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