職務経歴書

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【職務経歴書】あなたの『強み』伝わってますか?自己PRは盲点多し

多くの人の職務経歴書を見ていて、「もっとアピールできることがあるはずなのに、もったいないなあ…」と感じることがあります。

いまいち強みが明確になかったり、せっかくの強みにも信ぴょう性が無かったり。

そんな時は『広さと深さ』を意識してみよう!

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職務経歴書の『強み』伝わってる?

自己PRは盲点が多い!

職務経歴書の作成は苦手な人が多い。

これは本当に最近よく感じます。

 

特に最近はWEB上で簡単に作成できるようになっているが、コレが驚くほど刺さらないんですね…。

魂がこもっていないというかなんというか、「あ、適当に書いてる」と思ってしまいます。

求人を見つけて、応募する時に書類が必要で、仕方ないから作ったという雰囲気が丸出しなんです。

 

でも、職務経歴書というのはそんなに簡単にできるものではない

自分が今まで働いてきた経歴をしたためるものです。

本当なら、数日かけて人生を振り返りながら作ってもいいレベルのもの。

 

これを必要に迫られて作ると、けっこうもったいないんです。

特に総まとめとして自分の強みを打ち出す自己PR。

自己PRは盲点が多い!

少し考えたぐらいで、自分の強みは見つからない。

 

意外と、自分の強みは自分では見つけられません。

本当の強みこそ、無意識でやっていることの中にある事が多い。

客観的に振り返ってこそ、他人に伝わる自己PRは出来上がるんですね。

 

強みがない?具体的エピソードがない?

多くの人が困ることがこれでしょう。

「自己PRに書けるような強みが見つからない!」

「具体的なエピソードが見つからない!」

 

一人で考えていると、けっこう行き詰まることが多いですね。

でも自分について誰かと対話してみると、意外とあっさり見つかることがあります。

その原因はこれ。

自分は意外と狭い観点でしか強みを考えていない。

やってきたことに関して意外と深く考えていない。

 

強みが見つからない時は、観点を変えてみると見つかるものです。

他人からの評価を聞いてみると、自分が思ってもいなかったことを言われることがありますよね。

そうやって今までより広い視野で自分の強みを割り出してみましょう。

 

強みの裏付けとなる具体的なエピソードが見つからない時は、より深く考えてみましょう。

エピソードがないなんて、「そんなはずはない」んです。

何かがあったから、それが強みだと思っている。

面接なら、「どうしてそれが強みなんですか?」と聞かれて一生懸命考えて答えますよね

面接の前にちゃんと考えておくだけです。

 

自己PRを盲点なくしっかり作り上げるためには、『広さと深さ』を意識しましょう。

 

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『広さと深さ』で強みを見つけ出せ!

「要点」と「事実」

自己PRの中身を2つに分けてみましょう。

「要点」と「事実」

「要点」・・・結局何が強みなのか

「事実」・・・実際何があったのか(要点の裏付け)

これがどちらか一方しか書いていない場合、職務経歴書にはある現象が起きます。

  • 要点だけ…信ぴょう性が全くない。嘘に見える。
  • 事実だけ…何を言いたいか分からない。

 

要点は、広さです。

結局、何と何と何が強みなのか、大まかに捉えられることです。

 

事実は、深さです。

その強みは、なぜ強みと言えるのか、信ぴょう性を与えるものです。

 

広さと深さがあってはじめて、職務経歴書は企業に刺さる物になります。

 

要点がせっかくあっても、事実が書いていなければ「書くだけなら誰でも出来るわ」と思われてしまう。

事実が書いてあっても、結局何が強みと訴えたいのか分からない。

両方がしっかり書いてあるか、自己PRの分を細分化して見直してみましょう。

 

「社会人時代」と「学生時代」

それからよく求職者が悩んでいるのが、

「学生時代の事を書いていいのか?」

「社会人に成ってからのことを書いた方がいいのか?」です。

 

もちろん職務経歴書ですから、仕事の経歴を書くのが基本には違いありません。

しかし、社会人になって1年~3年程度で作成することになると悩む人が多い。

 

社会人になってからの実績があまりない場合、学生時代の方がアピールしやすいんだけど・・・いいのかな?と。

そんな時は、この辺りを基準にしてみてください。

入社して1年も経っていれば、何かしら仕事の中でアピールできるエピソードをひねり出す。

入社して1年未満なら、学生時代のエピソードで勝負する。

 

それはなぜか?

企業側の心理を考えればわかります。

 

「1年も働いていれば、仕事で何かができるだろう。何もないとなると、何もできない可能性があるな。」

「社会人になって1年も経っていないのに、偉そうにPR書かれてもなあ…」

ということです。

 

1年と1年未満は全然違う。

1期分をすべて経験して書いているのか、仕事の一部しか見ないで書いているのか、の違いは大きいです。

 

実際は1年~3年の場合は、「仕事でのエピソード+学生時代のエピソード」で書いた方がいいかもしれませんね!

 

職務経歴書は盲点が多い。

客観的に広く・深く振り返り、情報を網羅すること。

企業側の心理を考え、情報を選択すること。

 

企業に刺さる職務経歴書を作成しましょう!

 

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宮内 利亮

《『ココナラ』のキャリア相談実績No.1》 はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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