転職活動でよく使われる転職エージェントにも、業種の得意・不得意があります。
製造系の経験を活かして製造系に転職したいのに、営業系が得意なエージェントを使ってもあまりヒットする求人が出てきません。
専門のエージェントを使うか、チャレンジをするか?
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転職市場で起きている問題
業界間の移動がむずかしい
今回の問題、実は日本では社会的問題だと思っています。
昨今の変化が激しい社会では、技術革新によりめまぐるしく変化が起きている。
人が要らなくなる業種、人が必要になった業種。
さらにこの2020年、コロナが一気に不景気を加速。
製造系や事務系など、派遣を切り、契約社員を切り、いよいよ社員の大幅リストラに向かうのではないかというところ。
時代は今、業種間を行き来できる転職者を求めている。
そして、一度離れた業界には戻りづらくなる。
転職者の心理としては、経験を活かせる今の業界に留まりたいところですよね。
ということで心理的バイアスもかかり、業種間の移動が困難な人が多くいるのが現状です。
多くの人が業種を移動しないといけないのは分かっているが、その中でもなんとか今の業態に残りたい。
そう思って当然なはずです。
コロナによる製造系ショック
特に製造系は、コロナによって大打撃を受けました。
工場が止まってしまえば、やることがなくなってしまう。
しかも多くの派遣社員や契約社員が働いている業種で、雇止めをされやすい業態。
コロナにより転職を余儀なくされた人が大勢出た。
あまり転職の準備をしていない方が多く、それでも早く仕事を決めないといけない。
そこでエージェントを頼った人はたくさんいます。
これ自体は決して悪いことではありません。
特に働きながら次の職を探すのは、とても難しい。
キャリアの棚卸から始まり、志望動機の作成や応募書類の作成。
仕事が終わってから出来る時間はたかが知れていますから、エージェントを使うのは有効です。
しかし、ここには気を付けてください。
エージェントには、得意な業種・不得意な業種がある。
製造系で転職したいのに、製造系に不得意なエージェントを使っていても効果は半減してしまいます。
経験で勝負するか、チャレンジするか
例えば今、製造・エンジニア系の仕事に就いていて、いよいよ転職しなければいけないとなった時。
まずはじめに選択を迫られます。
- 経験を活かして製造系で転職
- 新たなチャレンジとして業種を変える
始めに方針を決めておくことで、得意なエージェントを選択するところから始められる。
経験を活かすなら、明らかに製造・エンジニア系専門のエージェントがいい。
新たなチャレンジなら、専門ではなく総合的なエージェントにしないと新しい可能性は見つかりません。
漠然と転職エージェントを選ぶのではなく、戦略的に選ばないと時間ばかりを浪費してしまいます。
エージェントの得意・不得意
得意な業種・不得意な業種がある
コロナによる急な転職を迫られた時などは、とにかく目に付く大手エージェントや紹介されたエージェントを使いがちです。
だけど専門的な転職をしたい場合は逆に効率が悪くなるので、ちゃんと専門エージェントを使った方がいいですね。
もしかしたら、「そんなの知らなかった!」という人がいるのではないでしょうか?
だとしたら非常にもったいないですね。
専門エージェントの存在、総合エージェントの存在自体を知っているか?
多くの人が「この先製造業は不安」とか「どうせ製造業の求人はない」と思っていたら、逆にチャンスかもしれないのに。
確かに業種間の移動はできるに越したことはない。
しかし、どうしてもやりたかった仕事なのに諦めないといけないのか・・・
自分にはこれしかない、他にやりたいことなんてない、それなのに無理に他の業種を選ばないといけないのか・・・
仕事の数が減ったとしても、なくなることはありません。
その業界に残る人は、その業界への思いが強い人。
他の可能性があるなら他を選べばいいし、他の可能性なんて欲しくないなら、チャンスを伺えばいいんです。
ないものはない!専門があるなら使う
製造・エンジニア系に転職したい。
でも今の転職エージェントは得意ではない。
それなのに「製造系の仕事紹介してください」と言ったところで、ないものはないんです。
無理にその転職エージェントを使うのは、お互いよくないですね。
狙っている職種があるのなら、まずはその専門エージェントを探しましょう。
狙った職種は専門エージェントで。
可能性を広げるのは総合エージェントで。
複数掛け持ちしてもいいんです。
自分が面倒な書類作成などをする必要はないので、いくつか使った方がいいですね。
特に“ないものねだり”をするよりも、“あるところ”にお願いしましょう。
例えば製造業、エンジニア系の専門エージェントならこちらがあります。
製造・エンジニア系専門の転職エージェント
コロナで製造業が厳しい状況であっても、製造・エンジニア系専門であればしっかり求人を用意してくれます。
そこを使うだけで、他の転職者と比べたら格段に有利になる。
しかも業界に明るい担当者が対応してくれるので、
- 製造業が今どんな状況なのか
- 中でも元気な会社はどんなところか
- 製造業で生きていくにはどうしたらいいのか
といった専門的なアドバイスを受けられます。
他の総合エージェントにはない求人もあり、キャリアアップ転職の可能性も跳ね上がります。
まずは、経験で勝負するのか、新たなチャレンジをするのか決めましょう。
経験で勝負するなら、諦めずに勝負できる場所を探しましょう。
今の世の中、「知っている」か「知らない」かが命運を分けます。
製造の仕事が減っているのは確か。他の業界に行かざるを得ない人がいることも確かです。
製造で仕事したい気持ちがあるのなら、専門でやっているエージェントをまずは知っておくことです。