自己理解は脳外でやる

自分の興味・特性を知る

自分の好きなことは?「自己理解」は脳外でやる。脳内は悩みのもと

「自分を理解する」ということは結構難しい。

「自分にはどんな仕事が向いているんだろう?」

「自分の強みは何だろう?」

意外と、自分では見つからないものです。

しかし、カウンセリングを受けるとあっという間に新しい自分が見つかったりする。

それは、「客観的視点」があるからです。

自分でできる、脳外でやる自己理解の仕方を解説します!

「自己理解」は脳外で

自分を理解するのは脳みその外で!

ちょっと意味が分からないかもしれませんが、ものすごく簡単なことです。

 

頭の中だけでは理解したつもりになる

人間の記憶力・整頓できる情報の量には、限界がある。

特に自分の情報というのは膨大です。

自分を理解しようと過去を振り返ったり、今まで受けてきた教育などを考えて統合してみる。

これを頭の中だけでやると、よほど天才的な脳でない限り“見落とし”や“思い込み”が生まれます。

だからこそ、人間は本に書き記したり記録媒体を進化させながら、膨大な情報をどこかにストックする。

そして必要な時に取り出せるようにしているんですね。

 

それから、人は“悩む”生き物です。

悩むという状態は、頭の中だけで処理できない状態。

カウンセリングを受けると頭がすっきりしてやるべきことが明確になるのは、一度情報を外に出して整理整頓しているから。

そのために記憶媒体、整頓の役割をしているのがカウンセラー

だから悩みを抱えたら、誰かに話したり書いたりすることで解決することが多いんですね。

 

情報を外に出すのがポイント

自己理解でも一緒です。

  • 自分はどんな仕事が向いているんだろう?
  • 自分の得意なことって何だろう?
  • 自分の好きなことって何だろう?

これを頭の中だけで考えないで、とにかく書く。話す。

例えば一枚の紙に自分の得意なことを書きまくり、その情報をまとめてみる。

意外とそれだけで、新しいキーワードが見つかったりします。

 

試しに、全く関係のないもの同士の中から共通点を探してみましょう。

"得意なこと"

『大勢の前で話す』

『ギター弾き語り』

そういえばどちらも、人の評価を気にしない度胸があるから得意なのかも。

だったら、「一人でぐいぐい進んでいく仕事」も合ってるかも。

逆に、人からの評価を常に気にしないといけない仕事は、息が詰まるかも…。

新しいキーワードが見つかると、そこから今までと違う方向に派生していくことができる。

ちなみに、自分の得意なことは他人から教えてもらうと意外なものが出てきたりしますよ。

 

注意ポイント

新たな気付きは客観的な視点から生まれる。

今までと同じ環境の中からは生まれない。

 

今まで自分の頭の中で考えて見つからなかったものは、外に探しに行くといい。

 

客観的「自己理解」

客観的に自己理解をするには、情報を一度外に出すことです。

仕事では結構やりますよね?

プロジェクトの節目での振り返り。

「振り返り」「アセスメント」「レビュー」と言われるようなものを、自分にやる。

PDCAを簡単に回すイメージです。

 

振り返りサイクルを決める

まず、振り返りをする日は決めておきましょう。

きっかけがないと、自分を真剣に振り返ることなんてないですよね。

意図的・計画的に持続して成長し続ける自分であるためには、"気づき"を増やす必要があります。

その気付ける場所を意図的につくるのが「振り返り」です。

 

このサイクルは、短いほどいいです。

しかし、毎日などあまり頻度が高すぎると、出来て日記程度。

世の中の変化スピード、自分の成長を確認したい頻度を基準に考えましょう。

少なくとも、半年に1回

毎月できたら最高という感じでしょうか。

 

大事なことですが、決めないとだいたいやりません。

いきなり毎月やるのは大変なので、まずは半年に一回。年に一回でもいいです。

まずは「自分を振り返ろう!」という日を作ってみてください。

 

振り返りフレームを決める

「フレーム」とは枠組みのことです。

もっと簡単に言えば、質問だと思ってください。

自分に質問すること、振り返る内容はあらかじめ決めておきましょう。

これも、決めておかないと振り返らずに終わってしまいます。

 

例えばこんな感じです。

  • この期間、特に注力してきたことは何ですか?
  • 新しく学んだ内容は何ですか?
  • 新しく出来るようになったことは何ですか?
  • 成長を感じた出来事は何ですか?
  • 良かった出来事は何でしたか?
  • 嫌な思いをしたことは何でしたか?
  • 誰と新たに知り合いましたか?

紙でもエクセルでもいいので、自分への質問を作っておきます。

振り返りの日にはまずこれに答え、自分自身をチェックする。

 

他に、こんな自己点検も有効です。

転機の点検

(以下のうち2つ以上が変わっていたら、大きな転機と言える)

役割:人生の役割が変化もしくは消滅

関係:大事な人や組織等との関係が変わる

日常生活:いつ、どのように物事を行うかの変化

自分自身に対する見方:自己概念に変化が生じる

もし、今自分の人生が転機をむかえていると思ったら、以下のような点検もします。

4S点検

(苦しい転機の乗り越え方)

状況(Situation):置かれた状況をどう見るか

自己(Self):対処できる自分かどうか

支援(Support):どのくらいの支援が得られるか

戦略(Strategy):可能性のある対処戦略の評価

 

転機になってから振り返るよりも、常に振り返れている状態なら最高ですね。

望んで転機を起こすことも可能だからです。

定期的な自己の振り返りは、人生を自分の力でコントロールして好転させる力です。

 

数字で定点観測する

最後に、自分の成長を計測することです。

成長は目に見えない。

それを目に見える数字にすること。

「定点」を作って観測する

ちょっと分かりづらいですね。

採点基準を決めるということです。

 

例えば

振り返った結果、積極性が足りなかった。

積極性を強化したい(成長させたい)。

どうしたら積極性が成長したと言えるか?

【上司に「自分が出来ていない仕事」を聞きに行く】

10回以上聞きに行った・・・3点

5回~9回聞いた・・・2点

1回~4回・・・1点

1回も聞きに行かなかった・・・0点

【社内で提案プレゼンをする】

出来た・・・3点

準備は終わりプレゼンできる段階にはいる・・・2点

準備はしたが出来なかった・・・1点

出来なかった・・・0点

などです。

簡単に考えていいんです。

 

大事なのは、数字にしたら"逃げられない"ということ。

やらなかったら"やならなかった自分"とご対面するだけです。

計測しようとすると、「できた」「できなかった」が明確なレベルになります。

自分の成長を、やるかやらないかのレベルまで掘り下げたということです。

 

自分を理解することは、自分を観測すること。

どうしたら成長するのか分かれば、未来は明るいものでしかない。

そしてそれは、脳内だけではできません。

 

外に出して目に見える形にするから、自分をコントロールできるようになります。

頭の中だけで悩まず、まずは書き出すところから始めてみましょう。

 

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宮内 利亮

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