業界転職3年?

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業界変えの転職は3年以内?3年過ぎてから?どっちがいいか決めるページ

2019年7月20日

幾度となく転職する人、してくる人を見てきましたが「もったいない!」と思うことが多々ありました。

なぜなら仕事の本当の意味を知らないのに業界自体を変えてしまうからです。

会社が変わったとしても同じ業界であれば経験値は溜まっていきます。

しかしほとんどの人は会社が嫌いになるのと同時に業界を嫌いになっていませんか?

それはもったいないです!会社だけ変えればいいんです

今回は中途採用10年以上の経験から、こんな人は3年以内に業界を変えない方がいい!という持論を書いていこうと思います。
最後に私がおすすめする転職エージェントサービスも紹介します。

業界を変えるかどうかの判断材料を一緒に考えていきましょう!

 

3年という期間で分かること

よく言われることが、3年はやってみないと分からない。ということ。これは私も同じように考えています。

転職してくる人の前職の話を聞いても、3年いかなった業界に関する知識はかなり薄い。

逆に5年いると人脈も出来上がってきていて、だいぶ精通してきているイメージです。

 

私は何百人という転職者の面接をしてきました経験から、履歴書の前職期間により転職の本当の理由に仮設を立てて裏付けを取る質問をするようにしていました。

以下は私がまず考えていた可能性です。あくまで主観でありこれが全てではありませんが、7割型どこかに当てはまっていました。

 

5年以上勤めてから転職する人

  • 更なるステップアップ
  • 経営陣との理想の不一致
  • 納得のいく社会的価値を求めている
  • 不正の可能性

5年もいると業界に関しては満足していて、その道で進んでいきたいという人が多いです。

人間関係での悩みもとっくに超えていて、もっと奥深くにある根本的課題から退職を決断しています。

5年やったのに辞めるって、結構勇気のいる決断ですからね。よっぽどのことだと思います。

すでに家庭を持っている方も多く、「一度はその会社で骨をうずめる覚悟をしたけども」という方もいます。

ポイント

その会社や業界のことを軽く考えていたら5年はなかなかいられない。

 

3年~5年の在籍で転職する人

  • 人間関係に耐えられない
  • 評価を受けなれなかった
  • 業界が合わないと感じた

この期間だと、ある程度初期に起こる葛藤は越えています。

しかしどうしようもないこともあるもので、色々考えた結果「もうここではダメだ、早く転職しなければ!」と思って探し始める方が多いです。

どうせ続かないなら早くやめたほうがいい、ということですね。

ある意味しっかり判断基準を持っています。業界に関しても何とか話せるレベルにはなっていて、同業の転職先では引き合いになるかもしれません。

ポイント

よく考えて判断し、転職する期間を見極めた。

 

3年以内に転職する人

  • 現実とのギャップ
  • 職場環境
  • ハラスメントを受けた

ほとんど最初に起こる問題をそのまま解決できずに転職に至ることが多い。

選択を間違ったと思ったケースですが、早くに決断出来てよかったとも考えられます。

業界に関しての知識はないと思った方が無難です。3年もいなかった業界について意見を言ったところで、「何も知らないくせに」と思われるのでかえってマイナスです。

期間は関係ないと思う方もいるかもしれませんが、この場合問題は業界の仕組みを知ることよりも業界にいる人の想いを知ることです。一般的に“長くいた”と言える期間を越えた人はそれなりの犠牲を払うだけの想いを持っていたということです。

つまり価値観を知る前ですから、それに関してとやかく言わない方がいいのです。

もともとスキル習得のためだけに入社したのであれば、当初の目的を明確に転職先にも伝えられるようにしましょう。それから得たスキルの程度も明確に言えるように、成長記録をしっかり付けておきましょう。

ポイント

3年みっちりいて初めて、「業界経験者」が通用する。

 

3年以内に業界を変えていい場合

  • 最初から特に何の思い入れもなかった。
  • 業界の価値を受け入れられない。
  • 「人」を基準として入社した。
  • 特定のスキルが欲しいから入社した。

思い入れなくただの時間稼ぎで入社したという場合は業界を変えても問題ないと思います。おそらく入社した理由が給与額や休みの数などの条件だったのではないでしょうか。

ただし、次の転職に進む前に少しでも何がしたいのか考えてみてください

 

業界の価値を知る前にどうしても受け入れられないことがあります。その場合は無理して3年いることはありません。

それが受け入れられないということは、少し業界を選ぶ選択肢を狭められたということで一歩前進です。

 

理想とする人がその会社にいるから入社したとか先輩がいるから入社したという場合は、会社を選ぶ基準が人になっています。

この場合、この選び方は基本的に変わりません。それがその人が満足する価値観だからです。

こちらに会社を選ぶ4つの価値観を書いてます。

「その会社は自分に合ってるの?」4つの思考特性から選ぶ

 

特定のスキルが欲しかった場合は先ほど上で述べたとおりです。

自分の理想に一歩近づく階段を昇れたら、次のステップを踏みましょう

 

