中年は急がば回れ

キャリアアップしたい

【中年のキャリア形成】『ひとつの強み』を中心に!遠回りが近道。

中年に差し掛かり、今後のキャリアを見直したくなる人は多いもの。

「このままでいいのかな…本当はもっとやりたいことがあるのに…」

とモヤモヤした日々を過ごしているかもしれません。

中年以降のキャリア形成は、遠回りに見えることが近道かも?

焦らないで!

40代の転機『人生半ばの過渡期』

ふと我に返る時が来る

今回は中年のキャリア形成に関して。

このブログでは何度か『人生半ばの過渡期』を取り上げています。

だいたい40歳ぐらいに訪れる、“ふと我に返る”時期。

人間の人生の中でも最大級、一番重要といっていいほどの転換期です。

 

中年に差し掛かると、“ふと我に返る”時期が来る。

立ち止まり、「これでいいんだっけ?」と振り返りキャリアの最終修正を行う転機。

 

「あれ~自分ってこんなことがしたかったんだっけ?」

と、本来進むべき道をまた探し始めるんですね。

しかし、ここでちょっと注意してほしいことがある。

中年の強みは『経験』であり、全く違う仕事を選択するのは“もったいない”!

 

誰もが持つ『経験』が武器

中年の誰もが持っている強み。

それが『経験』です。

経験ほど情報量の伴うものはなく、言葉で言い表せない、つまり若い人には真似が出来ないものを持っている。

特に一定の職種や業種に特化してやってきた場合、その希少価値は高いものでしょう。

 

『人生半ばの過渡期』で本来進みたい道に修正する時に、全く違う仕事にするのはリスクがある。

そかしそれ以上に、「もったいないなあー!」と思うわけです。

意外と中年は、自分の希少価値を理解していません。

 

今まで当たり前のようにやってきたことであり、経験はしてきたけれどそれが何の役に立つのかを自覚してないんですね。

でも経験を上手く活かしてやりたいことに近づく方がよっぽど近道。

『人生半ばの過渡期』では、今までの経験を最大限に活かす方法もしっかり考える。

上手くいけば、自分だけのオリジナリティあふれるキャリアが形成できますよね。

 

『やりたいこと』に戻るのは遠回り

「やっぱり諦めきれない!」とか「全部リセットしたい!」という気持ちもすごく分かります。

思い切ってやりたいことにチャレンジする最後のチャンスと。

でも意外と、ゼロから始めるのはかなりの遠回りになることがあります。

 

例えば、資格の勉強はどうでしょう。

今まで保険のお仕事をしていた人なら、いきなり社労士を取るよりもファイナンシャルプランナーの方が頭に入りやすい。

しかも経験と資格をかけ合わせた方が、その後の仕事も取りやすいです。

足掛かりとなる資格を取ってから次の資格にチャレンジすると、自分のオリジナルストーリーが出来上がります。

まずは自分の強みを強化した方が、やりたいことに近づきやすい。

 

いきなり社労士になっても、“自分だけの強み”が薄いですよね。

結局その後に、他の社労士との違いを生んでいかないといけない。

何より使える『経験』を活かして差別化した方が、“希少価値”が高まるんですね。

 

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中年のキャリア形成

『ひとつの強み』からはじめる

人生最大の過渡期を迎える時に大切なのは、今までの経験を振り返って自分の強みを特定すること。

キャリアの棚卸をして、客観的に自分には何が出来るのかを考えることです。

 

なかでも重要なのが、自分の“メインキャリア”です。

世間一般の中で、自分はどのあたりに特化しているんだろうか?ということです。

 

自分がやりたいことはまず置いておきます。

なるべく主観も入れず、長い経験・評価されたこと・肩書を洗い出す。

その中から『ひとつの強み』を特定する。

 

できればキーワードにして、自分の『コンセプト』にするといいでしょう。

大切なのは、まず主観でなく客観

社会の中での自分の位置を特定することです。

『出来ること』と『やりたいこと』に分け、まずは『出来ること』を考えましょう。

 

『やりたいこと』との中間へ

でも、せっかくの『人生半ばの過渡期』。

やりたいことを無視するのもよくありません。

ちなみに一度目の過渡期で何の決断もせずに見送ってしまうと、50代でまた過渡期が来る可能性が高い。

そして、『出来ること』の中から『やりたいこと』が生まれてくるのも40歳ぐらいの特徴です。

どちらも無視してはいけないんですね。

 

キャリアは『出来ること』から発信し、『やりたいこと』に向かって描く。

 

結局、『やりたいこと』に向かったとしても『出来ること』にならない限り仕事にはなりません。

だから『出来ること』の中で進化し続けていった方が近道だということです。

いきなりやりたいことに鞍替えするのではなく、パワーアップしながらやりたいことに近づいていきましょう。

 

キャリアというのは『人生の道』です。

ぶつ切りで存在するものではなく、並行して走っているものでもありません。

絶対に一本しかない、自分だけの道です。

 

そして中年であれば、すでに経験によって「自分の強み」や「向き・不向き」が分かっているはず。

若いうちには絶対に出来ないキャリアの意思決定が、やっとできる時期なんです。

今までバラバラだったキャリアをまとめて整理整頓し、一本に統合していくようなものですね。

やっとここから、やりたいことに向けて、在りたい自分に向けて舵取りを出来るということです。

 

中年こそ“急がば回れ”

キャリアは道です。

一本に伸びた道の中での在り方が、やりたいことであり、なりたい姿。

焦るということは、この道を飛び越えて目的地にジャンプすることに似ている。

ジャンプしてしまった後を振り返ると、そこに道は存在しません。

 

焦ってやりたいことに手を伸ばしても、結局モノになるまでに地盤を固めないといけない。

本当にやりたいことがあるのなら、じっくりと現実を見ながら着実に歩みを進めていきましょう。

 

よく「地に足がつく」という表現をします。

これは自立した生活を指して言われることが多いですが、キャリアの観点で言うとそれだけでは一時的すぎます。

中年の強みは、地に足が付き、ここまで踏み固めてきた道にあります。

中年こそ“急がば回れ”!。

着実に一歩を踏み進めながら、方向修正だけをしていこう!

 

人生半ばの過渡期が来たら、『ジャンプしないで方向修正』を意識しましょう。

 

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宮内 利亮

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