人事たるもの

キャリアアップしたい

【人事部・採用担当の心得】人の人生を、会社の命運を左右する仕事。

「人事やってみたい」「採用担当ってキラキラしてていいな」と思っているあなた。

いいですね!

せっかくなので人事とはいかなるものか、元人事部長がお教えしましょう!

勘違いしちゃいけないこと、必要な心構えがある。

自分を制御して、本物の人事を目指そう!

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元人事部長が物申す!

採用担当がキラキラしてる!?

人事がカッコいい!?

そこ、物申す!

 

その通りです!

 

採用担当はキラキラしてる

仕事がじゃなくて、人がです。

きっと楽しんで仕事をしているんでしょう。

それ以上に、目の前の人のために一生懸命になれるんでしょう。

 

人事はカッコいい

仕事じゃないです。人がです。

色々大変だから、そうならざるを得ないという・・・

 

輝いて見えるのは、仕事のせいじゃない。

その人が楽しんで仕事をしているから輝いている。

 

人事や採用の仕事はやりがいがある。

だけど多くの人が思っているような仕事ではない。

楽しむにはコツがいる!?

このギャップをお伝えしておきましょう!

 

採用担当の心得

私は社長の代理人

まず、採用担当は社長の代わりに採用業務をやっているということ。

ここ、勘違いしちゃいけないんですね。

 

自分が面接官だからと言って、人様を選べる立場になった訳じゃない。

偉くなったわけでもなんでもない。

 

本来人を採用するのは、全て社長の責任です。

採用するのは社長であり、面接官じゃない。

社長が忙しいから、ただの代わりです。

 

ただの代わりなんだけど・・・

社長の代わりである事に責任・自覚・誇りを持って働け!

名誉なことですよ。

 

社長は自分で応募者を見たい。

だけどそれを任せる。

応募者は採用担当を見て会社に来るわけですから、とても重要なポジションですね。

 

一切の私情を捨てる

だからこそ、採用担当はどうあるべきか?

 

採用担当は、一切の私情を捨てよ!

 

採用をしているのは、自分ではなく社長なんです。

それを肝に銘じておかなければならない。

自分の好き嫌いで人を採用して、責任がとれるわけがないですから。

 

社長は信頼して採用担当を任せてくれた。

ならば、自分は社長の頭の中を想像し、常に社長の基準で考えないといけない。

 

そこに居るのは採用担当の自分であって自分でない。

私情を捨てることができたら一人前の採用担当です。

 

データ(数字)を信じる

では、完全に社長の言いなり?なんかつまんない!

そう、それはそれでダメです。

 

社長は採用の現場を見ているわけではありませんから、何が起こっているのかを正しく報告しないといけない。

正しい判断をするには正しい情報が必要です。

 

採用担当は文系なイメージがありますね。

人と話すことが仕事だとかいうイメージもある。

だから軽視しがちなんです。数字を!

 

だけど、人という不確定要素のかたまりの仕事だからこそ、そこに明確な基準を生まないといけない。

数字を生み、数字を追うこと!

数字により社長を導け!

 

今“感覚”として存在するものは、全て数字に置き換えるぐらいの心持ちでいましょう。

「なんかいい」ってなんだよ!

「ちょっと少ない」ってなんだよ!

採用基準に関しても、応募数に対する選考・通過・入社などの割合にしても、全てを数字で表し誰でも判断可能なように提示する

 

人と接して満足する採用担当は、ほんの一部の仕事しかしていません。

数字と向き合える採用担当こそ、良い採用担当です。

 

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人事部の心得

ドライ&ホット

次に人事としての心得!

『ドライ&ホット』とは何でしょう?

 

まず、ドライになるのは自分に対して

自分に対してと言っても、一定の社員に肩入れしすぎないことも含まれています。

他人にドライになっているようで、本当にドライであるべきなのは自分に対してです。

 

人事たるもの、偏りのある目で社員を見て「評価エラー」を起こしてはならない。

どんな時も公平でないといけません。

 

ホットになるのは仲間に対して

いつも仕事に対して前向きな姿勢を見せるべきだし、社員が迷っているなら突っぱねないで話を聞く

一方的に自分の正義を押し付けるのも人事ではありません。

 

でも、仲間にホットになると言っても、仲間の感情にいいように流されてはいけません

社員同士のいざこざがあった時に、涙を流した人に味方するとか、そんなのもダメ。

 

人間味あふれる器量を示しながら、自分の感情は常に冷静に。

公平・公正であることです。

 

ワイド&ディープ

公平ですから、社員は全ての社員を見ないといけません。

すべての社員が見れないのなら、極力不公平感をなくすように“お気に入り”を作らないこと。

 

しかし、誰かが助けを求めていたら話は別!

「助けて!」と言われたら、とことん動く。

この姿勢は、必ず周囲の社員も見ています。

いざという時に動いてくれない人事を信じる社員はいません。

 

動きは『ワイド&ディープ』に。

全体を見ながら、助けを求める人がいれば全力で動く。

 

人が起こしうる危機を回避せよ

会社全体をしっかりと見るのは何のためか?

それは、『人を要因として起こりうる危機を回避するため』です。

 

人事は、人周りの環境の安全点検を常にしないといけない。

起きてから対処するのは、最低限。

本当の人事の仕事は、問題の起こらない組織・仕事に集中できる組織を作ることです。

 

では営業面は見なくていいのかというと、そうでもない。

営業成績が悪い原因はやはり人になるからです。

だから営業部の教育の仕方と言えど、「マズイ」と思ったら口を出すこと。

 

人事として誇りを持って仕事をするなら、

未来の問題の根を摘み続けろ!

 

一番の社長の理解者

人事は、社長の一番の理解者であった方がいい。

だけど、媚びる必要もないし、社長にとって気持ちのいい部下を演じる必要もありません。

 

社長の事を一番知っている人。

社長が求めるものを一番理解している人になれ。

 

理解しているから言うことを聞くわけではありません。

理解しているからこそ、道を踏み外しそうな時や望まぬ方向に行きそうな時はしっかりブレーキになれることです。

 

時には意見がぶつある事もあるでしょう。

それでも自分自身が、冷静で将来を見据えている時の社長であってください。

ケンカしていても、想いは同じです。

 

人の振り見ずとも我が振り直せ

最後に、一番大変な事かもしれません。

人事たるもの、人の振り見ずとも我が振り直せ!

 

誰が何と言おうと、正しくあり続けること。

身だしなみや挨拶一つとってもそうです。

周りのすべての人がちゃんとやっていなくても、自分だけはちゃんとやってください。

 

決まったルールは決まっている以上、絶対に貫いてください

貫けないなら、ルールを変えてください

社員の模範であり続けることが責務だと思え!

 

人事は、社員に信用されないと機能しません。

普通以上に何でもこなせた方がいいし、人間的に何か人に責められるようなことがあると部下は言うことを聞きません。

 

人事は『力技』です。

有無を言わさないぐらい、自分が会社の模範となる姿を体現する。

 

人事は孤独な闘いです。

実力のない人事は大きな機能を果たせません。

 

人事は、最後の砦です。

「一人になったとしても、自分だけはやるんだ」

そういう気持ちを固めたら、あなたは一流の人事です。

 

大変だけどものすごくやりがいがある仕事ですね。

そして、人事は自分自身を一番成長させてくれますよ。

 

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宮内 利亮

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