海外と日本

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『しっかり』見える日本人が『テキトー』に見える海外から学べること

「日本はしっかりしているけど、海外はテキトーだ!」

なんていうイメージを持つ人は多いけど、それは郵便とか接客とか部分的な話じゃない?

海外を旅して確かにそれは感じる。

だけど、本当にしっかりしてて本当にテキトーなのは?

日本人が学べることとは?

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『しっかり』日本人が『テキトー』海外から学べること

“しっかりした”ルールがある国、ない国

僕はいくつかの国を旅しましたが、やっぱり日本は“しっかり”してますね。

乗り物は遅れないし、荷物はちゃんと届くし、価格は一定で値切り交渉なんてほとんどしない。

 

今回はそんなしっかり日本がテキトー海外から学べることを考えます。

このイメージが逆転するかもしれませんね。

 

早速ですが、ルールがある事で失うものは何だと思いますか?

ルールがあるとやらなくなることは?

ルールというものは、全員が行きたい方向に向かい、まともで最善の意思決定ができるためにある。

ということは、ルールに則っていれば“考えなくていい”んです

ルールがあると、考えなくなる。

 

スポーツをしていて、「どうしてこのルールがあるの?」といちいち全て確認しますか?

人を傷つけてはいけない理由を、一からすべて考えますか?

 

破ると罰則があるからやらない。

犯罪になることはやらない。

その本当の理由に気付くのに、一体どれだけの年月がかかるか分からない。

国はいちいち全国民がそこまで成長するこのを待つわけにはいかないからルールを設定しますよね。

 

このルールが、日本の場合は“かなりしっかり”しています。

しかし海外では“日本ほど厳密ではない”場合が多いです。

すると、国民性が少し変わってきます。

ルールが脆弱な海外には、“たくましい人”が多いんです。

 

「まだなんとかなるかもしれない」

ルールが絶対だと分かっていれば、ダメなことにチャレンジすることはありません。

ではルールが絶対だと思っていない場合どうなるでしょう?

「まだなんとかなるかもしれない」と可能性を信じてチャレンジすることができる。

この姿勢はとてもたくましいのではないかと思います。

 

諦めの悪さとも言いますが、考え抜いたり最後までやり抜く力です。

ルールがしっかりしているほど、安全な道を歩みたくなる。

ルールが弱いほど、自分で考える幅が広くチャレンジしようとする気持ちも強くなる。

 

世の中で成功している経営者たちを見てみましょう。

オンリーワンやナンバーワンを獲得するには、“普通の方法ではできない”

どこかで当たり前の枠から抜け出し思いもよらない価値を生みだしたりしています。

 

いま日本社会の問題と言われていることが、『意思決定(選択)できない社会人』『柔軟性』です。

だからキャリア教育では『生きる力』という名のもとに変えようとしている。

この背景には、“しっかりし過ぎている日本”があるのではないでしょうか。

安全・安心の弊害かもしれませんね。

 

根っこから自分で考える習慣

ルールがないということは、自分で考えないといけないということです。

人を傷つけたらどうなってしまうのか?

みんなから嫌われてしまうのでは。

社会で生きていけなくなってしまうのでは。

そんなふうに。

 

例えばカンボジアに行ったとき、ヘルメットをしてバイクに乗る人はほとんどいませんでした。

たま~に100人に一人ぐらい、している人を見かけたと思います。

日本だと全員がヘルメットをしています。

その動機は?

カンボジアは、危ない道を危ないスピードで走るから万が一に備えて命を守るため

日本は、『決まっているから』でしょう。

 

もちろん日本でも、バイクで走っていれば怖い思いをたくさんします。

「ああ、ヘルメットないと怖いな」と思います。

だけど正直、僕は最初にヘルメットを買う動機はそこではなかった。

“みんなしてるし、してないと減点されるから”です。

ルールがあることで、“根っこから自分で考える習慣”は確実に弱くなる。

 

では、“しっかり”の見方を変えたら全然逆になってしまうのではないでしょうか?

 

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見方を変えれば全く逆に!?

『しっかり』してるの、どっちだろう?

確かにルールや“やらないといけない雰囲気”は日本の方がしっかりしています。

接客はとても丁寧にしてくれるし、コロナの自粛もとてもしっかり守れる素晴らしい国民性です。

 

でも、“自分の考え”をしっかり持っているのはもしかしたら日本人ではないかもしれません。

その“しっかり”は間違った答えかもしれないし、非難されることもあるかもしれない。

だけど主張したり意見を曲げなかったり、授業中に手を上げたりする習慣は海外の方があるイメージは持てますよね。

これはいけないことでしょうか?

 

社会では時として、そのアウトローな考えが全く新しい価値を生み出すことがある。

そしてこの“主体性”ともいえるアクティブさが日本では足りないと言われているから、教育が変わったりしている現状を受け止めないといけませんね。

ルールがテキトーな国の人の方が、自分から学び自分から意見を言う習慣が根付いている。

 

『テキトー』に考えてるの、案外日本人かも

キャリアコンサルタントとしても思うことがあります。

私たちの存在は、今の日本だからこそ必要だと思います。

 

もしカンボジアなら、そんなにキャリアを考えようにも選択肢なんてありません。

子供の頃から学校に行けなければ、自分で英語を学び自分で食い扶持を探すしかない。

そんな子供たちはとてもたくましく、僕は20歳そこそこの時に10歳ぐらいの子供に言い知れぬ敗北感のようなものを感じました

あれがまさに『生きる力』だなと思います。

 

どうやったら目の前の観光客がお金を落として行ってくれるか?

どうやったら少しでも高く売れるか?

考えるところまで考えて、実行しまくる力。

 

日本は幸運なことに、そんなことを考えなくても自動的に言葉を覚え計算が出来るようになる義務教育がしっかりしている。

だけどその弊害として、社会に出る時のギャップがすごいのも事実でしょう。

あまりの可能性の広さ、やるべきことの多さに目がくらみます。

日本では子供の頃からキャリアに向き合う習慣はなかったかです。

 

だから私たちキャリアコンサルタントは、その悩みやモヤモヤを早く解消できるよう、一緒に考えることが仕事。

意外と自分自身や自分の将来についてテキトーに考えていたかもしれませんが、それは幸せな国だし可能性に溢れているから。

その時が来たら“しっかり”向き合いましょう!

日本で生活しているなら日本人なりの幸せの見つけ方を実践していきたいですね。

 

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宮内 利亮

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