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【30代の転職準備】積み上げる『3つの経験』で安全な40代を

2019年11月20日

30代の転職で失敗する原因は『経験不足』

失敗しない転職のために積み上げるべき『3つの経験』を、元人事部長が解説します。

 

さらに30代の転職未経験は40代の予期せぬ退職で危機を迎える。

思考停止せず「いつでも準備OK」な状態を。

 

この記事は

  • 30代で『経験不足』だとどうなるか
  • 30代で積み上げるべき『3つの経験』
  • 30代に思考停止すると40代でどうなるか

30代の転職失敗は『経験不足』が原因

他社に行くと20代と変わらない

会社に留まっていれば「先輩」だったけど、転職しようとしたら『ポータブルスキル』がない。

他社に行った途端、何も持っているものがなくなっちゃう。

簡単な話です。

20代と変わらないなら、20代を採ります。

では何で20代と差別化されるのか。

企業が30代を採用する理由。

それは『経験の差』です。

 

“井の中の蛙”状態

『経験』を積むことを怠る。

または、会社に言われるがままやってきて“気が付いたら”ずっと同じことの繰り返しだった。

そうすると、“井の中の蛙”状態になってしまいます。

社内では仕事ができるから「先輩面」を“させられてしまう”んですよね。

おだてられると、自分の社会的位置を見失う。

 

「さすが30代」と言われる必要がある

経験が命です。

経験だけは若い人には絶対に負けないはずですからね。

 

20代にはできないこと。経験を積んだことに価値がある。

そんなものを探していきましょう。

ポイント

では、「さすが30代!」と思ってもらえる経験とは何のことか?

次から3つ挙げていきます。

 

①【専門性】精通している分野がある

「任せてくださいよ」

転職先で「その分野なら任せてくださいよ!」と言えるものがあれば頼もしい!

20代でここまで行くのは、なかなか大変ですよね。

基準として、転職先でその分野を新規開拓できる程度が理想です。

会社が求めている人材にスッポリはまります。

転職エージェントにその分野で人を探している会社を見つけてもらいましょう。

 

『スキル』の注意点

ただし、ここで僕が『スキル』と言っていないことには訳があります。

注意

『スキル』は次から次に習得できるイメージがある。

しかし経験値積み上げたもの

『スキル』は当然大事ですが、それは20代でも同じこと。

しかし、積み上げたものは真似ができない。

上記の「任せてくださいよ!」の中には、スキル以上の力がたくさん含まれます。

自信や人脈、プロセスや職業の理解度。

スキルのひとつ上の領域で経験を積んでいきましょう。

 

生き残る仕事でないとダメ

ここがものすごく重要です。

将来なくなる仕事の専門性は伸ばしても厳しい。

仕事がどんどんなくなる分野で専門性を伸ばしても、活躍の場は減る一方です。

将来を見据えた方向性を決める必要があります。

とはいえ、世の中の変化は本当に激しい

どの分野が伸びるか、全員が分かったら苦労はしないですね。

メモ

リサーチするときは「中立的な立場」から情報収集してください。

社内では自社の分野に偏った判断をします。

偏りのない情報源として、近しい友人や転職エージェントから情報収集しましょう。

 

そこで、②と③は時代が変わってもなくなりづらいものを挙げています。

 

ポイント

専門性の分野は、将来も伸びる可能性のある領域で経験を積みましょう。

 

②【フレームワーク】プロセスの体系化

情報の回し方

まず、『情報活用能力』というものがあります。

『情報活用能力』

情報収集・探索能力・職業理解能力

様々な情報の集め方、調べ方を知っている。また、情報源も多様に持っている。

深い職業への理解度がある。

 

さらに、社内においてこれを回す力です。

社内を俯瞰して見る。

・どこで情報が発生し、どこに回すべきか。

・頻度はどのぐらいであるべきか。

・どう仕組みをつくるか。

・どのような結果につなげるべきか。

・目標設定が誰でもできる。

・行動設定が誰でもできる。

これは会社によってかなり特徴があります。

前職での活用方法を転職先に持っていけば、転職先はレベルアップします。

情報の回し方は会社の独自能力。それを自分の独自能力に変える。

 

仕事の改善・改革

改善経験・改革経験は積めば積むほど自分の力になっていきます。

仕事の改善

今のやり方を少しでも良くするために何かを【付け足す・削る・変える】こと。

それをやり『続ける』こと。終わりはない。

普通は、一度やって終わりなのが改善だと思っています。

しかし、本当の改善は終わりがあるべきではない

ずっと定点観測し続ける。少しづつ伸ばし続ける。

 

