カンボジア②

人生の休憩編

【カンボジア~後半~】やる気ゼロの高卒が得たもの

2019年8月11日

カンボジアの続きです。

就職や転職の記事を書いていて、いつも自分の原点を振り返るとカンボジアの子供たちとの出会いを思い出します。

 

僕はひとつの会社に17年。けっこう頑張ったんじゃないかと思います。

もっと早く転職すればよかったとも思いましたが、部長までいけたことはひとつの自信になりました。

当然、人よりも頑張った自負はあります!

だけど元から頑張れるような人間ではありませんでした

その一番のきっかけをくれたのが、このカンボジアでの経験です。

 

思いついてすぐ、冗談のようなノリJTBでチケットを買って。

まさかこんなに大切なものになるとは、本当に旅って面白い!

同じように、仕事もきっと面白くなりますよ。

スポンサーリンク


トンレサップ湖の兄弟

シャムリアップの近くには、アンコールワット以外にもたくさん見どころがありました。

写真と日記が残っていたから思い出しましたが、こんな所も行ってたんですね!

心がグッと動いた瞬間は、記録がなくても全部覚えていますよ

 

ロリュオス遺跡

ロリュオス遺跡

これはたぶんロリュオス遺跡

アンコールは遺跡群なので、こんなのがゴロゴロあります。

森の中に突然現れるからびっくりしますね。

 

僕はこういうの大好き!

一度人々に忘れ去られたものがもう一度発見されて、昔の人の想いを連想させる。

なんでこんなもの作ったんでしょうね?

僕たちの時代が忘れ去られたら、一体どんな風に後世に伝わるんでしょうね?

僕たちは長い歴史の中の、何なんでしょうね?

 

おそらくこういうアンコール遺跡群のどこかでカメラを奪われました(笑)。

どこに行っても子供がガイドを申し込んできます

学校に行ける子供は英語を勉強しているんですよね。

とにかくこれがしつこい!

ジャイアン(雇っていたガイド)がいないと、いちいち振り切るのが大変でした。

 

小学生高学年ぐらいの年ですよ!

日本でそのぐらいの子供が営業活動してるの見たことありますか?

僕はないです。

こういうことの連続が価値観を変えてくれたんだと、今となっては思います。

 

トンレ・サップ湖

ここも印象に残っている場所です。

そのまんま広い湖なんですが、現地の人たちはそこで水上生活をしているんですよね。

で、観光客は舟に乗って湖を回っていきます。

 

僕はツアーみたいになるのが嫌だったので、大勢乗る舟には乗らず小さな舟を探しました。

すると、やはり子供が寄ってきました。「ウチのに乗ってよ!」と。

子供二人にお父さんが一人。小さな舟でした。

ちょうど探しているような感じだったので即決!

観光客は僕だけ。子供たちも舟に乗ったので、変な家族みたいですよね(笑)。

 

お兄ちゃんがしっかり者だったので、けっこう写真を撮ってくれました!

トンレサップ

水上動物園?に無理やり降ろされ、無理やりヘビをかけられたり・・・

博物館

これまた無理やり降ろされた資料館?のようなところで、こんな可愛いサルに・・・

めっちゃ大事にしてた氷を獲られたり!

 

一番楽しかったのは、湖のど真ん中で水遊び

水遊び

入ろうよ!と言われましたが、僕は大切なバックパックを置いて湖に飛び込むようなことは出来なかった。

この水、決してきれいではありません。かなりのもんです。

今思えば、「信用すればよかったかな」とちょっと後悔しています。

 

こんな子供がですよ

トンレの子供

客引きをして、なるべく高くつり上げようとして、チップもねだって。

ただただ、強く生きているな。と感じました。

 

なんだか僕は、何か負けているようだ

それが僕の旅のイライラ、ザワザワの正体だったかもしれません。

 

プノン・バケン山

たしか、これです。

プノンバケン山

ここからはトンレサップ湖が見渡せます。

他の環境客も多く来ていました。

 

見晴らし最高!ここもずっといたい場所でしたね。

ここでも夕日を見たような記憶があります。

あの湖で、多くの人が暮らしている。

何日も洗わず同じTシャツを着て、今日も子供たちが汗水流して働いている

 

プライドなんか、感じてる余裕ないじゃんか。

だけど俺は、何かと「恥ずかしい」とか「それは嫌だ」とかばっかりだったな。と思いました。

 

自分の中で何かが変わり始めていたことに、まだ自分では気づいていませんでしたよ!

