いつも気分が上がったり下がったり…
常に最高のパフォーマンスを発揮したいのに、モチベーションに左右されちゃう…。
そんな悩みはありませんか?
そんな時は無理に気分を上げる努力をするよりも“最高だった時の自分”を再現してみましょう。
心ではなく体で!
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マインドがついてくるフィジカル
マインドはパフォーマンス維持に必須
仕事のパフォーマンスは、その時のマインドに左右されるものです。
でも、すごい人はいつも一定のパフォーマンスを維持しています。
モチベーションに左右されず、常に一定上の仕事ができたら最高ですよね!
では、そんな人たちはどんなことをやっているでしょう。
人によって違いますが、何かしらのルーティンを持っていたりしませんか?
- 頭を空っぽにしてコーヒータイム
- 毎朝の瞑想
- 適度な運動
- 寝る前のストレッチ
- 毎日の徹底した掃除
などなど。
こういったルーティンが明らかにマインドに影響し、一定のモチベーションを保てるようになっているんですね。
つまり、マインドをセットする技を持っている。
あなたの体のどこをどうすれば、いつもベストに近いマインドになれるでしょうか。
【マインド→フィジカル】を発見する
例えば「瞑想をするといつもベストなマインドでいられる」という人がいます。
言われた通りやっても上手くいかない人は大勢います。
これは、“どこかが違う”か“その人のポイントはそこじゃない”かどちらかですね。
自分のマインドを維持するポイントは一体どこだろう?
それを確かめるためには、“一番パフォーマンスを発揮していた頃”を思い出すことです。
その時の自分状態を注意深く細部まで思い出し、その状態を再現することができればマインドが後からついてくる。
すごい人達がやっているルーティンも、全く同じ原理です。
最高の状態の自分の“フィジカル面”を見つけること。
「そういえば、あの頃の自分はこんなんだったな」と思い出す。
思い出せたら、その時の自分の真似をしてみる。
「そんなことで気持ちが持ち上がるわけないじゃん」と思う人もいるかもしれません。
ところが、そんなことはないんです。
【フィジカル→マインド】も実現できる
気分が良い時・調子が乗っている時の自分は、何かが違うはずです。
それはマインドから来る体の変化かもしれない。
例えば。
朝起きて、とても天気がよく気分がいい。
窓を開けて、大きく伸びをして「んん~…はあー!」と言う。
最高の一日が始まりそうですね。
今度は逆に、朝起きて雨が降っている。
嫌なことを思い出し、朝から気分はどんより。
このままだとやる気が出ずに一日ダラダラしてしまいそう。
そんな時自分を奮い立たせるように、「よーし!やるか!」と言って伸びをして気合を入れたことなどはありませんか?
思考の電気信号を運ぶのは酸素。
酸素をうまく脳まで供給することで、思考はまとまり“成すべき行動”が明確になる。
結果、“不安”や“悩み”がなくなる。
「気持ちを切り替える」「気合いを入れる」
誰もが自然にやるようなこと。
とても理にかなった行為なんです。
これをもっと論理的に、過去の自分のデータに基づいてやってみるということですね。
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高パフォーマンス『あの頃の自分』
細部までイメージする
高パフォーマンスを発揮していた、『あの頃の自分』は見つかりましたか?
あの頃の自分が見つかったら、今度はもっと“具体的に”体の変化を発見していきます。
- 目線や目の開き方は?
- 首周りの筋肉の弛緩具合は?
- 肩の入り具合、胸の張り具合は?
- 呼吸の仕方、酸素の取り込み方は?
- 笑い方、表情は?
一生懸命あの頃の自分を思い出し、具体的に具体的に洗い出していきましょう。
何の狙いもつけずに探すのは大変なので、モチベーションに大きく関係のある脳の状態を左右するところから考えていきましょう。
酸素の取り込み方、血液の流れ方に関係する部位から確かめていく。
お勧めは、顔・首・肩・呼吸(腹式など)・腰のあたりですね。
身体には一本の背筋が通っています。
腰が曲がると首が曲がる。首が曲がると首筋の筋肉が硬直する。すると酸素が供給されない。
すごい人も、ほとんどのルーティンはここに影響するものだったりします。
まず、元気にテキパキ・サクサク動いていたあの頃の自分。
輝いている自分と言ったらあの時!
という自分をイメージする。
そしてその時の自分の体の具合を、よ~く思い出してみてください。
今より呼吸が深かったりしませんか?
今より眉毛が上がっていたり、
今より肩の力が抜けていたり、
今より胸を張っていたり、
今より歩幅が大きかったり、
今より首筋が伸びていたり、
今より大きな声で話していたりしませんか?
他者から見た自分を再現する
実はもっと分かりやすい考え方があります。
それは、『他者から見た自分』を再現することです。
あの頃の自分は、他者から見てどうだったでしょう?
誰かに聞いてみてもいいかもしれませんね。
「もっと目が輝いていたよ?」と言われたら、瞼の筋肉が弱くなっているかもしれません。
「あの頃は顔色良かったよね?」と言われたら、首の血流が滞っているかもしれません。
「なんか今は小さく見える」と言われたら、腰や背骨が曲がってきたかも。
他者から見た自分を再現しようとすることで、細部の自分を発見できる。
ここまで自分をコントロールできるようになったら、社会人の中でも上位に食い込んでくるぐらいの実力者です。
人間、ムリに振舞うのはつらいもの。
呼吸や血流など、“細部の自分”が悲鳴を上げてしまいます。
身体の不調はダイレクトにマインドに影響し、モチベーションを上下させ、パフォーマンスとなって現れる。
いつもベストなマインドに影響するフィジカルを見つけること。
そしてそのフィジカルを維持するために努力できる人は、常にいい仕事が出来る人に違いありません。