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「レスが早い」だけじゃダメ!?一緒に仕事したくない“ストッパー”

バリバリ仕事をしているように見える社会人の中にも、意外と周りに迷惑をかけている“ストッパー”

文字通り、仕事しているつもりでもいつの間にかその人の周りで案件が止まる

レスが早いのはいいけど、その弊害が出ていませんか?

“実行”は誰がする?

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「レス」は返球?

“デキる人”は仕事を抱えない?

「レスが早い人は仕事ができる」とよく言われます。

これは本当ですよね。

いつまでも先延ばしするのはよくないですから。

 

しかし、まだ社会人として未熟なうち“デキる人”を演じようとするとちょっと危ない。

ただポンポン仕事を回す感覚に酔ってはいけない。

自分のレスよりチームの完了。

仕事は自分だけのものじゃない。

自分だけ良ければいいわけじゃない。

“デキるつもり”の人は、この構造が腑に落ちていないんです。

 

自分だけの目の前の小さなタスクが完了すれば終わりと思っているうちは、決して大きな仕事は回せません。

【マイタスク】<【チームタスク】

 

仕事が出来ない人の大きな勘違い

「レスしていれば大丈夫」

これは勘違いです。

どういうことかというと、ちゃんと来たものを打ち返していれば自分に責任はないと勘違いしているということです。

 

待っていれば、必要があるなら仕事が回ってくるだろうと思っている。

誰かが統制してくれているからそんな働き方が可能になるだけです。

これはチームの中心の人は絶対やっちゃいけませんよね。

 

誰かが実行しなかったら仕事は回らない。

実行したかどうかをチェックするのは、チームのすべてを把握する人。

つまり、

一番仕事が出来る人は「レスが早い・仕事をすぐ回す人」ではなく、

「幅広い仕事を統制している人」です。

 

社内の給与体系を見ても、ひとつの仕事に特化しているより大きな仕事を管理している人の方がお給料が高い。

それだけ“難易度が高い”からなんです。

 

早いほど自分も打ち返す(実行する)のが大変

しかし、それだけならあまり害はないんです。

問題はここにある。

早く仕事が回ってくるほど、自分が実行・処理しなければいけないスピードも早くなる。

レスが早い人の中にも、“打ち漏れ”が多い場合がある。

 

早く打ち返すのがウリだと、その分多くボールが飛んでくる(仕事が回ってくる)ようになります。

しかし、今までバットで打ち返せばよかったものを、急に一度キャッチしてからでないと返せないボールが飛んできたらどうでしょう?

キャッチしている間に次のボールが飛んできて、打ち返せないで落としてしまう。

 

後で拾って返せばいいんですが、これを忘れるんですね。

なぜでしょう?

いつも飛んでくるボールしか見ていないからです。

 

だから、レスが早ければ仕事が出来るというわけではないんです。

必ずその周囲には、困っている人がいるはずです。

 

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“ストッパー”が仕事を止める

仕事が自分の周囲に落ちていることに気づかない。

仕事の管理を他の人に頼りすぎている。

仕事を止めてしなうので、社内ではまさに“ストッパー”ですね。

 

実力不足→実行を怠る

“デキる人”を演じようとすると、どうしても実力より少し背伸びしないといけません。

この時大切なのは、背伸びしないことではないんです。

ちょっと無理してでも実行すること。

やっちゃいけないのは実行を怠ること。やり過ごすこと。

 

実力は、負荷をかけないと伸びていきません。

だから背伸びするのは仕方ないし、むしろした方がいい。

 

ポンポン仕事を流すことに酔っていると、実行が面倒になる。

誰かにやってもらおうとする。

これが良くないんです。

仕事が出来る人は、あくまでも実行ができる人。把握できる人。

自分で実行すれば力がつくし、人に回した仕事を把握していれば自分を中心に抜け目ないチームを作れます。

 

案件(チームタスク)の管理放棄

そもそも仕事というのは、ほとんどがチームタスクのはずです。

会社に所属しているのなら。

 

チームタスクを管理しなくていいのなら、そりゃあ仕事は早くなりますよね。

案件(チームタスク)の管理を放棄するというのは、自分のことしか考えないということ。

このメンバーの給料は上がるでしょうか?

 

ただ突っ走るだけなら、意外と簡単にできます。

次から次に忘れていいんですから。

しかし、チーム全体のことを考えて、かつ自分の仕事もするのは容易ではない。

 

だからこそ、キャリアアップのために目指してほしいですね。

レスの早さの次には、案件の管理です。

 

自分が責任を持てる範囲で

今回の趣旨は、自分の“デキる人酔い”を優先して周囲に迷惑をかけてしまわないようにするということ。

一日を振り返り、今日打ち漏らした案件がないかチェックしましょう。

すると振り返りが簡単にできるように、常に仕事を管理していないといけないことに気づくはずです。

 

本当に仕事ができる人というのは、把握・管理が上手い人です

そのための仕組みを、自分なりに作っているんです。

自分が管理しきれない量を抱えてしまうと、誰かに迷惑をかけている。

責任を持てる範囲で仕事を受ける。

 

とはいえ少しは背伸びしながら、持てる責任の範囲を広げていきましょう。

落ちているボールが見えているなら、それだけで全然大丈夫ですよ。

 

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宮内 利亮

《『ココナラ』のキャリア相談実績No.1》 はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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