仕事の改革

やり方を根本的に見直す

目的の変更すら視野に入れられる広い視野が必要。

この判断をするには、多くのことを幅広く見てきた経験が必要です。

目的からズレたやり方を発見、修正する。

 

改革はなんとなくすごそうだけど、改善はインパクトが小さいかもしれないですね。

でも「本当の改善」をしようとしたら、ものすごい経験値になりますよ。

ポイント

改善に改善を重ねた先には“誰も想像しなかった”結論があることがあります。

そして大概の場合、それを他社が真似をしようと思ってもうまくいかないんです。

それは自分の“成果”として形にも残る。

 

改善のコツ

①振り返り日を決める(スパンが短いほどいい)

②評価尺度を決める(どうなったら何点)

③振り返りを繰り返す

・何点だった?

・良かった点は?

・悪かった点は?

・点数を上げるためにどうする?

 

問題解決の設計

経験してきた問題の数は、20代には負けないはずです。

自分自身の失敗だったかもしれないし、会社で起きた問題かもしれない。

これを他社で起きないようにすること。

または起きても被害を最小限に食い止める方法を知っていることです。

問題というものは、起きてから始めて原因に気づくことが多いですよね。

「あれがいけなかったのかな」

「もっとこうすれば、もっといい解決になったんじゃないか」

とか

その痛い経験そのものが自分自身の価値です。

他社でまだ起きていない問題を軽くすることができる。

 

③【社会性】組織内でのあり方

人間関係の問題を抑制できる力

組織の中で全員が力を発揮するには、個人の力が高いだけではダメ。

退職の一番の原因となる『人間関係』働きかけが出来る人が必要です。

社会では社会特有の人間関係があります。

学生生活だけでは学べない問題がたくさん起きる。

これを経験により知っていることで、「そういうのは問題になる」と気づくことができる。

部署間のいがみ合いをなくすには、仕事の透明性が必要だ。とか。

偏った関係を作らないために、こういった懇親会を設けた方がいい。とか。

まずはマイナス領域から抜け出す方法を知っていること。

 

自己理解・他者理解

次に大切なのは、個性を知ること。

これも30代ぐらいまで経験がないと、なかなか難しい。

若いうちは「これはこれが正解だ」と一括りにしたくなる。

正しい。間違い。とはっきりした白黒を求める。

しかし経験を積んでいくと、『時と場合』をたくさん学んでいきます。

『柔らかくなる』『丸くなる』といった類のものです。

まず、自分自身について本当に反省した経験などがあると、自己理解が深まる。

否定するばかりでなく“受け入れる”大切さを知ることで、ようやく他者理解ができるようになる。

自分と他人を知り「人は違う」と受け入れることで、より広い集団の生産性を上げられる。

 

集団の力を発揮させる

「ベクトルを合わせる」ともよく言われます。

組織でいる強みは、一人でできないことを成すところにあります。

そのために活躍するには、相応の経験が必要です。

集団の力を発揮するには

マイナス領域から脱し、一人ひとりを理解し、全員にとって価値のある目標設定が必要になる。

若いうちは勘違いしがちです。

「部活でやってきたからできる」と思っていたら、ほとんどの場合最初に失敗を経験する。

集団の力を発揮できる人は、どんな会社にいても通用する。

 

ポイント

失敗を繰り返し、悩みぬいて、経験を重ねてきたからこその社会性を30代の強みにする。

 

30代の転職は、40代の予期しない転職に備える

40代まで『3つの経験』をひとつも積まずに過ごしてしまうのは非常に危険

「あと20年だから」と会社に留まる人を、会社は本当に居させるべきか?

あと20年、会社は本当に成長し続けるか?

20年後、会社は残っているか?

経験がない人は“荷物”になってしまう。

これは転職を経験すれば分かることなんです。

転職を考えないと、気が付かないまま年を重ねてしまう。

 

ポイント

30代のうちから「いつでも転職できる自分」を作っておくこと。

会社の中の自分だけ見ていてはいけません。

社会の中での自分の位置を見失わないようにしましょう。

 

転職エージェントなども、30代に向けたものをおすすめします。

こちらでは年代別におすすめのエージェントをまとめています。

まとめ一覧
【転職支援サービス・サイト・エージェント】まとめ一覧

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30代の方であれば、僕が使っている『ビズリーチ』あたりは押さえておきたいですね。

ビズリーチ公式サイト

 

 

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宮内 利亮

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