配属ガチャ

就職・転職ノウハウ

『配属ガチャ』って言われてんの?入社後のギャップ~トップ③

時代とともに生まれた強烈なことば『配属ガチャ』

せっかく頑張って就活をしても研修後の配属が“運しだい”!?

引き直し不能の人生ガチャ。

それでいいと思ったのはなぜ?

いいと思っていないのに入社したのはなぜ?

キャリアは誰のものかをはっきりさせよう。

『入社後のギャップ』トップ③

まず、入社後のギャップのランキングがオープンワークからが発表されたので見てみましょう。

 

③成長・キャリア形成(43%)

最近この思考はかなり高まっていますね。

理由としては、会社に頼れない社会が来るんだろうな~とみんなが分かっていること。

 

だから自分自身にスキル的・現実的成長がないと怖くて仕方ない。

よく会社は「ウチは成長できる会社です」と言いますが、(人間的にね)のおまけつきの場合が多い。

目に見えない成長だけでは、やはり社員は怖いんです

 

いずれ来るであろう転職や、この会社の次のキャリアを常に考えないといけないのが、これからの人生100年時代であり個人の時代です。

これはもう「ジェネレーションギャップ」と言ってもいいかもしれません。

 

②社風・会社の特徴(46%)

会社の雰囲気はとても難しい問題。

本来はコレが一番になるのが普通かなと思います。

主観的な感覚の問題なので、言っていることだけを信じるとギャップが生まれます

 

先輩「何でも意見が言い合える環境です」

と聞いたら、「あ、それならあまり主張が得意じゃない私でも意見が言えそう」と思ってしまう。

でも実際は、主張が得意な人達の集団だったら…。

言っていることは間違いじゃないけど、それは“その人にとって”というだけ。

 

それに、「革新的」って言ってたのに実際そんなことないな…というのもよくあります。

社風も特徴も、会社も感覚で言っているし、求職者も感覚で言っている。

ギャップがあって当然ですね。

 

あくまで『主観』であれば、その奥を読み取る努力が大切です

 

①配属・仕事内容(53.2%)

問題はこれなんです。

配属先や仕事内容にギャップがある。

特に“配属にギャップ”って、どういうことか?

 

2つの面で問題だと思います。

  • 【企業】未来対応の働き方の弊害になる
  • 【求職者】なぜ「配属にギャップ」と言う心理なのか?

 

もちろん企業側にギャップを埋める努力が必要。

でも、それだけではなく、求職者側も気になる・・・。

 

そう思ったのが、『配属ガチャ』という言葉です。

ガチャって分かりますね?

そう、スマホゲームなどで“運任せ”でキャラクターなどを引き当てる、デジタルガチャガチャです。

ゲームだと、「リセマラ(リセットマラソン)」と言われるようにゲーム開始時に何度もリセットをして、“なるべくいいキャラ”で始めようとします。

 

そう、リセットの効かない人生で「ガチャ」って強烈だなあと思いませんか?

 

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配属が『ガチャ』!?

「ジョブ型」改革への致命傷

まず企業側は、『未来対応の働き方の弊害になる』問題があると思います。

配属や仕事内容が明確に伝えられないということは、日本の従来のメンバーシップ型雇用が続いているからです。

 

これは学校や学生も変わらないといけないのですぐには変われない部分ですが、少なくとも仕事内容を細分化して雇用契約時には明確に提示する企業努力が必要です。

だって、雇用してから企業が配属を決めるようでは、求職者側は“自分の意思で選択した”意識が薄くなる。

だから日本は“エンゲージメント”が上がらず、いつまでも会社に使われる意識がぬぐえない。

つまり、主体性が上がるわけがないんです。

 

これから人生100年時代、個人の時代に合わせて「ジョブ型」雇用への変革が必要と言われている中、致命傷とも言える構造です

いまだに「ジョブ切り」をしていない企業や、「配属は会社が自由に決めるものだ」と思っている企業はおそらく時代遅れです。

 

「じゃあ80歳までその社員の面倒を見てくれるんですか?」という話ですね。

その責任も取れないのに、個人を道具のように扱う企業は厳しいです。

きっと自覚も危機感もないですから。

 

『ガチャ』ってなぜ言える?

もうひとつは求職者側。

『なぜ「配属にギャップ」と言う心理なのか?』です。

 

つまり、こういうことですか?

  • 運任せである事を受け入れている?
  • アタリとハズレが存在している?
  • 「ギャップ」と言うことは、ガチャに正解を求めていた?

 

『ガチャ』と言うこと自体には問題ないと思うんです。

キャリアの8割は偶然で出来上がるというぐらい、自分の軸さえあれば偶然を自分のために使っていけます。

 

でも、それが「ギャップ」となると話が別です。

僕はきっとこの構造を理解しきれていないので、想像の域を出ないかもしれませんが。

もし「ガチャ」と「ギャップ」の合わせ技だったら…

 

配属が決まらないまま4月を迎え、研修が終わったころ1週間後の配属を言い渡される。

「期待していた配属が出なかったからギャップに感じた」

と言うのは、あまりに人任せのキャリアですよね。

今すぐ辞めてリセットすればいいのにと思います。(企業には申し訳ないですが…)

 

仕事内容じゃなくて配属ですよ。

53%のうちどのぐらいか分かりませんが、『配属ガチャ』という言葉が生まれるぐらいです。

少なくはないでしょう。

「ハズレ引いたけどこのまま頑張ろう!」と言っているイメージが湧かないですよね…。

「ギャップ」と言っているんですから。

 

「中間」に頼るな!個人事業主ならどうする?

人は、自分で選択できるという新しい常識を獲得しないといけません。

それが『個人の時代』とか『風の時代』とか言われる時代です。

 

よく「経営者感覚」と言われますが、少なくとも今後の社会人は全員『個人事業主感覚』を持った方がいいと思います。

ぜんぜん難しくありません。

ただ会社の外の自分をつくり上げるか、イメージすればいいだけです。

会社という箱を飛び出した自分の市場価値は?希少価値は?と。

 

すると、自分のキャリアは自分でつくれることに気付きます。

ナビやエージェントを使うのはいい。

だけど、頼り切ってちゃダメです。

 

ナビに書いてあったから、エージェントが言ったから・・・本当に自分の人生を、他人が言ったからで決めていいのか?

個人事業主の感覚があれば、もっと貪欲に自分のキャリアを自分で選び抜こうとするでしょう

 

会社側はそういう時代である事を知り環境を整える。

求職者側は自分でしっかりとキャリアの主体を握る。

双方の努力が必要な時代になってきましたね。

 

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宮内 利亮

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