注意ポイント

少しでもその業界にまだ何かあるかもしれないと感じたら、同業他社に転職することを強くお勧めします。

履歴書にも「〇〇業界〇年経験」と書けますからね。

 

3年以上いた方ががいい場合

  • 人間関係が嫌になったため転職したい。
  • 評価が受けられなかったからここにはいたくない。
  • 職場環境が自分に合わないと感じた。
  • ハラスメントを受けたから。

人間関係ならば問題は業界ではありません。会社を変えれば人は変わります。

しかし、同業は似た価値観の人が集まりやすいのも事実ですのでポイントをお伝えします。

すでにその業界で働いているのであれば、同業他社、つまりライバルを知っているかもしれません。その人から情報収集ができるのならしてみてください。

同業他社の社長を知っていたら一番ラッキーです。社長同士を比べて、今と全然タイプが違う社長の会社の選考を受けてみましょう。

あなたにはもう一社を見た経験はありますから、前回よりも会社を見る目が肥えています。選考の過程でしっかり会社を見極められるはずです。

ライバルの存在が遠い場合は、ライバル会社とも取引のある業者の方に聞いてみましょう

業者の方は立場上だいたい他社の方を悪く言いますので、まずはあなたから会社への不満を少し漏らすと本当のことを言ってくれる確立が上がります。

ただし、上司に告げ口されないように信頼関係があったほうがいいですよ!飲みの場などが最適です。

 

評価方法も会社によって変わります

これは求人誌での確認できるものがあるかもしれません。賞与の回数、額、インセンティブなど、条件面を見てみましょう

ただしだいたい良く見えるように書いていますから、鵜呑みにはしないでください。必ず人脈という最強の財産を使って確認しましょう。

 

職場環境も、社長や上司がどのように皆を働かせたいかで変わります

しかしこの場合、変わらないポイントは押さえておいてください

例えば、サービス業なら土日は働く。デスクワークなど基本的に仕事内容が変わらず、その部分が合わない。などです。

業界の中では変わらない職場環境が問題なのであれば、業界を変えた方がいいですよね。

 

ハラスメントは論外です。

業界を変えるのはもったいないですから、早く即戦力になれる同業で転職しましょう。

上司に転職先の世話をしてもらうぐらいしてほしいですね。

 

注意ポイント

このあたりが理由の方はまだ業界を変えるのはもったいないですよ!

 

決まりましたか?

あくまで転職者を多く見てきた私の主観でしたが、あなたの決定のお役に立てたでしょうか?

同業に転職する!

業界を変えて転職する!

どちらにしても、選択肢を狭められたということは集中できるようになったということです。

悩みを一つ乗り越えましたね!おめでとうございます!

決めたらあとは振り返らずに突き進んでください。

心配要りません。「やっぱり違った!」という場合はどこかでつまずくことになりますから。

しかし、集中して走った分早くつまづくことができます。

猛スピードでつまづいたらけがをするかもしれませんが、体の怪我は治るから取り戻せます

しかし過ぎた時間は取り戻せません

大事なのは今、いち早く決断をすることです。

勇気を持って進みましょう!

 

3年以内に転職する方におすすめの転職支援サービスを2社紹介

ココがおすすめ

DYMさん

私が人事として働いていたときに色んな方面でお世話になったパートナー企業です。

合同説明会やパンフレット制作、動画の作成など諸々を手掛けていただきました。

担当の方がとにかく頑張り屋の方で、少し暑苦しいぐらいでした!金額以上のことをしていただいたなと思っています。

 

特に3年以内に転職する方や、フリーターから就職したい方に向けてのサービスです。

お金を出すのは就職先の企業ですから、気兼ねなく申し込みしてください。

担当者は暑苦しいかもしれないので注意ですが(笑)、あなたのぼんやりとした“こうしたい”を必ず形にしてくれます

今の頭の中にある悩みをそのまま持って、まずはとにかく面談に行ってみましょう。

新しい道を照らしてくれますから

下のホームページから「マッチングサービスに申し込む」の必要事項を埋めて「今すぐ無料登録する」を押したら、エージェントからの連絡を待ちましょう。

 

ココがおすすめ

ネオキャリアさん

こちらもお世話になっておりました。

説明会に足を運んでくれたり、地方まで人材を紹介しに来てくれたり。

企業担当のエージェントの方が、「こんな方がいらっしゃいますよ」とわざわざ足を運んでくれるんです。

さんが初めに転職エージェントとの面談に行くのは新宿本社

私がいるところは新宿から約2時間かかります!すごいですよね。

 

29歳までの方が対象。フリーターからでも、何回目の転職でもOKです。

下からホームページに飛んで、「無料相談はこちら」を押して登録してください。

 

では、あなたの希望の転職先が見つかることを私も応援しています。

頑張ってくださいね!

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宮内 利亮

《『ココナラ』のキャリア相談実績No.1》 はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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