人と向き合う勇気

会社で起きる問題

【職場の病気】面談を避ける上司。人という海に潜る勇気はあるか?

『職場の病気』はまるでドロドロの血のように、風通しの悪い社風をつくってしまう。

コミュニケーションを阻害している原因のひとつに、上司の心構えがありませんか?

人と向き合うには勇気が必要。

あなたやあなたの上司は、その勇気を持っていますか?

【職場の病気】1対1を避ける上司

職場には風通しのいい雰囲気づくりが大事ですよね。

でも、上司の存在次第ではその雰囲気が形成されにくくなってしまいます。

 

特に“社員との1対1”を避ける上司はマズイ!

『職場の病気』とも言えるその上司は、いったいどうして1対1を避けてしまうんでしょうか。

 

深いコミュニケーションに対する苦手意識

まず、表面上のコミュニケーションが得意であっても、“深い話し合い”になることを恐れる上司がいます。

一定以上から踏み込むようなコミュニケーションを避けるんですね。

笑ってごまかしたり、自分のフレームにはめた解決方だけ伝えて終わってしまうことがあります。

 

深層には、人への興味の浅さがあります。

本人は気付いていないことが多いですが、「人の感情や情緒にそもそも価値を感じない」事が起きな要因です。

世の中のほとんどの事は、事実やデータによって解決可能だと思っているかもしれません。

 

すると人の感情の動きに疎くなり、どこかで「なんか人と深いコミュニケーションを取るの苦手だな」と感じてしまう。

“気づけない”というコンプレックスから来ているかもしれませんね。

 

人への遠慮

じつは逆も然りです。

人の感情をくみ取ることが得意な人は1対1が得意なのかと言ったら、それも一概には言えません。

人に働きかけることに遠慮してしまって、1対1を避けてしまうことがあるんです。

 

深く人の感情を読み取れる人ほど、相手にどう思われるかは怖いものです。

自分自身が気づいてしまうわけですから、自分が相手に嫌な思いをさせるなんてことがあってはいけないと思ううんですね。

 

そうすると、言わなきゃいけない時に言えなかったり、向き合うべき時に優しくなりすぎて本筋とズレた対話で終ってしまったりする。

遠慮しすぎて“身動きが取れなくなる”ことがあるんですね。

 

配慮に悩み行動できない

そうすると、上司としてはとても悩ましいですよね。

「深いコミュニケーションから逃げちゃいけない!ちゃんと相手の事を考え気付いてあげねば!」

「でも考えず過ぎるとどう思われるのか気になってくる…首を突っ込み過ぎて迷惑がられていないだろうか…」

このように配慮に悩み過ぎると行動が取れなくなってしまう。

 

でも上司は色々言われるわけです。

やれ、もっと面談の時間が欲しい、やれ、面談ばっかりでウザい…。

「何が正解だよ!」と、投げ出したくなる気持ちも分かります。

 

どちらにしろ上司に必要なのは、人の深い気持ちに気付くことでも遠慮しないことでもない。

人と1対1で向き合う勇気

 

部下は部下で部下自身の考えを持っている。

だから下手に導こうとするのではなく、部下を信じて、自分へのフィードバックを恐れず対面することです。

 

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人という海に潜るエネルギー

双方ともにエネルギーがかかる

人と向き合う時にエネルギーがかかることは言うまでもありません。

このエネルギー量は、いつも人の事を考えない上司の方が余計にかかるでしょう。

 

ただし、部下は上司という存在と向き合うだけでかなりのエネルギーを消費しています。

1対1で向き合うには、双方ともにエネルギーを消費する覚悟と自覚を持って

 

人と向き合うのが苦手な上司は、大きなストレスがかかるでしょう。

部下もそれは同じ、いや、それ以上です。

でも、何度も向き合っているうちに、そのストレスは必ず軽減されます。

1対1が当たり前になり、それがないとガス抜きができないとか、目指す方向が確認できないという状態になれば最高です。

 

最初に勇気がいることは覚悟の上、部下はそれ以上の思いで向き合ってくれることを自覚し、真剣に向き合うべきです。

上司であるからには自由ではいられません。部下も自由じゃないんですから。

上司に必要なのはテクニカルな面談技術より、人と向き合う勇気ある姿勢です。

 

海と向き合う勇気

人と向き合うことは、海と向き合うことに似ていると思います

人の感情や思いは底が知れず、本人ですら気付いていない部分が多い。

すべてを知ることなんて到底できず、常に「どう思ってるんだろう?」「何か言いたいんだろう?」と想像が先行します。

まるで真っ暗な海の底に潜りこんでいくかのようです。

 

「見透かされてそうで怖い。」

「どう思われるか不安。」

それなら、問うことです。

自分の頭の中だけで相手とのコミュニケーションの在り方を決めつけないでください。

想像を先行させず、問いかけ、話しかけ、評価せず、フラットな姿勢で傾聴することです。

 

怖いのは当たり前。

でも、その暗闇に潜っていき、照明を置いて帰ってくるのが上司の仕事です。

でないと社内の透明度、風通しは良くならないんです。

 

出来る出来ないではない。

上司である以上、部下と向き合うことから逃げてはいけません。

照明も帳も、上司は両方持っている。

どちらを使うかは、上司次第です。

 

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宮内 利亮

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