スポンサーリンク

 

子供たちと俺

たくさんの子供たちとの出会いが、数年かけて僕を変えていきました。

 

国境の物乞い。

アンコールワットの物売り。

トンレサップ湖の兄弟。

 

今思うのは、この時彼らに対して感じていたのは“尊敬”

物乞いにお金をあげることはなかったし、物売りから買うこともなかった。

だけど卑しいなんて、かけらも思わなかった。

それが彼らの、圧倒的な現実だったんです。

 

どの瞳も、強く生きていく意思がすごい。

僕は日本人であることに何の疑問も抱かなかったし、幸せとも思ったことはなかった。

比べてしまいましたね。彼らと自分を。

 

感じていたイライラは、恥ずかしさだったと思います。

ザワザワした気持ちは、何かをはじめたいという欲求だったと思います。

 

間違いなくここで、「仕事は一生懸命やる」という価値観が生まれました。

 

ほんと!何のやる気もなくて、ただ遊びたくてカンボジア行っただけです。

こんな大切なものは、仕事の中では味わえないかもしれません!

仕事の中だけで、仕事は学びきれません。

 

「写真撮って」

この子たちは、アンコールワットの塀の周りで生計を立てていました。

写真の子

こちらに気づくと寄ってきて、「写真撮って!」と。

で、撮ったんですが。

写真撮って

この後に、「撮影料ちょうだい!」ですよ!

 

これはやられました!

そのアイデアとたくましさに感服して、しっかり払わせてもらいました。

 

こんなんばかりなので、ほんとに油断できない。

だけど、不思議と煩わしくはなかったです。

きっと、「こいつらすごいな・・・」と思ってしまっていたんでしょうね。

 

今ではもっと、学校にも行けるようになって、働く術を身に付けてくれたらいいなと本気で思います。

だから学校をつくるプロジェクトなんかも生まれるんですね。

 

贈り物

アンコールを離れる日、物売りの子たちに本気で寂しがられました。

こっちも寂しいのに、余計寂しくなっちゃいます。

 

で、贈り物をもらいました。

カンボジアの旅で一番大切な物になりました。

 

一枚のノートに描いた、花の絵です。

 

お前さ、色えんぴつなんて、大事じゃん。

紙もさ、無駄にしちゃいけないじゃん。

大切にしろよ・・・

 

そんな風に思いながら、大した言葉も知らない僕は、

「アークン・・・」しか言えませんでした。

 

この絵にだったら、僕はいくら払うでしょうか。

払ってしまったら大切な思い出ではなくなるんですが、だけどもしお金にするとしたら3000万円を超える僕だけの価値です。

きっと、家は手放してもこれは手放さない。

 

仕事というのは、何なんでしょうね。

人に価値のあることをするのが仕事。

それができない国もある。

それができる環境に恵まれた国に我々は住んでいる。

だけど日本しか知らなかったら、僕はやる気のないままずっと社会人生活を送っていました。

 

広い世界を見ることは、そういうわけで僕は必要だと思っています。

JTBでも【タビナカ】でも、チャンスがあるならとにかく行ってみてほしい。

これからの人生に大切なものは、今まで生きてきた範囲を飛び出たところにあると思いますよ。

 

色々、本当に色々考えさせられたんですが。

シンプルに考えるなら!

「ありがとう」を集めることで、人は生きていく。

そんな人は必ず幸せになれる

だってこの子には、幸せになってほしいと心から思ってますから。

贈り物

 

いつかは、いつかは行ってみたいピースボート地球一周の船旅

資料請求して夢を膨らませよう!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

宮内 利亮

はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

-人生の休憩編

Copyright© ヒカリカタ!あなたの町の人事屋さん|元人事部長キャリアコンサルタントによる・働く悩み応援サイト , 2021 All Rights Reserved.