使命感

就職・転職ノウハウ

「やりたいこと」が分からない?憧れと使命感は違う。

「ミッション」とか「使命感」って一体何なんだろう?

自分には縁がないものと思っていませんか?

キャリア理論上、どんな人も真の自分に向き合う時が来ます。

憧れを使命感と勘違いしていると、大きな方向修正を強いられることも。

ヒントは『仕事理解』の深さです。

『憧れ』による仕事選び

何が憧れで何が使命感なのか?

まだ使命感を感じないうちは、分からなくて当然です。

むしろ、使命感を感じられる人の方が少ないのが現実だと思います。

 

その職業の人を見て「いいな」

憧れの代表的なものは、その仕事をしている人を見て「いいな」と思うことですよね。

「子供のころに大好きだった先生のようになりたくて、先生を目指した」

「職場体験で行った美容室の印象がすごくよかったから、美容師になろうと思った」

明確な目的意識ではありますが、これは憧れであって使命感ではない

 

憧れで仕事を選んではいけないという意味ではありません。

ぜひ、憧れた仕事に頑張って就いてみましょう。

しかし、大切なのはそのあとです。

この先に発見をしていかないと、使命感にはたどり着きません。

『仕事理解』を深めていく必要があるんです。

 

【価値構造】を深くは知らない

『仕事理解』というのは、キャリアコンサルティングを行ううえで重要な視点のひとつ。

その仕事の目的、仕組み、会社の成り立ちやメンバーについて。

仕事において、自分を取り巻く状況を理解することを『仕事理解』と言います。

特に【価値構造】を知ることが大切。

その仕事は、

・どのように社会に貢献するのか?

・どのようにお金が回ってくるのか?

・価値を提供するうえでの優先順位は何か?

など。

 

これを言い換えるなら、

『自分はどうしてお金をいただけるのか?』です。

 

何がどうなってお金に換わるのかを知らないのに、自信を持って売ることはできません

迷いながら価値を提供したり、疑問を持ちながら仕事をするのは使命感とは遠いものです。

 

客観的・傍観的に「いいことだ」と思う

使命感を感じる仕事は、当然自分が“いいことだ”と感じている仕事です。

しかし、その思いが自分ごとでないような浮ついたものでは使命感とは言えない。

聞いた話や見ただけのこと、自分の体験を伴わない客観的・傍観的なものは使命感ではない。

誰かが言ったことに共感した、本に書いてあった、感動した、などは少し弱く感じる。

 

本当に「社会に必要だ」「絶対にやるんだ」と思う時、そこにはその人“なり”の思いがある。

こんなことを問題だと感じていた。

自分は絶対価値があると感じている。

使命感を感じている人には、ほぼ例外なく『その人だけの体験』がある。

その人の中から発した原因があるものです。

 

『使命感』とは

主体的・能動的な『社会貢献』

使命感を持つ人に絶対的にあるもの。

それは、主体性です。

使命感と言えるものは、主体的・能動的な『社会貢献』です。

自分は、自分が、自分で、です。

「これは絶対に必要なことなんだ。」という自分の中の思い。

迷いがあるうちは使命感とは言えません。

 

自分自身が問題だと思うことに対して、自分自身が行動を起こしたい。

そんなふうに思えるものが、使命感のある仕事だと思います。

 

「なんとかしたい」強い気持ち

簡単に言うなら、「なんとかしたい気持ち」です。

本当にこのように思うには、自分自身が当事者でもない限りなかなか思えませんね。

今、社会において、直観的になんとかしたいことはありますか?

サラリーマンであれば、働き方かもしれない。

主婦であれば、子育て環境かもしれない。

人事領域であれば雇用の問題化もしれない。

システム領域であれば効率化かもしれない。

またはもっと大きな、地球環境かもしれないし教育かもしれない。

関りが強い領域ほど、問題意識や興味は強くなります。

ポイント

使命感は、深く知っていることに対して湧いてきます。

直観的に感じた「なんとかしたい」領域を深く追求していくと、使命感にたどり着くかもしれません。

 

自分に(なら)出来る(しか出来ない)こと

そして、強い使命感の特徴があります。

「自分にしかできないことだ」という思いがあること。

「自分にしか」と言うと、大それたことに聞こえるかもしれません。

「自分ができること」と「自分にしかできないこと」の中間でも立派な使命感だと思います。

 

「やらなきゃ」ではなく、

「自分がやらなきゃ」です。

他の人にばかり頼っていられない。

自分が自分の手でやりたいんだという気持ち。

ただの「できること」ではなく、そこに主体的な思いがあるものです。

もっと言えば、今はできなくてもいいんです。

外からではなく自分の内から湧き上がる「やるんだ」という気持ちが使命感。

 

『自己理解』と『仕事理解』

最後に、使命感を得るには『自己理解』に加えて『仕事理解』が必要です

 

『自己理解』は社会に出るにあたって基本となる部分。

そして人生の道である「キャリア」の軸となるもの。

『仕事理解』はその職業での成果を左右したり満足感に影響したりします。

『仕事理解』が浅いと、使命感にはたどり着きません。

その仕事の本質を知らないと、確信には至らない。

 

自己理解と仕事理解。

両方をらせん状に積み上げていき、己を知り仕事を知り社会を知ると、自然と使命感が湧いてくるのではないでしょうか。

今は使命感って何?と思う方も、自己・仕事共に理解を深めていけば、使命に燃える時が来るかもしれませんね。

 

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宮内 利亮

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