20代のうちに転職?

就職・転職ノウハウ

【転職】「20代のうちに」するのは経験。30代から積極転職を

「転職は20代でしないと厳しいですよね?」という人が多いが、本当にそうだろうか?

大切なのは20代の過ごし方であって、転職そのものではない。

むしろ30代以降に積極転職できる自分になっていること。

居場所を探す前に、そこに居ることが出来る実力を。

転職は20代の内がいい?

求人は確かに減るが・・・

確かに、20代以降に求人はガクッと減ります。

選択肢が減ることに焦りを感じる人は多いでしょう。

 

しかし、減っているのは“未経験求人”ではありませんか?

本当に社会は人が足りているでしょうか?

優秀な人がいたら採りたいと思っている企業は多いし、即戦力がいたら喉から手が出るほど欲しいという企業も多くあります。

 

求人は確かに減るが、それは“誰でも出来る仕事”だから。

 

誰でも出来る仕事であれば、それは若い方がいいと思うでしょう。

しかし、少し専門性のある求人を見てみましょう。

人手不足な業界がたくさんある事が分かります。

 

社会全体は人手不足

コロナで企業は大変な状況であり、採用どころでない会社もたくさんあります。

しかし、社会が持続していくためにこの先どうなっていくでしょうか?

 

日本全体で捉えた時に、どう見ても間違いのない事実が『人口減少』です。

例えコロナの問題が収束しても、人口だけは絶対に増えない

外国人を日本に呼ぶしかないですよね。

 

日本社会全体を見ると、働き手が不足している。

 

でも、仕事と人がマッチしていないから色んな雇用の問題が起こっています。

企業は教育にかける時間を惜しみ、優秀でスキルのある人材を求める。

転職者は働き方に理想を求め、選択肢を狭める。

『優秀な人材、即戦力の取り合い』

求職者も企業もワガママを言い続け、次の一手が遅れているというのが実情ではないでしょうか。

 

未経験より即戦力

では、人口が減って人材を取り合う時にどんな人材が重宝されるか。

やはり『即戦力』の人材です。

人材を取り合っているということは、現在進行で事業を進めています。

 

他社との競争をしている中で、未経験の人材を採用することはリスクになります。

「せっかく育てたのにまた転職された…」なんてことになったら悲劇ですからね。

 

生き残りをかけた社会の中で、未経験を雇うリスクが高まっている。

 

社会はそんなに余裕があるわけではありません。

だから、「20代のうちに転職しないと」と考えるのはちょっと違います。

20代のうちに、頑張って経験を積んで下さい。

 

20代で安住の場所を探すのは危険です。

探すなら、自分に力をつけられる場所を探しましょう。

苦労して育った人材、専門性の高い人材を企業は求めています。

 

 

30代こそ、自信を持って転職を

尖った求人は目に見えない

30代から求人が減るのは、専門性が高い求人に変わっているからです。

医療専門の転職サイトや、有資格者専門の転職サイトなども存在しますよね。

さらに尖ってくると、“紹介”で十分に人材は移動します。

 

さすがに20代でそこまでの人脈を作れる人は少ないですが、30代ぐらいになると社外のビジネスパートナーと仕事をすることも増えてきます。

そして尖った専門性を持った人材は、“いる場所がだいたい決まっている”んです。

専門性が高いと、わざわざお金をかけて求人を出さなくても人材が見つかる可能性が高い。

 

ということは、一般の転職サイトなどに情報が乗ることはないので“30代以降の求人が減る”ということですね。

つまり、目に見えないだけで実際は人材が動いている。

 

あなたの専門性が高まるほど、求人の力を借りずとも仕事は見つかります。

求人に頼らなくても済む状態になるためには、20代のうちの努力が大切です。

 

専門性の希少価値

さて、人口が減っているのは周知の事実ですが、そうするとどうなるでしょう?

専門的な知識や技術を持つ人はどんどん減っていく。

職業の人気や労働環境などの影響も相まって、人気の業界には人が溢れ不人気の業界にはより人が来なくなる

人気業界の受け皿がなくなるまで、他の業界に流れなくなるんですね。

 

つまり、人気業界の専門性は希少価値が薄れ不人気業界の専門性は希少価値が高まる

 

人気の業界なんてたかが知れていますから、ほとんどの業界で専門性の希少価値は高まります。

人口が減り、専門性の希少価値は高まる。

 

しかし、人材の動きはどうでしょうか?

コロナ前の転職が楽だった環境下で、“条件のいい場所”を求めて転職ブームになりました。

“将来性”などもキーワードかと思います。

 

自身の専門性を伸ばすよりも、よりいい場所に身を置くことに重点を置いてしまった気がします。

それよりも大事なのは、「自分は何がしたいか」ですよね。

 

人気に偏るなかれ

今、人気の職業は偏りが激しいです。

ITの中でもWEB系やマーケティング関係がダントツの大人気。

独立も比較的簡単に出来るため、個人で仕事をはじめる人も増えてきました。

 

しかし、これは持続可能でしょうか?

 

個人で仕事をするのにも限界があるため、結局会社に戻るケースは出始めています。

今は駆け出しの時期なので、今後さらに加速していくでしょう。

(会社にいたほうが、圧倒的に楽ですから)

 

そして、激しく人が流入しているということは、それだけすぐに飽和するということです。

人気企業の面接には月に100人以上の面接者が押し寄せています。

基準はどんどん上がり、優秀な人材が世の中に多く輩出されていくでしょう。

 

人気業界に偏ると、激しい競争の中に身を投じることになる。

 

すぐ隣の島に資源が豊富で豊かな島があるのに、わざわざすぐに資源が枯渇する島を目指すようなものです。

20代でできる経験は、自分が今知っていることの他にたくさんあるはずです。

 

20代のうちに経験を

『20代のうちに』というのなら、着目すべきは転職でなく経験です。

自分には何かが出来ると思って転職を繰り返すより、何か一つの仕事に特化できると早いうちに即戦力になります。

 

居場所を探す前に、そこに居てもいい実力をつける方が先。

 

大企業でもリストラや新卒雇止めが起こる中、未経験を雇うリスクは日に日に高まっています。

今はひとつの仕事に絞ることが難しいかもしれない。

それが20代だから当然です。

 

でも、“何かが出来た経験”というのは他の業界・仕事においても大いに役立ちます。

逆に、“何も出来ていない時期”が長いと30代の転職も難しくなる。

 

あれこれ居場所を探す前に、一度自分の力を確かめてみましょう。

そして自分がなりたいのは何者なのか、どんな専門性を磨くのかを早めに決める。

30代では積極的に転職して自分だけのキャリアを築いていきましょう!

 

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宮内 利亮

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